4日に大阪・万博公園内にある国立民族学博物館で開催中の「千家十職×みんぱく」を見に行った。
千家十職とは
金物師 中川浄益
表具師 奥村吉兵衛
竹細工・柄杓師 黒田正玄
袋師 土田友湖
土風炉・焼物師 永楽善五郎
茶碗師 楽吉左衛門
釜師 大西清右衛門
一閑張細工師 飛来一閑
塗師 中村宗哲
指物師 駒澤利斎
の十家で千利休以来、千家の好みの茶道具を作る職家のこと。
今回、民博とのコラボで簡単に言えば「収蔵品を見てそこから感じるものを作品に表す」という試み。実行委員長の八杉佳穂氏によれば「博物館を創造に活かす試み」。展示までにはさぞご苦労があったことだろう。
まず展示室に入るとそこは今日庵に向かう露地が茶の湯の世界にといざなう。そこから先は・・・千家十職の方々の説明と作品が並び・・・気になった収蔵品とそれにインスピレーションを得た?作品が展示されている。
大風呂敷を広げちゃった・・・と感じたのは・・・実はここに来る前に藤田美術館と造幣博物館に行き、大混雑の道頓堀でお好み焼きを食べたので、民博に着いた時には疲れ果てていたのである・・・。見る気力がなくなったのは歳のせい・・・。もう一回、朝からじっくり一日かけて見たい!と思う。
民博は20数年ぶり。京都でOLをやっていた時に親友が白雲の先輩であるO先生のアシスタントをしていて、アイヌの民家をその後国会議員をされた萱野 茂さんのご指導で復元するのをわたしも手伝わせていただいた。「北海道に来たら遊びにいらっしゃい」と住所と電話番号を書いてくださった。が、いまだに北海道に行ったことはない・・・。
そんなことを思いだしながら、あらためて図録を見ている。あ~やっぱりもっとゆっくり見たいなぁ・・・。
現在、新型インフルエンザの影響で閉館中。
バス停へ行く途中に咲いていた「グラハム・トーマス」。民博隣のばら園でローズフェスタ開催中・・・ですが、ここは入れるのかな?