タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイでは弱者を助けることは日常茶飯事です!

2020年01月04日 | タイと日本の違い!
 
 タイでは地下鉄などで、若いタイ人が さり気なくお年寄りや弱者に席を譲る光景をよく見かけます。

逆に日本では車掌が、“お年寄りや妊娠なさっている方、小さなお子さん連れの方がいらしたら
どうぞ座席のお譲りにご協力下さい!” と、呼びかけをしても知らんぷりの光景を見かけます。
一駅 通過するごとに、こんなお願いをしているのは、日本だけでしょうねえ~ (苦笑)。

 

過日 日本でこんな光景を目にしました。 優先席に若い二人の女性が、お喋りしながら座っていました。
高齢の人がいても席を譲りません。足腰の弱そうな人が前に立っているのに … “日本も世の末か”
な~んて、思ったりしました。こんな光景を見ると駅を通過ごとに、車掌がお願いするのも頷けます。

この違いは、タンブン(タイ語でお布施をする・徳を積むという意味)というタイの文化の差かな。 
タンブンを行ない誰かの為に役に立てば、最終的には幸せが自分に返ってくる、自分が出来る
範囲でみんなを幸せにする、タンブンすればするだけ、自分も幸せが増えるという考え方です。

 

信仰心が深いタイの人たちは、生活の至る所で タンブンを通じて仏教心を磨いている人が
多いように感じますネ。タンブンには、様々な仕方があるようです。主なものとして ・・・

* お坊さんに食物や生活用品を差し上げる(朝の托鉢も然り)。
* 貧しい人にお金や食物を恵む。
* 社会貢献や寄付など、見返りを求めない良い行ない行いをする。
 
 

* 鳥や魚など籠に入った生き物を逃がして自由にしてあげる。
* 先祖や亡くなった人を供養する。
* お寺に行きお坊さんの説法を聞いて心を清らかにする。
* 仏教の戒律を守る。 ・・・・・ 

 
 <近年はタイも優先席が設けられるようになりました>

このタンブンから「弱者を助ける的な行動」が、タイの人たちに目立つんでしょう。
最近はタイの乗り物に優先席が設けられるようになりましたが、無くても お年寄りに
席を譲る、なんて 誰でも当たり前の行為なんですネ。

昨年末に そんなタイ人の「タンブン心」を踏みにじった逮捕劇を耳にしました。バンコク
市内で物乞いをしていた中国人4人が宿泊先のホテルで逮捕された事件です。4人は76歳を
筆頭に60歳を過ぎた高齢者で、タイへは乞食ツアーに来ていたというから驚きです。

 
 <逮捕された主犯格の犯人> 

その手口は、観光ビザでタイに入国し、バンコクの繁華街で乞食をして金銭を稼いでいた
そうです。勿論 タイ語は話せません。耳が不自由である振りをし、また “妻が白血病の為

治療に多額の費用が必要です。お恵みを願います” とタイ語で書かれたボードを掲げて
金銭の恵みを乞うていました。 すいません、長くなりますので明日に続きます ・・・  



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