２日（土）に甲賀市信楽町在住の陶芸家・大前悟さんのお宅にお邪魔しました。信楽の入り口、朝宮は宇治の実家から車で約３０分。大前さんは人気の若手作家さんです。どれくらい人気があるかと申しますと・・・拙ブログの検索ワードナンバー２です。ではナンバー１は何でしょう？ということはさておいて・・・「岐阜での個展前で作品は昨日送ってしまいあまりありません。」と大前さん。徳利が梁に並べてあったり、さりげなく骨董の置物やら陶片が飾ってあります。昔から骨董が大好きで、唐津・備前・信楽・李朝などの陶片は勉強のためにもなり集めているそうです。
可愛らしい奥様がもうすぐ一歳になるお嬢さまをオンブしながら、讃岐うどんのお昼を用意してくださいました。天ぷら・角煮も美味しくいただき、大前ワールドの器で誠に贅沢な昼食でした。おうどんが美味しく、帰りにお土産としていただいてしまいました。本当にご馳走さまでございました。
大前さんの家の近くに咲いていた菫。
パソコンがインターネットにつなかりません！ ワイヤレスアダプタをリセットしたら接続する可能性があります、って言うけど・・・ダメ。携帯から投稿しています。
やる気が出てきたというのに！！！
※光電話の不具合でした。
昨日は終身正会員以上の研究会２日目に出席。茶券係として受付のため９時前に到着。９時半会場なのにすでにもう並んでいる方が数人・・・。「刻限は早めに」を実践していらっしゃる。
久しぶりに研究会に参加。最前列に陣取り、じっくりと拝見させていただいた。講師はF先生。業躰先生の中では一番お若く奥様も青年部らしい。７年前、お家元の青年講習会に参加した時、いわゆる業躰見習いのお水谷さんとしてお点前の準備を丁寧に教えてくださって印象に残っていた方である。また、宗家研修の際にも今日庵を案内していただいた。茶名も同じ宗恵なのでなんだかうれしい。
「真」のお辞儀が皆さん深すぎる、とのご指摘。お辞儀には「真」「行」「草」とあり、「真」が一番丁寧なお辞儀。深々とお辞儀すれば良い、と思っていた。座って両手で大きな木を抱えるように体の前で円を作り、体を前に倒して手の甲が畳についたら手を返しその角度が「真」のお辞儀。思ったほど深くはない。皆さんもやってみて。
お茶会での一服もお稽古の一服でもお茶をいただくのには変わりない。どんな時でもお茶を楽しむ心を忘れないで、という言葉も大切にしたい。
お昼休みには先生方と昼食をご一緒させていただき、わたしと同じようなお考えをお持ちの先生もいらっしゃるんだな、と少し安心した。また青年部のお友達と久しぶりにお話ができて楽しかった。
研究会後、新潟三越で開催中の「日本伝統工芸展・東日本」を見に行った。会場にお着物姿の背の高い男性がいらっしゃる、と思ったら青年部仲間のI君だった。彼はT先生の傘寿のお祝い茶会に出席されたそうだ。ばら園呈茶をお手伝いしてくださった方で、学部は違うが同じ白雲出身。６月７日にホテル日航で開催される白雲の新潟支部校友会に一緒に出よう、と約束してお別れした。ひとつ楽しみができた。
終身正会員以上の研究会
場所 新潟ユニゾンプラザ
科目
１６日 炭所望・和巾・流し点・香付花月
１７日 盆香合・唐物・薄茶点前（替茶碗）・貴人清次濃茶付花月
残念ながら今日は出席できません。ご指導くださる先生はお若い業躰先生らしい。明日の科目の予習をしなくっちゃ。
『アブラカダブラ』 我が家で今年初めて咲いたばら。
あなたを連れ去るあのひとの影
アブラカダブラ消えてください 宗恵
