人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



ケータイの特集。携帯電話も刈り取り期=標準化・モジュール化・オープン化の時期に入ったのかもしれない。そのような携帯電話/無線通信の動向を示す典型的な事象としては、次のものがある。 インターネット網を用いれば、Skypeと無線LANルータを用いてIP携帯電話は無料になる。 3G携帯電話網を構築する場合にも、世界標準の技術を使えばドコモの初期投資額の三分の一の投資でスタートできる。(イー・モバ . . . 本文を読む

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最近よく指摘されるように、「産業のビタミン」とも言われるレアメタルの重要性が増している中で、中国の輸出制限など産出国の「資源ナショナリズム」の動きや、資源メジャー主導の企業再編による「囲い込み」の動きが強まっており、レアメタルの将来的な安定確保が日本の大きな課題になりつつあるという。 そして、レアメタル確保にあたっての大きなハードルが「人材不足」であるという。海外でレアメタル鉱山を開発する際に必 . . . 本文を読む

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2008年春の新卒採用がヒートアップしているという。多くの企業が前年を上回る採用計画を打ち出す中で、「超売り手市場」となっており、採用方法にも工夫が凝らされるようになっているようだ。例えば、 逆求人フェスティバル(学生の方からプレゼン) ワン・デー・インターンシップ 社員500人が学生と会う窓口の設置 一発ダイレクトコース(1日で採用を決める)・・・ このあたりは商品のマーケティング . . . 本文を読む

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エンパイア・ステートビルの建設が、大恐慌期(ニューディール期?)であることに改めて思い至った。http://www.at-newyork.com/new-york-history/empire_state_building.htm ・・・この写真の鳶職の人達!雇用を作り出すのもそれに応じるのも楽ではない。 しかし、チャレンジングな対象であればあるほど社会資本+社会関係資本整備効果は大きいだろう . . . 本文を読む

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2004年3月に再生機構による支援が決まって以来3年、カネボウ再生のスポンサーは2転3転し、そのたびに再生方針が変わり、そのたびに社内改革プロジェクトが立ち上げられ、さすがに社員も「改革疲れ」を起こしているという。 改革疲れしないためには、「どんな改革テーマが出てきても取組みにあたっての作法はこれだ」という基本を、従業員の側から身につけてしまう必要がある。TQCの手法ならTQCの手法と用語でも最 . . . 本文を読む

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サントリーの特集記事。サントリーは「未上場同族企業」であり、「株式市場」によるガバナンスは働いていないが、「顧客原理主義」によるガバナンスが働いているという趣旨でまとめられている。 サントリーでは、その一風変わったヒット飲料に見られるように(DAKARAとかなっちゃんとか)一見定石に反した活動が見られる。「真冬にビールのキャンペーンを行う」、「日記調査による、まだ顧客自身が気づいておらず明示的に . . . 本文を読む

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「中村修二が受け取るべき対価」という本書の帯にあるように、(元日亜化学の)中村修二氏が受け取るべき対価について論じた本である。著者の西村肇東大名誉教授は中村氏弁護団とも親しかったと聞いており、本書は(中村氏全面勝訴となった)第一審判決の基礎理論にもなっている筈である。特に技術者の処遇決定に従事する人は、踏まえておくべき議論であると思われる。 私がこれまでに目にした最高の極論である。明快な論理、 . . . 本文を読む

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「素材の進化が進んだ今でも工業用ミシンのボディーは、鋳鉄で作られている。鉄でないと、縫い子たちが心地よく感じるド、ド、ドッという低い音色が出ないからだ。」・・・とのこと。 . . . 本文を読む

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Suica(スイカ)に代表されるICカード乗車券導入が、私鉄網、しかもローカル私鉄でも始まったようだ。ICカード乗車券に地域商店街の電子マネーとしての機能も持たせることにより、地域の中を歩き回ることが楽になる。年配者にとっての魅力は大きい。また子供にこのICカードを使わせることにすれば、履歴が残るので、親としても安心になる。 「地域を出歩く魅力を、身近に、安心にする」ということが、このシステムに . . . 本文を読む

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「空疎な賃上げ」「こんな労組いらない」・・・という特集。労働組合の組織率は20%を割ったと言われ、従業員の労働組合への満足度もひどく下がっているという。このようになったのは、錦の旗印であった「賃上げ」闘争の意味がなくなったから。 賃上げによって会社が傾いたら元も子もない、グローバル競争の中で企業競争力の維持、ひいては雇用の維持が最優先・・・との企業の論理に屈した。 能力・成果主義報酬制度の . . . 本文を読む

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「知識の全体像の俯瞰」「細分化した知の構造化」の必要性を日頃から主張しておられ、「教育再生会議」の委員を勤める、東京大学総長の小宮山宏氏のインタビュー。東京大学でも、2005年から「学術俯瞰講義」を始め、 物質 生命 情報 環境 社会 哲学 の6分野に分けて、それぞれの分野の全体像を最適な先生に講義してもらう、ということを始めているという。「異なる分野の統合が必要」ということは、 . . . 本文を読む

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京セラ名誉会長の稲盛和夫氏が、「上質な日本」を希求する、という旨のことを語っている。 安倍内閣の枕詞であり「日本経済の進路と戦略」の枕詞にもなっている、「美しい国」というのは、ヴィジョンやゴールとして最悪である。・・・というのは、現状そうであるともそうでないとも、達成できたとも達成できないとも、言えないから。測定しようにも、「美しい」とはそもそも何かという問いの前に、それ以上先に進むことはできな . . . 本文を読む

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