大器晩成のゴルファーとは、今回「日本プロゴルフシニア選手権大会 = 住友商事
サミットカップ」で優勝した、中山正芳プロ 52歳のような選手を言うのでしょうネ。
プロ転向から苦節29年、レギュラーでも優勝はなく、ようやく手にした遅咲きの
初タイトルが、シニアのメジャー戦でした。 本人もさぞかし、ビックリでしょう。
<山中正芳プロ>
出場した選手の中には、深堀圭一郎(4位タイ)・藤田寛之(14位タイ)・伊澤利光(14位タイ)・
谷口徹プロ(26位タイ)ら50代前半のレギュラーでならした百戦錬磨の猛者たちがいました。
強者ぞろいの中での勝利でしたからネ。 スタープレーヤーたちも意外でしたでしょう。
優勝を決めて、真っ先にグリーンに駆け寄ってきたのは寺西明プロ 54歳(11位タイ)でした。
三年ほど前から高橋勝成プロ(70歳)の下で練習を積み、二人は高橋プロから様々な助言を
受けてきた門下生だそう。その寺西プロも9月の「日本シニアオープン」でメジャー戦を
初めて勝ち、いわゆる「同門」での公式戦二連勝でした。こういうこともあるんですねぇ~
<優勝を祝っての水かけ>
二人には失礼ですが、これもコロナ禍での結果かも知れません。ゴルフに「たら れば」は
いけません。が、今年はコロナの影響で4年連続賞金王勢のプラヤド・マークセン、タワン・
ウィラチャン選手が来日できず、全てではありませんが、このことも大きかったのでしょう。
シニアだけではありません。今年は国内男女とも強豪の外国勢が、殆ど出場できていませんから、
もちろん優勝は嬉しいでしょうが、日本の選手たちも何か物足りないのではないでしょうかネ。
<マークセン、ウィラチャン選手(左)>
明日15日に開幕する国内男子のメジャー大会「日本オープンゴルフ選手権」にも、プロ102人、
アマチュア18人の計120人が、ゴルファー日本一をかけて戦います。 が、昨年覇者のチャン・
キム選手ら外国勢は、日本ゴルフツアーメンバーでありながら新型コロナウイルの影響で、
来日がままならず、したくとも出場することができません。不公平な事態になっています。
シード選手の47%を外国勢が占める男子ツアーですから、なおのこと そう考えられますネ。
日本政府は9月30日に、国際的な人の往来再開に向けた段階的措置において、仕事や
留学などで在留資格を持つ人に限って 入国できる枠を広げました。 この中にはプロ
ゴルフの競技者も含まれます。が、日本の入国制限が緩和されても、二週間の自主
隔離が大きな壁になって 外国人選手の復帰とは、なかなか いかないようですネ。
開幕前に あれよあれよ、という間にやって来たコロナ禍ですから、再在留資格を
取りそこなっているプロもいるよう。平常になった真の戦いを速く観たいものです。
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