タイ国の玄関口であるスワンナプーム国際空港に、今月から新型コロナウイルスの
PCR検査用のラボ(ラボラトリー = laboratory.研究・分析室) が設置されました。
このラボのPCR検査では90分以内に結果が分り、精度は95%ということです。まず一日
あたり200人まで検査が可能ですが、最大1,000人まで検査が出来るようにするようです。

<スワンナプーム空港のラボ>
外国人の入国を受け入れる準備が進められていますが、今月に入り一部のビジネス目的や
就労ビザを持っている外国人の入国受け入れを始めました。一部を除き隔離措置を取らずに
入国する全ての外国人に、空港でのPCR検査を義務付けました。PCR検査の費用は入国者の
負担で3,000バーツ(約1万円)になります。確か、日本の民間医療で3万~5万円でしたネ。

<ラボ室内>
それにしても日タイでは対象的ですネ。日本では昨日など、新規感染者が200人を超え
“パンデミックの第二波が来たのでは” と言われていますが「緊急事態宣言」は出さず、
タイでは43日間連続で国内感染者を出していないのに、まだ「非常事態宣言」下にあります。
しかしながらタイは、生活もほぼ以前と同様に日常が戻ってきています。だからこそ、もう
そろそろ「緊急事態宣言」を解除して「With コロナ」が当たり前にする新生活様式の意識を

<ゴルフもwithコロナでプレー>
導く必要があるでしょうに。 この非常事態が続くと、“新型コロナ封じ込めに成功した”
と 自慢していても、それと引き換えに「経済損失」という大敵がやって来ていますからネ。
緊急事態宣言令、夜間外出禁止令、全国的に課されたあらゆる分野の営業規制は、すでに
昨年から悪かった個人消費を初めとした経済悪化に追い打ちをした格好ですからネ。
バンコクポストも 今後のタイ経済は、アジアで最悪になるだろうと推測しています。

<首相はもっと 大物経済人に協力を仰がなければ>
国内総生産は今年8.1%縮小すると予測されており、これはアジア全体の主要経済の公式
予測よりも悪く、20年前のアジア金融危機以上の、タイ史上最大のGDP低下になると推定
しています。何といってもGDPの大きな経済比率を持つ観光業と輸出セクターが最悪です。
もともとプラユニット政権にとって、経済は弱点の一つと言われ続けてきました。新型コロナで
見せている強いリーダーシップを持って、今後はタイ経済の立て直しに本格的にメスを入れて
いかなければ、タイ国はアジアからおいて行かれます。もう方向転換しないといけませんネ。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



タイへの年間観光客数は4000万人、スワンナプーム国際空港だけでも、1日当たり5万人程度の処理能力がないと、外国人旅行者の受け入れは難しい。
トルコのイスタンブール国際空港のPCR検査センターは1日の処理能力が4万人とか?
●タイ経済はどうなりますか?コロナ撲滅の優等生でも、経済では劣等生ではバランスが悪い。
http://agora-web.jp/archives/2046722.html
管理人さんは書いていませんでしたが、今回の設置はあくまで今月のためのラボですよ。