人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



ウォーレン・バフェットがビル・ゲイツの財団に寄付をしたことの意味は大きいと思う。ウォーレン・バフェットは天才だと思う。 皆さんも、なぜバフェットはビル・ゲイツの財団に寄付をしたのか?と一瞬思わなかっただろうか?・・・そう思ってしばらくピンとこなかった自分の鈍才ぶりがはずかしい。 これによって初めて、ビル・ゲイツは「個人資産」の運用者ではなく、公的な主体になったのである。これができるのはバフェッ . . . 本文を読む

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日経BP社が実施したアフターサービス満足度調査のまとめ記事。読まれた方は感じたと思うが、何とも酷なまとめ方ではある。アマゾン・ドット・コムのアフターサービスのランクが低くて「アマゾンにも死角あり」と言ってみたって、それはちょっと違うだろう。アマゾンにアフターサービスを期待している人がいるのならば別だけれども・・・ そして、アマゾンも電話サービスを始めるそうであるが、それは、アマゾンが健康器具など . . . 本文を読む

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サッカー敗戦の喪失感を、多くの人が味わっていると思う。私も、一応途中まで起きて見ていたとはいえ、分析するまでの情報量も時間もないのだけれども、マネジメントコンサルタントのおじさんとしては、日本のサッカーが次の段階に向けて発展を始めるか、再び衰退を始めるかの分岐点にあると感じられる今、メモを書いておかずにはいられない。 ブラジル代表との決定的な差は、とりわけロナウジーニョのリズム、タメの作り方と . . . 本文を読む

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従業員数5人の会社の記事だが、「アナログビジネスの逆襲」を密かに目論んでいる(?)私としては、この記事について今週のうちに(次の日経ビジネスが来る前に)、ざっとでもメモを書いておきたい。 この会社はプラモデルの会社である。アナログにこだわってユニークなポジションを得ている、一目置かれている会社のようで、他のメーカーには権利を与えないスタジオジブリの宮崎駿監督もこの会社にはプラモデル化の権利を与え . . . 本文を読む

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東芝が西田社長になってから、リスクをとる成長戦略に出て、(個別カンパニーではなく)コーポレート主導で、半導体生産設備、原子力発電所建設(ウエスチングハウス買収)などに巨額投資する経営に踏み出していることの総括記事。 これは人事・組織のテーマにはどう影響するだろうか?所謂経営判断の領域であって、人事や組織運営とは少しレベルの違う話題だろうか? リスクを伴う積極的な投資は、健全な人事・組織運営に . . . 本文を読む

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三共は武田に次ぐ国内第二位の製薬企業、来年4月に三共と第一製薬との完全統合も決まっている。(現時点ではまだ第一三共という持株会社設立まで。)また、大衆薬のゼファーマも買収し、医療用医薬品のみならず大衆薬でも国内二位につけている。その第一三共の社長兼CEO、庄田氏のインタビュー。 稀に見る歯切れの悪いインタビューであると思われた。そして、その歯切れの悪さが、第一三共の置かれた立場もさることながら . . . 本文を読む

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米国IBMが、スキル軸でグローバルに人材を把握し、ロケーションに関係なく、グローバルに必要な時に必要な人材を調達する、所謂「人材サプライチェーン」を本格的に構築・運用しようとしている、という記事。記事に曰く、 個々の仕事について、各地の拠点から誰を使うべきかを判断する数式まで作り上げた。人のスキルを表す標準規格と個々の従業員を最大限有効活用する算出方法を開発したのだ。この成果は「プロフェッシ . . . 本文を読む

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痛恨のオーストラリア戦であった。 私は、オーストラリア戦に対してポジティブな予想を持って臨んだ。欧州型なのかブラジル型なのか、と迷ってきた「日本のサッカー」というもののスタイルの自覚が、チームにも観衆にも出来てきて根付いてきた、初めてのW杯だと思ったからである。自分のスタイル、勝負パターンが見えてきたら、(人でも組織でも)あとはどんどん伸びていく。   しかし、もちろん、 . . . 本文を読む

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2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会の直接的なビジネス規模は約3000億円(FIFAおよび組織委員会の収入)ということであるが、これをすごく大きいと見るか、まだまだ小さいと見るか・・・。いずれにしても巨大ビジネスとなったW杯の裏での権利ビジネスの戦いを紹介している。 その話を消化しようとしながら、自分が日頃企業活動を理解するフレームワークが、いかに従来型ビジネス(特に製造業)を念頭に置い . . . 本文を読む

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米ウォルマートのIT経営の立役者であったランディ・モット氏が、CIO界のスターになり、デルのCIOを経て、米HP (Hewlett Packard) 社のCIOに迎えられ、HPの業績復活の力になるのではないかと期待されているという記事。 CIO (Chief Information Officer) の仕事とは何だろうか? ビジネスとテクノロジーの両方に深い見識を持ち、長期的な視野の中 . . . 本文を読む

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資生堂に昨年就任した前田新造社長が推進する、構造改革についての記事。花王・カネボウ連合への危機感を背景に、資生堂が大規模な改革に着手しているという。ブランド改革がその中心に来るもので、「商品カテゴリーごとにトップのブランドを作る」という目標に向けて、ブランドを統合・削減するとともに、集約したブランドの強化に向けて集中的にリソースを投入しているという。昨年のマキアージュも統合の結果のブランド、男性化 . . . 本文を読む

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<リクルートという企業は何なのだろうか?> リクルートが創業者江副浩正氏の残した1兆4千億円の負債を14年間でほぼ完済しつつあることを受けたリクルート特集。限界破壊、創意無限、という威勢の良いキャッチ、特集のカバーにて社長を囲む新入社員達の写真につけられた「皆元気でノリがよく、社長がかすみそうだ」との説明書き。・・・この、リクルートというと必ずついてくるお定まりのノリには居心地の悪さを感じてしま . . . 本文を読む

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花王の後藤会長が、「自分のやりたいことよりも会社の方針を優先させるのが企業人ではないか」「自分の夢よりも会社の夢のことを考えるべきだ」と、一部の経営者およびサラリーマンに対して、苦言を呈している。これが不毛な議論につながることを恐れる。というのは、 会社の夢と従業員の夢が一致している状態が理想の状態(ムダがない状態)であって、その理想に照らしたギャップを議論すべきであって、「自分の夢と会社の . . . 本文を読む

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