人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



「売上高で総合電機3番手の三菱電機が、様々な経営指標でトップに立った。半導体・携帯電話を縮小し、FA機器や昇降機などに集中する戦略が奏功。グローバル化と地道な改善活動を継続することで、一層の成長を目指す。」・・・という。そして、成長に向けて注力するのが総合力を活かしたソリューション製品であるという。例えば、 入退管理システム、映像監視システム、業務システム、ビル設備システムなどを組み合わせた . . . 本文を読む

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巻頭言にて、元マッキンゼーの東京支社長だった横山禎徳氏が、「プロフェッショナリズム」こそがグローバリゼーションの中で必要になる「世界の人々に共通する価値観の基盤」になりうる、と語っている。非常に大胆な仮説である。 企業社会と言える現代社会において、企業への帰属を縦糸と考えると、横糸に相当するものは何か?職能集団、地域集団、文化的な集団、趣味を同一にする集団、同一の問題に取り組む集団・・・様々な切 . . . 本文を読む

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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)梅田 望夫筑摩書房このアイテムの詳細を見る 梅田望夫氏のオプティミズムを強調する語り口は必ずしも好みではないし、本書には新しい情報が盛り込まれている様子でもなかったので、今週末に至るまで読んだことはなかった。しかし、読み始めてみたら、組織・人事を専門にする人間にとって、15分どころか、丸一日かけて読むに値する本で . . . 本文を読む

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19日のエントリに書いたように、A時間をS時間にグレードアップするためには、活動にレバレッジをきかせる必要がある。レバレッジをきかせるためには、活動の意図が明確である必要がある。しかもその意図はその活動限りの意図ではなく、他の意図とも結びつけられている必要がある。そして、それらの互いに関連しあった意図は、体系だてて表現されていることが望ましい。というのはそれによって初めて、ある活動が本当に全体とし . . . 本文を読む

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レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術本田 直之東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る 「レバレッジ」と書いていたら、「レバレッジ」というのは、近年自己啓発のキーワードの一つになっているらしい。知りませんでした。・・・というわけでレバレッジ・シリーズの一つ、「レバレッジ・シンキング」を開けてみた。 DMWL(Do More With Less)、というキ . . . 本文を読む

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総開発費1500億円のうち500億円を経済産業省が負担する国家的プロジェクトである、三菱重工業の国産初の小型ジェット旅客機MRJの営業活動が10月から正式にスタートしたが、日本の航空機産業全体がMRJの実現に向けて一致団結している様子は見えないという。 それというのも、既に航空機産業は多国籍化しており、日本の重工会社や部品メーカー、材料メーカーは、たとえ自らのブランドでシステムインテグレートして . . . 本文を読む

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消費者が時間の使い方に工夫を凝らしており、それが新しいビジネスにもつながっている、という特集。例えば、早朝の時間帯を習い事のために活用するとか、充足した余暇を確保するためには思い切って時間とお金を投入するとか。 本特集にて取材されているベンチャー企業経営者、石田氏の例では、時間密度を高めるために、自らの機能を、 A: プランナー B: 経営者 C: プレーヤー に区分してそれぞれに費 . . . 本文を読む

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オフィス供給過剰の「2003年問題」が言われ、賃料が底を打っていた頃から4年たち、東京都心のオフィス賃料は当時の2倍近くまで跳ね上がり、企業の利益計画に打撃を与えているという。その一方で、企業のオフィスに対する考え方も進化しており、オフィススペース利用の効率化にとどまらず、本社機能を海外に分散させる、本社機能をアウトソーシングしてしまう、といった、オフィスのあり方を根本から見直すような動きが進んで . . . 本文を読む

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21世紀の国富論原 丈人平凡社このアイテムの詳細を見る ストックオプションの是非、三角合併の是非、コーポレートガバナンスの仕組みの是非、資本主義の未来、アメリカは買いか、そして日本の将来は・・・これらのトピックスに関する、日頃のあいまいな認識、無駄な情報収集、どうしても周囲に迎合的になりがちな価値判断・・・本書はこれらを振り払うためのバイブルになる。 本書の力は、著者がベンチャ . . . 本文を読む

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仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在玄田 有史中央公論新社このアイテムの詳細を見る 中高年層の雇用維持と若年層のフリーター化との間には密接な関係があることを最初に明確に指摘した、格差社会やニート問題の代表的な論者である、玄田有史氏の著作をこれまで読んだことがなかったのだが、漸く、玄田氏の主著とされる本書を読んだ。(文庫版もあり) 雇用と労働の最新の問題を、学問的にデータによ . . . 本文を読む

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「「時代遅れ」の烙印を押され、中央研究所の解体が本格化してから10年。その中研が今、新たな形で復活しつつある。自前主義を廃し、「外」に扉を開くことで収益に直結する組織へ。中研を再興する企業はオープン型の研究開発を志向し、指令塔機能の確立を目指す。」・・・という。 新世代の中研は、研究者を集める施設という点では、かつての中研と同じだが、「オープン型」が新しいキーワードとのこと。紹介されている事例は . . . 本文を読む

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企業内人材育成入門中原 淳,荒木 淳子,北村 士朗,長岡 健,橋本 諭ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る 人材育成こそが企業の、そして日本経済の命運を決する、ということについては、世の中にあまり異論はないのではないだろうか。 中高年齢層がITを使いこなすができ、投資戦略を駆使できたら・・・ 中高年齢層が、単なる経験談義ではなくきちんとした理論的裏づけをもって、若年層に . . . 本文を読む

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「個人の成果を問いすぎた結果、企業の現場の結束が弱まっている。再強化へ向け、陰に埋もれた"伏兵"の力を引き出す試みが始まった。」という特集。だが、ここに取り上げられている事例の意味は、 日が当たっていない人も大切 人の真価を見極めてそれに合った仕事を与えることが大切 人一人一人を大切にして現場の結束を高めてモチベーションを高めることが大切 ・・・といったことではないと思われる。そうでは . . . 本文を読む

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日本車メーカーの戦略が、国内は高性能、海外は低価格、と二股に引き裂かれる困難を迎えている、という記事。 東京モーターショーが開催中である。実は国内の新車需要は不振で昨年比5%程度の減少、1985年並みとのこと。一方、部品のモジュール化とグローバル調達の進展を背景に、中国の低価格自動車メーカーの躍進が始まり、またインドのタタ・モーターズは来年28万円の超低価格車の発売を計画しているという。 一方 . . . 本文を読む

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