タイで嫌われてしまうのは？

タイ政府観光局の情報では、2006年度の国別訪問者数は、マレーシア（159万人）に次いで、
日本（131.2万人）が第二位でした。タイとマレーシアの陸続きでの出入りも多く、実質的には、
真の観光客数としては日本人がトップとなるのでしょうネ。さて第三位の国はどこでしょう。　
そう！韓国の109.3万人です。

四位が中国の94.9万人、五位がアメリカの92.3万人と続きます。しかし 香港が37.6万人です
から中国全土からとなると132.7万人となり、日本を越えています。韓国、中国はそれぞれ毎年
三十数％伸びているようですから、どこへ行っても韓国人、中国人が目立つのは当たり前ですね。

特に、最近のゴルフ場で見かける韓国人プレイヤーの数も随分と多くなりました。と、同時に
キャディにあまり好かれていないのが現状のようです。時々どうしてか考えますに、また
キャディにも聞いたことがありますが、大きな声で怒鳴りつける、自分の失敗などをキャディの
せいにする、極めつきはタイ人を下に視てばか者扱いする、ことでしょうか。

タイの人達が一番嫌がることの一つに人前で、怒鳴られる、なじられることがあげられます。
まぁ～　これは韓国の人じゃなくとも、日本人でも誰でも嫌われます。根っからの関西系の方、
ゴル達の方々も気をつけましょう！

韓国と言えば、こんな事情に関係なく、政府間の取り決めにより二年前から12,000人のタイ人
労働者を受入れており、契約が切れる今年からは二年間の延長で20,000人を送り込む予定で、
タイはこの出稼ぎによる仕送りで30億バーツが入り、貴重な外貨獲得になるそうです。
だからなんでしょうネ。

日本人はタイへビザ無しで入国すると一ヶ月の滞在許可ですが、韓国人は三ヶ月の滞在が
許されます。この違いはこんな背景があったのですネ。現行　日本へ入国するタイ人の規制
って、結構厳しいものがありますから、お互いの国の規制によるところが大きいのでしょう。

韓国の人は、母国でタイ人をたくさん受入れている、タイへの観光客も多いと、ちょっと調子に
乗ってしまったのでしょうか？タイでの韓国人のガイドを認めるよう訴えているそうですが、
これは出来ません。
ガイドという職業は、外国人の労働が禁止されている39種類の職業の一つですからね。

でも　日本もタイも、日タイ修好120年になることですし、もう少し相互間の規制に優柔が
あってもいいような気がします。


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