人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



思考スタイル―能力を生かすものロバート・J. スターンバーグ新曜社このアイテムの詳細を見る (多元的な能力という意味での)コンピテンシーを考える上で、これは振り返っておくべき本であった。というのは、これは、一般向けの本であるとともに学問的な本でもあって、学問的な議論の水準、そして現在の心理学で言えること/言えないことを率直に示しているからである。また、関連する様々な議 . . . 本文を読む

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個性と才能をみつける総合学習モデルジョーセフ・S. レンズーリ玉川大学出版部このアイテムの詳細を見る この本は学校教育分野の本。個性や才能の方向性に合わせて、クラスや学年の壁を越えた学校内コミュニティを作り、その課外授業の比率を高めていくための試論や実践ガイド。企業における、本人の専門性・適性やキャリア志向性に合わせて、事業部門の壁を越えた企業内プロフェッショナルコミュニティを作 . . . 本文を読む

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<教育勅語の12の徳目> 父母に孝 兄弟に友 夫婦の和 朋友の信 謙遜 博愛 修学習業 智能啓発 徳器成就 公益世務 遵法 義勇 <ベンジャミン・フランクリンの13徳> 節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。 規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定 . . . 本文を読む

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18世紀に、印刷工場を経営し、フィラデルフィアの町づくりに関わり、雷に関する科学的発見をし、アメリカ合衆国憲法の起草に関わり、アメリカ建国の父の一人となった、ベンジャミン・フランクリンの自伝に出てくる表。手帳にして持ち歩いたんだとか。岩波文庫版の古いやつ。 縦軸には、節制、規律、沈黙・・・とフランクリンの「13徳目」が書かれている。横軸は、見ての通りの1週間である。13週間=3ヶ月=四半期 . . . 本文を読む

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「ウェブ時代をゆく」を読んだ感想は既に書いたのだが、同書で提案されている、「好きを貫く」キャリア形成方法としての「ロールモデル思考法」について、もう一歩踏み込んで考えてみたい。 というのも、先週末取り上げたNHKドラマの「ハゲタカ」にて、(大空電気が象徴する)産業的・経営的な課題は全く解決されておらず、外部からの「手術」を拒否した以上は人材が内部から変化することが喫緊の課題であることが象徴的に . . . 本文を読む

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ハゲタカ DVD-BOXポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る NHKドラマの「ハゲタカ」をDVDで一通り見た。評判通りクオリティの高いドラマ。緊迫感のあるやりとりが続くので、大変に勉強になる。登場人物の視点に立ちながら、自分だったらどのように対応するだろうか、とか考えながら、もう一度見てみたい。 しかし、経済ドラマとして見ると、問題はまだ何も解決されていない。 産業再生 . . . 本文を読む

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HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義タル・ベン・シャハー,坂本 貢一幸福の科学出版このアイテムの詳細を見る 読んだわけではないのだが、この題名にこだわってみる。(題名から仮説検証サイクルを回すのだ。)Happier? 日々Happier になっていって死の時には凄まじいHappy 感に満たされる・・・なんてことになったらすごい . . . 本文を読む

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事業再生プロフェッショナル―6カ月で収益力が飛躍的に改善する清水 輝幸ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る 小説風の事業再生ケーススタディ。私も以前同じ仕事に従事していたので、その情景を思い出すために引っ張り出してメモをとる。 事業が立ち行かなくなっている会社において、何をしたらいいのか、社員は実は知っている。 しかし実施を踏みとどまらせている障害がある。 事業を立ち . . . 本文を読む

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激動の昭和史 沖縄決戦東宝このアイテムの詳細を見る これくらい見ておかないとだめかと、半分くらい見た。NHKは、大河ドラマなんかよりも、こういう現代に近いものを流すべきだと思う。そりゃあ、身につまされる。何よりも、(本当の意味で、本当に)痛すぎて見れない人がまだ多く生きておられるのだとは思われるが、だからこそ直視する必要がある筈である。史実との違いとかも見えてきてしまうかもしれな . . . 本文を読む

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雇用改革―「雇用の質」を改善せよ島田 晴雄,根津 利三郎東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る 富士通総研トップによる「雇用改革」というテーマの最新刊なので購入。本書の価値は、「雇用の質」の改善、という課題設定にあると考えられる。「雇用の質」というキーワード、そしてそれを改善するという課題設定は世の中で既にされていそうで、必ずしもされていなかったことが、そのキーワードで検索してみ . . . 本文を読む

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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)梅田 望夫筑摩書房このアイテムの詳細を見る 梅田望夫氏のオプティミズムを強調する語り口は必ずしも好みではないし、本書には新しい情報が盛り込まれている様子でもなかったので、今週末に至るまで読んだことはなかった。しかし、読み始めてみたら、組織・人事を専門にする人間にとって、15分どころか、丸一日かけて読むに値する本で . . . 本文を読む

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19日のエントリに書いたように、A時間をS時間にグレードアップするためには、活動にレバレッジをきかせる必要がある。レバレッジをきかせるためには、活動の意図が明確である必要がある。しかもその意図はその活動限りの意図ではなく、他の意図とも結びつけられている必要がある。そして、それらの互いに関連しあった意図は、体系だてて表現されていることが望ましい。というのはそれによって初めて、ある活動が本当に全体とし . . . 本文を読む

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レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術本田 直之東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る 「レバレッジ」と書いていたら、「レバレッジ」というのは、近年自己啓発のキーワードの一つになっているらしい。知りませんでした。・・・というわけでレバレッジ・シリーズの一つ、「レバレッジ・シンキング」を開けてみた。 DMWL(Do More With Less)、というキ . . . 本文を読む

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21世紀の国富論原 丈人平凡社このアイテムの詳細を見る ストックオプションの是非、三角合併の是非、コーポレートガバナンスの仕組みの是非、資本主義の未来、アメリカは買いか、そして日本の将来は・・・これらのトピックスに関する、日頃のあいまいな認識、無駄な情報収集、どうしても周囲に迎合的になりがちな価値判断・・・本書はこれらを振り払うためのバイブルになる。 本書の力は、著者がベンチャ . . . 本文を読む

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仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在玄田 有史中央公論新社このアイテムの詳細を見る 中高年層の雇用維持と若年層のフリーター化との間には密接な関係があることを最初に明確に指摘した、格差社会やニート問題の代表的な論者である、玄田有史氏の著作をこれまで読んだことがなかったのだが、漸く、玄田氏の主著とされる本書を読んだ。(文庫版もあり) 雇用と労働の最新の問題を、学問的にデータによ . . . 本文を読む

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