人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



公務員制度改革案が政府・与党の合意にたどりつき、法案提出の目処がついてきたという。その第一の柱は、天下り規制に関する「官民人材交流センター構想」、第二の柱は、能力・業績主義人事制度の導入。しかし、それらに対して霞ヶ関側からの強い抵抗があり、運用段階で機能するのかどうか各方面から疑問の声もあがっているという。 確かに、それら二つの柱から入るアプローチは、いかにも対症療法的であって、オーソドックスと . . . 本文を読む

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組織・人事の問題を経済学的に考える。・・・この領域は20年来、飛躍的に発展してきたと言われる。(菊澤研宗教授の新制度派経済学についての解説: http://homepage3.nifty.com/kikuzawa/sakusaku/3_1.htm ) 新しい経済学のアプローチを組織・人事の問題に適用した包括的な教科書が、スタンフォード大学の先生による次の2つである。特に前者が、教科書と . . . 本文を読む

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新聞に記事が載らない隠れた優良企業160社を抽出し、マネジメントの特徴を取材した記事である。地方/中堅/シェアトップ企業の割合が多い。 さて、それらの優良企業に共通するマネジメントの特徴は何であろうか?何よりもまず、コミュニケーションの基盤作りにトップが意を砕いている、ということが挙げられると思う。次のようなイメージ。 チーム独立採算制度 (ミニミニカンパニー、アメーバ経営など) コミュ . . . 本文を読む

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20:80の法則、ロングテール等と言われる現象は、対数線形の「ベキ分布」で表される現象であるといい、社会・経済現象の中に存在する様々なベキ分布が広く取り上げられ、応用されるようになってきているという。マーケティングにおいてのみならず、外為市場の価格変動、寡占・独占、都市格差の分析などにおいても。 経済現象を含む社会現象や、生物現象においては、事象の量の分布は、最も基本的な統計的バラツキである釣鐘 . . . 本文を読む

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・・・を開けたら、次のパラグラフが目に入ってきた。   共産主義社会の第一段階と労働力商品化の止揚 ・・・生産手段の私有制が廃絶されており、生産手段が共同所有されているそこでも、人々は工場とか農場とか事業所とかいった一定の経営体で働くのであって、個々バラバラに働くわけではありますまい。現場の技術的編成や協働作業の在り方を見るかぎりは資本制企業(いわゆる国営企業をも含む)の作業現 . . . 本文を読む

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160年前に書かれた本を、ふと開けたら、次の言葉が目に飛び込んできた。   大工業は普遍的競争によって、すべての諸個人に全精力を振り絞るよう強制した。大工業は、イデオロギー、宗教、道徳等をできる限り根絶し、それができない場合でも、それらを見え透いたまやかし物にしてしまった。   ドイツ・イデオロギー(新編輯版) マルクス/エンゲルス著 岩波文庫 P.164 . . . 本文を読む

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一年間とは何週間か? ・・・50週間である(夏と冬の休暇を除く)。 3ヶ月=四半期とは何週間か? ・・・13週間である。 ・・・この数字を覚えておくことは役に立つ。特に、改善・改革プロジェクトにあたって役に立つ。一年間の持ち時間とは50週間である。区切りが良い数字なので覚え易く、考えやすい。また、年間計画は四半期すなわち3ヶ月程度の単位に区切って実施するのがよいが、その持ち時間は13週間で . . . 本文を読む

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2004年に原田体制になってから既存店売り上げ高を順調に伸ばしているマクドナルドの改革についての記事。 やや技術面の話になってしまうが、本記事の中で関心を惹かれるのは、ROIP(レストラン・オペレーション・インプルーヴメント・プロセス)という、米国で開発された店舗評価の仕組み。店舗運営のチェックリストに基づき、チェック結果がスコア化、点数化され、とるべき改善アクションの優先順位をつけるために役立 . . . 本文を読む

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ここのところよく指摘されるように、この十年来数百万人単位で進んだ労働力の派遣・請負化は、(偽装請負等)労働法コンプライアンス上の問題のみならず、企業の競争力にも、「派遣・請負依存体質」「スキルの空洞化」・・・という問題を生じさせた。そのため再び、直接雇用化、正社員化を推進する動きも聞こえてくる。例えばキヤノン。 キヤノンは2007、08年度の2年間に、国内のグループ19社の製造部門で働く計3 . . . 本文を読む

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