マスク着用が個人の判断に委ねられ、タイと日本の違いは？

　13日以前は、屋外で人と距離が保てる場合などを除き、屋内では常にマスクの着用が必要と

してきましたが、昨日から日本でもマスク着用が個人の判断に委ねられることになりました。

 

委ねられても日本では、しばらくはマスクを外す人は少ないでしょうネ。　デパートや

コンビニなど接客業のほとんどが「政府の考えに合わせて着用を任意とする」という基本

　

姿勢を保ちつつ、お客や利用者に安心感を持たせるためにも、スタッフには引き続き着用を

義務付けている企業が多いですからネ。　この三年間でマスク美人が定着してしまった今の

日本のシチュエーションでは、誰かがマスクをしていれば、特に女性は外さないでしょうネ。

 

日本航空や全日空の国内便も、機内や空港内でのマスク着用を個人の判断に委ねる方針に

切り替えたようですが、昨日の成田・羽田空港では、航空会社や空港会社の従業員はマスク

 

着用を継続しています。　乗客でも着用しない人が 圧倒的に少なかったようですヨ。でも

これからは、機内で着用する、しないで、出発遅延に繋がるトラブルは無くなるでしょう。

　

欧米と違い、アジアではマスクの着用率は高く、特にタイ国では外国人観光客が解禁されても

日本に次いでマスクの着用率は高いんじゃないですかネ。　地下鉄や高架鉄道・バス内での

 

マスク着用率は、非常に高いです。　公共交通機関の着用率の高さは、日本に近いかも ・・・

まぁ～ バンコク都では、排気ガスなどの問題もあり、以前から マスクの必要性はありました。

　

マスクをしている欧米人はバンコク在住で、していない欧米人は旅行者であろうと推測される

くらい、バンコク在住の外国人は、日本在住の外国人同様、現地に合わせている感があります。

ただ、パタヤ 或いはプーケットなど観光リゾートでのマスク着用率は かなり低いようです。

 

基本的にタイ国では「互いの考え方を尊重している」という意識を持っているかは、別として

「人に強要しない」という文化があるように思います。コロナ禍でも、公園やデパートなどを

公共な場所を除いて、マスクの着脱は個々の判断に委ねられていたように感じますネ。

　

日本のマスク事情を考えると、周囲の視線が気になる、着用しないと約束事を守れない

人間と思われるのではないか、というようなモラル的な観点が大きかったんでしょうネ。

 

そんな文化が、ほぼ全員が365日、どこでもマスクを着用する習慣になったのかも。　今後は

個々の判断に委ねられるという、日タイで同じ立場になり、どう変わっていくでしょうネ。