人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



野村ホールディングスは最新の決算で最高益を記録したが、それは株価上昇に伴う株式投資の活発化によるものと考えられ、将来に向けての存立基盤を振り返ってみると極めて不確定要因が多い。国外では欧米系投資銀行グループが攻勢を増し、国内では規制撤廃とともにメガバンクを初めとしてリテールの強化に一斉に動いている。その中で、野村はどのように勝ち残っていくのか、という特集。 上場企業の半数以上の幹事証券会社である . . . 本文を読む

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GEジャパンのホームページを久しぶりに見てみた。シンプルで、採用に関する記述が多い。つまりホームページはまず採用ポータルとなっている。そして、その中でも注目すべきは、リーダーシップ養成プログラムの紹介である。以前にも、人事制度の事例としてこのページを参照することはあったのだが、ここのところ別の意味から感心している。つまり、リーダーシッププログラムがグループ経営戦略推進の前提条件になっているのである . . . 本文を読む

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「日本一売る!」というテーマにて、各界のトップ営業マン/販売員の特集である。つくづく思うに、「売る力」というのは、これはもう天性のものであって、努力だけでは一定レベル以上はどうしようもない面がある。それだけに、昔も今も販売の本質は変わらない筈だと思う。昔から語られ続けてきた「トップセールスマンはここが違う」というテーマを日経ビジネスが今扱うことで、何かが出てくるのかどうか。 しかし、販売環境が様 . . . 本文を読む

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採用におけるインターネット活用はますます一般的なものになってきているが、ネットを利用した採用の「負の側面」と、各社の対処状況について扱っている記事である。 この記事で取り上げられている問題は主に次の2つ。 ネット上の玉石混交の情報に、企業も学生も振り回される。 ネット上では簡単に応募できるため、人気企業は応募者数が膨れ上がり、学生を絞り込むためには結局、就職偏差値などの画一的な指標を使わ . . . 本文を読む

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(日経ビジネスでなくて日経コンピュータです。初登場。)企業情報システムを統括するIT部門長に対して、主要メーカー5社(富士通、NEC、日立製作所、米IBM、米HP)より、今後の投資判断の指針となるような、2010年の企業情報システムのヴィジョンを示してもらおう、という特集である。 これは面白い!システムに対してどのようなヴィジョンを持つかによって、ユーザー企業、メーカーともに大きく投資の方向性が . . . 本文を読む

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日産の国内の新車販売台数が昨年10月より前年割れが続いているなど、日産の不振が伝えられている。その中で、日産・ルノー連合とGMの野心的な提携交渉も破談となった。ゴーンマジックは去ったのか、日産は再び後退していくのか、等々論じられている。 そして、現在の中期経営計画「日産バリューアップ」の3つのコミットメントは、競争相手があることを考えると、常識的に考えれば、大変に高い/高すぎるものではないかとも . . . 本文を読む

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日経BP社が行った「コーポレート・メッセージ調査2006年」の調査結果の紹介記事である。どのようなコーポレート・メッセージが成功していると言えるのだろうか?そのコーポレート・メッセージを耳にして、 「企業名が浮かぶ」「商品名が浮かぶ」「その商品を使う情景が浮かぶ」「その企業で働いている人達の姿が浮かぶ」「その商品を買いに走りたくなる」「その商品をもう一度見てみたくなる」 ・・・等々の様々な . . . 本文を読む

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テロの脅威や原油高の逆風下でも業績が堅調な米コンチネンタル航空も、かつては最悪の航空会社と呼ばれて破綻し、そこから「従業員重視」の経営によって這い上がったという。そのCEOであるラリー・ケルナー氏のインタビューである。 コストを下げながら安全なフライトを実現するためには何よりも従業員のモラールとモチベーションが鍵になる、という視点のもとに、徹底した「労使一体経営」「従業員尊重経営」「チームワーク . . . 本文を読む

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先週末は休日が一日多かったので、その分、ハンナ・アーレントの「人間の条件」の「活動」の章を読んでいた。(おかげで日経ビジネスは読みきれなかった。)先日からのバーナードからの流れで、この際ついでに、「組織人の行動の哲学」を考えておこうとしたわけである。(ITの話題にも近づこうと思いながら、遠ざかるばかりであるが・・・) ハンナ・アーレントは、20世紀の、ハイデガーとヤスパースの愛弟子の哲学者/政治 . . . 本文を読む

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前のエントリーで言及した、バーナードの「経営者の役割」は、次のように終わる。(昨日引用した部分の直後のパラグラフからの抜粋) ・・・なぜならば、永続的な協働の基盤となっている道徳性は多次元だからである。それは全世界からきたり、全世界に展開する。それはふかく過去に根ざし、未来永劫に向かっている。・・・ これを解釈すれば、協働の場である企業において不可欠となる「道徳準則」とは、空間軸・時間軸の . . . 本文を読む

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ライブドアの件などがあったからだろうか、あるいは採用マーケットが活況を呈してきて人材育成が問題になり始めたからだろうか、「経営には哲学/フィロソフィーが必要」という言説が多く見られるようになってきたと思う。今週の日経ビジネスでも、稲盛さん(京セラ名誉会長)が、哲学の重要性について滔々と語っている。 さてどう考えるべきか。哲学とかいって胡散臭かったり、抹香臭かったりするのはいやですよね。カネの臭い . . . 本文を読む

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「人材沈没-育てず伸びずのデフレスパイラル」というキャッチにて、日本企業の人材マネジメントが劣化しているのではないか、と投げかけている特集。ちょっととりとめもないのだが、読みながら、扱われている話題を拾っていくと、出てくる順に、次の通り。 安直な即戦力指向の採用の現場 人材を育てる筈のミドルが育っていない 短期的成果に偏らない人事評価項目が必要 経営者による「徳育」の例 現場でのコー . . . 本文を読む

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