人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



消費者物価指数に現れないが既に来つつあるインフレとその要因。それを「成熟国型インフレ」と呼び、その影響の可能性について、英国の例を挙げながら概観している特集。 インフレ/デフレは人事・組織運営のあり方に影響を及ぼすだろうか?・・・そのことは考える必要はないだろう。しかし逆に、人事・組織運営の如何がインフレ/デフレを引き起こすことは大いにありうる。ただしそれは通貨のインフレ/デフレではなく、「人材 . . . 本文を読む

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老人医療費負担の増加に伴い赤字の健康保険組合が多くなっている中、ムダな医療費支出を減らすべく、健康保険組合の逆襲が始まった、という記事。 超高齢者社会を前に、健康と医療の問題は次の3つの側面を含んでいる。いずれの側面からもボリューム(金額)の大きい大問題である。 1.国家としての課題2.企業にとっての課題  2-1.医療費の一部を負担することから  2-2.従業員の健康が職場の生産性に影響 . . . 本文を読む

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官から民へ、小さな政府・・・。この方向で構造改革が進んできた筈であったが、実際には、権益を守り仕事を作り出す官の動きは止まることなく、巧妙化しながら進んでいる、ということを様々な事例で紹介する記事。 官の横暴と肥大は止めようがない、ということを語った中国の古典は何だったろうか?あるいは古典ではなくて現代の論考だっただろうか・・・。官の肥大はそれ自体では止めようがない。誰でも、 仕事の幅を広 . . . 本文を読む

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特に人事系の方には、ソフトウェア工学といってもあまりピンとこない方の方が多いとは思うのだが、ソフトウェアとは純粋に人間の知的活動をとりまとめるものであるから、ソフトウェア工学は、組織・人材マネジメントのヒントや、実際に使えるツールに満ちている。特に現在、デジタル化の影響を受けて、組織・人事運営そのものが規格化・標準化され、そしてそれによって、組織の柔軟性を増したり、人的リソースや知識リソースのグロ . . . 本文を読む

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残業を「問題」としてとらえさえすれば、あとは「問題解決」をするだけなのだなあ、と考えさせられた記事であった。 5Sを徹底し、物を探す時間を減らす コピーをなくし、重複管理のムダをなくす 各職場の退社時間を全社に公開し見える化する 業務の負荷を平準化し、隙間を埋め、山を崩す ・・・等々 「誰が問題解決の主体になるか」ということの方が問題かもしれない。人事部さん、やりますか? . . . 本文を読む

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中国のネットビジネスの状況が紹介されている。中国の経済的・社会的・文化的状況を反映して、ビジネス慣行や人々の行動習慣が異なり、そのことが、求められるシステムの機能やインフラの要件にも影響を与えていることが興味深い。 数多くの「売り手」となる中小企業を支援すること、まだ未整備な信用を補完すること、ネットユーザーが電子商取引に感じる心理的な壁を低くすること、を目的にするものが多い。 IM( I . . . 本文を読む

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スティーブ・ジョブスのインタビュー記事より、iPhoneで動画ダウンロードサービスを提供しない理由。 問: 動画再生が可能な iPhone で、動画をダウンロードするサービスを提供しないのはなぜか。 答: 携帯電話が必ずしも、楽曲の膨大なリストを探して閲覧するのに最適なツールではない。(また、)携帯電話へのダウンロードは値段が高くなる。地上波ネットより電波のコストが高いからだ。(また、)携 . . . 本文を読む

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市場か組織か。資源や所得の配分に関するこの二つの思想の対立が20世紀の大きなテーマであった。市場を重視する立場は、市場の力によってのみ効率的な資源配分が実現されると考える。一方、組織を重視する立場は、市場がもたらす格差を憂慮し、誰かが責任を持って資源配分を行うべき、と考える。 そしてこの論点は、国家のあり方はもとより、企業組織のあり方を考える上でも大きな影響を及ぼしてきた。市場原理を信奉すると、 . . . 本文を読む

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ドトールコーヒー、アデランス、サッポロ・・・外資系ファンドに「ブランド買い」現象が見られるということ、そしてそれはブランドと企業経営との新しい関係を資本市場が求めているからではないか、ということを指摘する記事である。 これを、「ブランド見直しを通じて企業の範囲の再定義が迫られている」と読む。 ◆企業組織の範囲であるとか、従業員数であるとかいったものは、実は極めてあいまい模糊としたものである。例 . . . 本文を読む

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