人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
扱うテーマは、「オペレーション/ビジネス/組織/人のレイヤーを包含できる枠組み」〜「ビジネスの要求と生活者としての従業員の要求を包含できる枠組み」〜「多様性を活かす人事アセスメントの枠組み」と変遷してきました。キーワードや企業名を下の窓から検索してお読みいただけます。(例えば、「目標管理」「ソニー」等と検索)
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労政時報3681号 機能する目標管理制度 ・・・目標管理の根本的見直し
書籍メモ
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2006-07-31
(労政時報とは人事パーソンのコアな専門誌ですが、仲間に加えていただこうと、労政時報も本ブログの対象にしてみることにしました。)さて、本7月14日号は目標管理の実践的な仕組み作りと効果的な運用方法を探るという特集です。アサヒビール、日本水産、ジョンソン・エンド・ジョンソン(メディカル)の3社に取材して、次の(おなじみの)10種類の課題解決方法を探る、というものです。 結果を重視するあまりプロセ . . .
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2006/07/24号 P.150 ブックオフ社長に橋本真由美氏就任・・・店舗のコミュニティ性と女性
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-28
ブックオフの社長に、パート店員からスタートした橋本真由美氏が就任したという。ところで、今やブックオフは中古本市場の6割のシェアを握っているといい、驚く。それまでの古本屋ビジネスとはカテゴリーの違う新たなビジネスを作ったと言うべきだろう。そして、 ブックオフのビジネスモデル (中身によらず定価の1割で買い取って、磨いて、定価の5割で売る・・・等) 顧客にとっての価値のコンセプトとそのコピー . . .
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2006/07/24号 P.30 沈むな日本 ・・・人事制度の新しい志
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-27
日本の競争力は確実に低下しつつあるのか、再び競争力のある国になるための課題は何か、といったことについて、経団連会長を退任したばかりの奥田碩氏へのインタビューを核にしながら探る記事。ここで取り上げられている課題は、 人口減に伴って必要な、(高度人材を含む)外国人受入れができるか (デジタル化による技能の劣化の中で)品質崩壊を起こさせないためにどうするか 膨らむ社会保障コストとそれに伴う空洞 . . .
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2006/07/24号 P.10 首位陥落のアサヒビールの動き ・・・組織構造の発想の転換
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-24
アサヒビールが苦戦しているという。第3のビール分野が大きく伸びるなど市場が多様化する中で、マーケティングも営業もスーパードライ頼みから脱却できていないことに問題があるとのことで、スーパードライに依存する体質からの脱却を目指し、荻田伍新社長の元、体制整備を着々と進めているという。 荻田社長は2002年以来、アサヒ飲料の社長を勤めてきた人だというが、ビール系飲料と非アルコール系飲料との垣根が低くなっ . . .
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2006/07/17号 P.46 大塚商会 ・・・ロングテールをリアルにフォロー
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-19
ロングテールという言葉を厳密に使っているわけではないことは予めお断りさせていただいた上で、さて、IT業界の隠れた勝ち組と言われる大塚商会の戦略の紹介と、大塚裕司社長のインタビュー記事である。 大塚社長はインタビューの中で、ロングテール論を引き合いに出して、大塚商会が中小企業というロングテール向けのビジネスを手がけてきた旨と、その戦略・戦術について語っている。確かに、顧客企業数が66万社、取り扱い . . .
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2006/07/17号 P.1 稟議制度を破壊せよ ・・・内部統制と稟議制度
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-18
元サミット会長の荒井伸也氏が、巻頭言にて、稟議制度を破壊する効用を実体験に即して語っている。企業内のプロセスの中でも最も重要なプロセスは経営意思決定のプロセスであると思うが、それを稟議に拠らしめることについて荒井氏は、「役職が下の人間が案を作り、関係者に根回しして、上司が次々に了承していくという仕組みは非常に官僚的です。オープンな議論がなく、多用な視点が排除されるうえ、集団的無責任の温床になりがち . . .
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2006/07/17号 P.26 売れる値上げ ・・・ABCで値札を超越、その時の組織と報酬
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-17
デフレ脱却の中で、価格を上げ始める芽が出てきている中で、値上げを実施するにあたってのロジックや組織運営を探る特集である。タイムリーな特集だと思うと同時に、値上げとはまた古めかしい言い方だな、と直感的に感じる。値下げの時代というのが終わったという感覚はわかる。では値上げかというと、おそらく、そうではないのだ。値上げとか値下げとか、「値札」が問われる時代は終わった、と考えるべきではないかと思う。 . . .
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ジダンとCSR
その他のメモ
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2006-07-15
W杯でテロは起こらないだろうか・・・と漠然と考えていた。起こらなかった。でもやはり起こったのだと思う。最大級のインパクトで。ヨーロッパ諸国が4強を独占することになったドイツでの大会、ベルリンのオリンピックスタジアムという象徴的な場所(=36年オリンピックの連想)にて・・・ジダンの件である。 ベンゲル監督も指摘しているように、あのジダンの行為のイメージは自殺のイメージだったと思う。ジダンによればジ . . .
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2006/7/10号 P.26 格差社会に向き合って ・・・人事とCSRと組織の強さ
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-14
(私自身本ブログでサバイバルという言葉を多用してしまっているように)グローバル資本主義の進展の中で、私達の周りはひしひしと「勝ち組」と「負け組」の世界、格差社会になりつつあると感じられるが、そのことが落とす様々な影について、日本のみならず欧米にまで取材をして描き出そうという特集。 読んでいて、読者としては「それで?」と思ってしまうし、取り上げられた企業(例えばシャープ)としても「そんなこと言わ . . .
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【書籍】グーグルGoogle既存のビジネスを破壊する ・・・破壊される側から考えておく
書籍メモ
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2006-07-13
「グーグルGoogle 既存のビジネスを破壊する:佐々木俊尚:文春新書」・・・「ウェブ進化論」とともに今広く読まれている本。グーグル(に代表される検索エンジン)のインパクトをわかりやすく説明している。ウェブ進化論のように、読みながら「あちら側とは何か、こちら側とは何か」とか頭をひねったり悩んだりしなくてすむのがよいと思う。 検索エンジンの本質とグーグル革命の行く末を考えることは必須だと思うが、 . . .
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2006/7/10号 P.54 SAPと日本版SOX法 ・・・内部統制は多次元でフラクタル?
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-12
ERPの最大手SAPが、日本における内部統制基準の法制化の動きをチャンスと見て、内部統制要件を満たすためのインフラとしてERPの販売を強化するという話。ERPではデータの完全性が自から保たれ、しかも予め業務プロセスと権限が正しく設定されていることを活かせば、内部統制評価/監査もスムーズに進むし、さらに権限設定の妥当性を自動的にチェックしてアラートを発するツールと組み合わせれば、さらに内部統制活動が . . .
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2006/7/3号 P.138 島津製作所の事業ドメイン ・・・B2BでもB2Cでもなく
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-07
島津製作所社長の服部重彦氏のインタビューであるが、読んでいてかなり意外に思った点があった。 「我々の仕事は、研究者が見えないものを見えるようにする、測れないものを測れるようにすることです。」 ・・・言い換えれば、島津製作所の企業ミッションと事業ドメイン(領域)を、「研究者を相手にする」ものである、と意識的に言いきっている。 「すみ分けの中でのポジショニングが分かっている企業は非常に強 . . .
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2006/7/3号 P.66 豊田通商 ・・・トヨタ式で綜合商社の本流になるか
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-05
豊田通商は今年の4月にトーメンと合併、第6位の商社となり、従来の強みである自動車事業に加え非自動車事業をどう拡大するかが課題だという。しかしそれにあたってもトヨタ式の物流ノウハウが強みとなっており、それを武器に新ビジネス、新顧客の開拓を目指すという。 豊田通商はトヨタ式を武器に、もっと上の位置を目指せるのではないだろうか?トヨタ式を武器にナンバー1商社になってもおかしくない、と考えてみる。また、 . . .
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2006/7/3号 P.26 強いボード(取締役会)の条件 ・・・コーポレートガバナンスの憲法とは?
日経ビジネス記事メモ
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2006-07-03
委員会設置会社か監査役設置会社か、社外取締役は必要か不要か・・・日本企業はかれこれ10年近く、取締役会の「形」をめぐる論争を続けてきたが実際には「形」(制度的な形態)よりも、「内容」(運用方法、企業独自のルール、等)の方が重要である、ということを、ベストボードランキング企業への取材、かつて斬新な取締役制度改革を進めたソニーに関する取材、ユニークなガバナンス方法を持つ中堅企業への取材、米国企業に関す . . .
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【書籍】The World Is Flat/フラット化する世界 ・・・中間層の新しい仕事と生き方
書籍メモ
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2006-07-01
デジタル化/ブロードバンド化/グローバル化の中で、地理的な距離が関係なくなり(世界のどこでもすぐ隣同士になってしまい=地球が平らになってしまい)、インドへ、また中国へと、知的生産のパワーが移り始めている。さて、その革命が行き着いた後のアメリカの姿は?そして世界の姿は?・・・現在及び近未来像を描き出した、著名なジャーナリストThomas L. Friedmanによるベストセラー本とのことで、日本語版 . . .
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