人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



PS(プレイステーション)事業の親である久多良木健氏の12月初頭のSCE社長退任を受けた、ソニーの現状と今後の見通しのレポート記事である。ハワード・ストリンガー会長、および中鉢良治社長へのインタビューが中心になっている。 ここで述べられていることは次のことである。今後のソニーの組織運営にあたっては、デジタル化、モジュール化の流れに沿ったコンピテンシーレイヤー別の水平分業を基本原則とし、コンピテン . . . 本文を読む

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自動車産業の研究で有名な藤本教授の論考の総まとめのような新書本(2003年)である。近年、ビジネスマンの我々は、「摺り合わせ型vs.モジュラー型」「日本企業の強みは摺り合わせ型にある」「自動車は摺り合わせ型商品の典型例」・・・といった言い方を普通にするようになったが、これは、「モジュール化論」や「産業アーキテクチャ論」のフレームワークを自動車産業に適用して詳細に論じた藤本教授の著作の影響が大きかっ . . . 本文を読む

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このブラジル特集には刺激を受けた。ブラジルを見てこようと思った。もっともすぐに予定も立てられないので、まずは年末年始にでも読みかけのまま何年も置いてあったガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読もう、と。(それは中南米の生活感情の宝庫だといわれているノーベル賞受賞文学なのだが、記者の編集後記によればブラジル社会そのものの描写だと現地で言われたとのこと。) グローバル化が迫られる中で、日本でビジネス . . . 本文を読む

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ブリヂストンの戦略についての紹介記事である。一言で言えば、徹底した垂直統合。今の時代にあって珍しい方向性であると思う。タイヤが技術的にもほぼ完成した成熟分野であることからこのような戦略をとっているようだ。しかし、タイヤにおいてもイノベーションが可能であることがわかった時に、それに対応しにくくなるリスクがあるのではないだろうか。また、人材活用面からも閉塞感が出てくるのではないだろうか。ブリヂストンが . . . 本文を読む

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日本の人事部・アメリカの人事部―日本企業のコーポレート・ガバナンスと雇用関係サンフォード・M. ジャコービィ東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る 人事部がどのような機能を、どのような方法で、どこまで(どの程度の権限の強さをもって)果たしているか、ということが、理論(戦略論、組織論、コーポレートガバナンス論)、歴史(人事管理の歴史)、事例(日米5社ずつ)、アンケート調査、の各側面 . . . 本文を読む

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縮小していると言われる音楽産業の中でタワーレコードが気を吐いているという。市場規模(CD生産高)が3割以上減ったこの5年間に1.5倍の増収。米国のオリジナルのタワーレコードは倒産してしまったが日本では元気らしい。 その特徴は店頭にある。新譜に頼ることなく店員の力で売り場が編集され、そこに店員自らの手になるPOPで様々な情報が提供されて購買意欲をそそる。競合のHMVも同様のアプローチで元気なようで . . . 本文を読む

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2006年のヒット商品ランキングのまとめ記事。一握りの企業が複数のヒット商品でランキング上位を占める傾向が認められるという。松下、キリンビール、シャープ、任天堂・・・。その現象を、「強者に共通するのは、・・・数年来の組織改革が実を結び、天才的な個人のひらめきだけに頼らない、着実なヒットを生み続ける組織へと舵を切った成果である」とまとめている。 シャープの携帯電話 ―― 中核部品で進化する技術 . . . 本文を読む

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書籍もあり、邦訳も出ているのだが、それをテレビ番組化したもののDVDを、フリードマンが亡くなったのをきっかけに、さっと見た。映像で振り返る20世紀から21世紀への経済政策史。DVDで3巻。素晴らしいコストパフォーマンスのプログラムである。(日本の放送局がこれほどの映像を集めて編集することができるとはちょっと考えられない。)なお、ウェブサイトにて本番組の解説や、本番組のために行われたインタビューの全 . . . 本文を読む

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三菱商事から生まれた、マザーズ上場の外食企業。その、優男風の社長、岡本晴彦氏を取り上げた記事。三菱商事から生まれたベンチャー外食企業と言えば、スープストックトーキョーを展開する(株)スマイルズ、そしてその、(アーティストでもあるという)遠山正道社長が有名だが、二人はまさに同時期に一緒に外食事業立上げの仕事をしていたとのことである。二人は良き仲間であり、かつ良きライバルなのかもしれない。 このレス . . . 本文を読む

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「進研ゼミの福武書店」だったベネッセコーポレーションは、いつの間にか、赤ちゃんからお年寄までを対象にする教育産業のメジャーになった。私の子供も、「しまじろう(乳幼児教育のキャラクター)」に接していたら、それがいつの間にか「進研ゼミ」に化けていた口であり、この後「進研ゼミ」が何に化けるのかわからないが、いずれにしてもベネッセが人生のライフサイクルを支援する大教育事業になっていることは確かだ。 グル . . . 本文を読む

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