現在、京都の恵文社一乗寺店さんで開催中の「冬の大古本市」に当店も参加させて頂いています。
【 恵文社 冬の大古本市 】
会期|開催中~1/11(月)まで。
時間|11:00-19:00(最終日は16時まで)
会場|恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール
<参加店>
えほんやるすばんばんするかいしゃ
おひさまゆうびん舎
言事堂
古書玉椿
古書柳
待賢ブックセンター
bookstore ナルダ
半月舎
(本)ぽんぽんぽん ホホホ座交野店
マヤルカ古書店
ら・むだ書店
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毎年恒例の古本市で、うちの店は今回で6回目の参加となります。また誘って頂いてとてもうれしいです。
最近は、出張販売を滅多にやらなくなりましたが(正確には、やれなくなりました)
恵文社さんの古本市は自分の中の凸凹がピタッとはまるような感覚があって
気張らずにやれるので参加できています。
ここに持っていく本を選ぶときの感覚や本を売るという意識は
いまの自分のお店とも結構違うし、むかしの自分のお店ともちょっと違ってて
これまでの時間のどこにも存在しなかった自分の店の感覚でやれるのが面白いです。
時代の流れを考えず、お店という場所の感覚を捨て、長い目でものごとを見ず刹那的に捉えて
好きとか嫌いとかいいとか悪いとか売れるとか売れないとかそういう世界ではなくて、
趣味でもなくて、理想なんてものでもなくて、やや素直ではないけど局地的に正直ではあって、
シンプルにシンプルに商売をやっていったらこんな感じかなぁ、と。
自分の中にある想像上のただただ普通の商売が ここに存在させられてる気がしてます。
(ちょっと大袈裟に書いてしまったけど)
時期だったり、会期の長さだったり、用意する量だったり、馴染みのない土地だったり、
京都までの距離だったり、恵文社さんという本屋の懐の深さだったり、
担当の方の温度感だったり、いろんな要素のおかげで実現できていると思っています。本当にありがたいです。
恵文社さんのHPで、お店のことも紹介くださってます。
参加されている他のお店もとても気になります。
http://www.keibunsha-store.com/gallery/9577
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ちなみに、高円寺のお店は当面お休みします。いつかまた開けられる日が来ればいいな、と思っています。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
そして昨年一年、本当にありがとうございました。