前回は いつラウンドしましたか、バンコク市内のど真ん中にあるザ・ロイヤル バンコク スポーツ
クラブでプレーしてきました。 あの競馬場 (BTS ラジャダムリ駅の真下) の中にあるコースです。
ここ (RBSC) は、メンバーと同伴でなければラウンドできず、今回は、やはり同伴が必要なアヨタヤ
リンクスに連れていって貰ったTYさんの奥様がRBSCのメンバーであり、同様 TYさんに同行して
頂きました。 シニアプロを 目指すTMさんも一緒で、TMさんがRBSCでプレーするのは 初めてです。

<120年の歴史あるクラブで、ここは王室の土地です…>
タイのゴルフ場では、メンバーが同伴でなければラウンドできないコースと言えば、このRBSC・アヨタヤ
リンクス・ラチャブルック クラブ・ロイヤル ジェムズ シティの四つですネ。 個人的には 2月初めに
ロイヤル ジェムズ シティでラウンドすることになっていますので、プレーしていないゴルフ場と言えば
ラチャブルック クラブだけとなりました、ロイヤル ジェムズ シティについては 追って報告しますネ。

<ラウンドしていないのはラチャブルックだけに…>
さて、今回のRBSCのラウンドで 一つ 大きな変化を 感じました。 それは、ここでプレーすると
大都会のビルに囲まれてプレーすることになるのですが、周りを 見上げると なんと 建築中のビルが
実に多いんですネ。 TMさんが言っていました。 「日本では ビルの上にクレーン車が乗っていると
解体作業中だけど、バンコクでは 新しい建築中のビルばかりだなぁ~」 と … 確かにそうですねぇ~

<アチコチと建築中のビルが目立ちました…>
大都会のど真ん中からバンコクのビル街を 見上げてみると、改めてタイランドの勢いを 垣間見る
気がしますねぇ~ これらの勢いも 今の日本とタイの大きな違いの一つでしょうかネ。
コースは 競馬場を 目一杯使っており、18ホール (アウト35・イン31の66) が交差する 4,992ヤードの
ゴルフ場です。 パー5 が2ホール、パー4 が8ホール、パー3 が8ホールの18ホールですネ。

<ビルにいる人達から見られているような気もします…>
他の組と交差した場合は、プレーしているホール数が少ない方が先に打つというルールがあり、この日
各ホールで 各プレーヤーは 当たり前のように何の躊躇もなく、暗黙の了解の上 プレーしていました。
景観は違いますが、日本で言えば 河川敷でラウンドしているようなイメージでしょうかネ。
パー5 にしていい 「パー4」 も、パー4 にしてもいい 「パー3」 もありましたが、そこは 「1905年に
造成された当時と変わりない」 と 言われています、誰も何も言わないのでしょう、いえ言えないのかな。
そこで ちょっと 歴史を 振り返ってみたいのですが、長くなりますので明日に続きます。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



タイ経済は好景気で通貨も株価も高くなっていますが、マーケットではネガティブな報道も出始めています。
下記の記事では、現在の好景気は、政府の補助金や家計の借金増加に支えられているようです。(バブル?)
経済成長には労働人口の増加が不可欠ですが、タイでは「人口ボーナス期」が終わって、「人口オーナス期」に入りつつあります。高齢化社会の到来が目前に来ています。
日本では1990年に「人口ボーナス期」が終わって「人口オーナス期」に入り、現在は増大する社会保障費に対し税収が減少し、巨額の国家債務に苦しんでいます。
東南アジア経済は総じて好調ですが、最近の話題はもっぱら、今後、人口ボーナス期の果実が見込まれる「VIP」諸国(ベトナム、インドネシア、フィリピン)に集中し、タイは蚊帳の外になっています。
◆タイの経済成長は持続不可能、山積するリスク (ロイター記事 1月17日付け)
タイが再び好景気を迎えているが、成長復活の土台はなお弱い。
政策と政治情勢がより強固にならない限り、タイ経済の勢いは持続が難しいかもしれない。
5%前後ということしの国内総生産(GDP)成長率見通しは潜在成長率に近いが、
成長の質には疑問が宿る。初回自動車購入者向けの補助金によって昨年は自動車ローンが急増した。
無担保の個人向け貸し出しは30%も増え、タイ銀行(中央銀行)は最近、家計債務の増大に警鐘を鳴らした。
一方、農家の所得は国家の補助によって押し上げられている。
政府は2年連続で市場価格を上回る価格で農家からコメを買い取っており、
そのための歳出は推計でGDP比1%に上る。歳出の優先順位は偏っている。
2011年のような大洪水の再発を防ぐための120億ドルの治水システム建設は年内に着工しそうにない。
タイ銀行(中央銀行)のプラサーン総裁は、同行は消費刺激策の「大いなる賛同者」ではないと表明。
タイが富裕国となるには一人当たり年間所得を最低1万ドルに倍増する必要があるが、そこまでの道のりは厳しいことも懸念している。
中間所得層の拡大には罠が待ち受けている。低コスト労働者が不足しそうだからだ。タイの労働者の約10%はミャンマーからの移民だ。
TISCOセキュリティーズのエコノミスト、カンポン・アディレクソンバット氏によると、彼らの母国で雇用機会が増えれば
タイ企業のコストは上昇しかねない。
最低賃金の23%引き上げと北部および北東部農村地帯の干ばつにより、
ことしのインフレ率は中銀推計の2.8%を上回る可能性がある。
しかし投資家にとって最大のリスクは政治だ。
インラック首相は政権に就いて17カ月、兄であるタクシン元首相の恩赦令を強行することを避けている。
元首相は2006年の軍クーデターで追放され、ドバイに亡命中だ。しかし首相が戦術を誤って「赤シャツ」
の親タクシン派と「黄シャツ」の反タクシン派の衝突を引き起こすリスクは常にある。
タイの政局がもっと安定しない限り、政府は競争力強化と、国民の生活水準を引き上げるためのあらゆる施策にほとんど関心を払わないだろう。
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYE90G03R20130117
学習の幅と視野を広めさせて頂いております。
今後も忌憚のないご意見をお願い致します。