国内女子ツアーは3月4日から行なわれる「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開けます。
コロナの影響で昨季の試合数が削減されたことから、20年と21年の今年は試合が統合される
ことになりました。昨年は6月の「アース・モンダミン」までツアー開催が無かったことを
考えると、選手たちも今か今かと「ダイキンオーキッドレディス」が待ち遠しいでしょうネ。
20年は絶不調だったタイのS.ランクン選手も、その一人です。 なにしろ昨季は、11試合に
出場し10試合で予選落ちし、1試合は体調不良で棄権でした。結果「獲得賞金はゼロ」です。
<彼女もまだ21歳、これからこれから>
振り返れば、18年末に行なわれたQTで32位となり、19年から日本ツアーに本格参戦しました。
同年3月の開幕戦から試合に出場し続け、7月の「ニッポンハムレディスクラシック」では
初優勝を果たしました。最終的には約3,914万円をゲット、賞金ランクは31位に入っています。
日本ツアー参戦一年目のシーズンは、初優勝も果たし初の賞金シード獲得と最高のスタートを
切りました。ルンルン気分の一年だったようですが、20年は天国から地獄への始まりでした。
<キャディさんのお父さんと>
しかし その地獄は、19年7月に初優勝を飾った後の夏場過ぎから始まっていたようです。
普通、タイは常夏の国ですからタイ人は日本の夏場でも強いと思われがちです。ところが、
日本の真夏はタイの暑さの中の涼しさがありません。そう、湿度も全然違います。日タイの
真夏を知っている人は解かるでしょう。慣れている人でも参るのに、初の日本の真夏でした。
ランクン選手は8月に入り乾いた日本の暑さで夏バテに陥り、食欲も落ち 水分しか摂れず、
体重も10キロほど落ちてしまったそうです。コンディションを保てなくなり、飛距離も落ち
そこからスイングが崩れていき、それを調整できないまま昨年の不振を招いたといいます。
体重とともに筋力も落ち、それがスイングの崩れに繋がって行ってしまったといいます。確かに
19年優勝後の戦績を振り返ると、15試合中予選落ち6試合、棄権1試合、最高位は涼しさが漂う
北海道小樽市で開催された「ニトリレディス」の13位タイで、後は下位に低迷していましたネ。
<髪もショートカットで気分一新>
それを昨年のシーズン後半から食事の改善トレーニングで体重を戻すことができ、また筋量も
増量させ、同時にスイングの調整を重ね、今では体重もベストに近い状態まで戻ったようです。
スイングも8割以上の仕上がりとか。 真夏も経験しましたし、今年はやってくれるでしょう。
今年の目標は、“開幕から二カ月は予選落ちしないようにし、自信を取り戻し 最終的には
賞金ランク40位以内に入ること” だそうです。 そうなるよう、是非 応援したいですねぇ~
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