タイ人選手、ガンバレ！

タイ人、テニス・プレイヤーの“パラドン・スリチャパン”は世界的に知られているんですってネ。
ワタクシ知りませんでした・・　今や国民的ヒーローでアジア・ナンバーワンのプレーヤーだそうです。

松井秀喜のライバルであるニューヨーク・ヤンキースのジョニー・デーモン、ご存知タイガー・ウッズ、共に
お母さんはタイ人です。タイ人に「流れる血」は、結構　運動神経センスは優れたモノがあるやも知れません・・・

タイのスポーツというと、国民的スポーツの「ムエタイ」はもちろん、数多くのチャンピオンを送り出している
「ボクシング」もそうですが、個人競技のほうが向いているのかも知れません。観戦スポーツではタイ人に最も人気があり、
伝統もあるサッカーに、組織プレー、チームワークプレーが取り入れられたら、もっと強いチームが出来上がり、
ワールドカップ出場も夢ではないと、言われるくらいに個々にはいい選手が居るようです。

タイでは、英国のプレミアリーグを初めとする欧州プロサッカーの人気は絶大で、車の運転席などにお気に入りの
チーム・ステッカーを張ってあるのをよく見かけますし、シーズン中は毎週末、多くのファンがバーやレストランに集まり、
飲みながら大型スクリーンでの実況中継（タイ語・英語）を楽しむ光景も眼にします、何年か前にスーパースター、
ベッカムとともにレアル・マドリードがタイ国を訪れた時は、熱狂的な歓迎でもてなしたと聞きます。が・・・

タイ・サッカーの代表選手でもあるスラユット・チャイカムディー選手（26歳）らの月給が7万バーツ（約24万円）と聞きます。
7万バーツでも高い金額なのでしょうが、タイではトップクラスの選手でもこの程度ですから、高給を求めて
シンガポールリーグやベトナムリーグに活躍の場を求める選手が多いのも理解できます。

人気のあるスポーツのわりには少ないような気がします。国の物価やスポンサーの問題もありますが、プラウド・マークセンを
はじめとしたタイ人プロゴルフファーが日本でプレイするのもよ～く理解できます。なんせ昨年、マークセンが稼いだ
金額は日本円で5千万円以上ですからね。バーツにして約1500万バーツですものネ。タイでは大変な金額になります。

しかし　ここへ来て朗報も飛び交っています。ワールドカップ・アジア第三次予選では、2月に日本に負けはしましたが、
もし最終予選に勝ち残り、初のワールドカップ進出を果たしたら、様々な団体、個人からサッカー協会に報奨金の提供が
申し込まれているようです。

今回の予選でも各選手へ一戦に勝つたび毎に200万バーツ（約680万円）のボーナスが贈られ、更にワールドカップに
出場を果たしたら、サッカー協会が一億円の報奨金を手にすることが出来ると聞きますので、このように大きな大会がある毎に
得られるお金もアップしているようです・・・

ニューヨーク・ヤンキースのジョニー・デーモン、今や世界のゴルフファー、タイガー・ウッズ、日本のマークセンらを
夢見て、日本人に負けない運動神経を持っていると思われるタイ人の若者に、もっと頑張って欲しいと、多いに期待しています。



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