13日(木)は第6回目のレッスン日。内容は前回と同じ
薄茶(運び)②・客の所作(茶碗の拝見)
2回目ですが、みなさんだいぶ足の運びが綺麗になってきました。足の運びもお点前の重要なポイントです。柄杓の扱いはお点前の流れで徐々に覚えるようになりますので、あせらずゆっくりと丁寧にやりましょう。
亥の子餅 大和屋製
本来ならばこの時季になりますと「炉」を開きます。この教室では一年をとおして風炉でのお稽古ですが、一応「炉開き」にはかかせない亥の子餅を用意いたしました。
陰暦の10月の亥の日にお餅を食べて無病息災のおまじないとする中国の俗信に始まり、日本でも平安時代から、10月の上亥日に朝廷では猪子形に作ったお餅をお供えする儀式があり、武家や民間にも次第にひろがりました。茶家では、その日を炉開きの日とする風習も生まれ、亥の子餅をお菓子としてお釜をかけるようになりました。
茶道を習っていると、お菓子ひとつでも勉強になりますね。
この日は午前中、支部の月釜がありましたので、少しお洒落をしました。教室である生徒さんから「あら先生、今日は違う感じのお着物!」と言われました。みなさん、いつもチェックしていらっしゃるのね・・・。このお着物は叔母から鮫小紋に合わせた帯とセットでいただきました。目の覚めるようなブルーは、わたしがお着物には絶対に選ばない色。「でもお似合いですよ。」と生徒さん。サンキュ
次回は「お棗・お茶杓の拝見」が加わります。はたして全員お点前することができるでしょうか・・・。頑張らなくっちゃ!