2024年の営業は終了しました。
年末の忙しい中、お越し頂きありがとうございました。
新年は、1月10日からスタートです。
ちきさんの個展も、2/3(月)までやってますのでぜひぜひ。
結局、新しく作った本「どうぶつらぷそでぃ」のことは
全然書けなかったので、来年ちゃんと紹介できるようがんばります。
今年は、これまでとは違う流れにしたいと思ったものの
どうしたらよいかわからず試行錯誤した一年でした。
結果的に移行期間のような感じの一年だったのかなと思います。
その影響か、新しいものを作ることよりも、これまで作ってきた本などを
復活させることをやらないと、今の課題が見えてこない感じがありました。
まだまだその途中ですが、これまでのことをなぞることで
これまでと現在の差異を少しだけ明らかにできたような気がします。
来年もちょっとだけこの活動を継続しながら、次の興味へ移行していけたらと思います。
本作り中心に書いてしまいましたが、本屋があっての本作りであり
展示や本作りがあっての本屋でもあって、活動としてはどれも本体であって
どれも本体ではないような段階になってきたのかなと思います。
まあ、自分でも何を言ってるのかよくわからないので2025年はこの辺のことをもっと
しっかりやっていけたらいいなと思います。
|復活した本・雑貨|
・どうぶつせけんばなし
・ABCかるた
・ロシアの装丁と装画の世界
・VOAYGE
・どうぶつのねいろ(どうぶつらぷそでぃ)
というわけで、今年も本当に本当にありがとうございました。
物件のこととか外的なこととか、身体のこととか、どうにもならないこともあるので
いつまでできるかわからないですけど、、、、と書いていたら、
ノックがして近所のおじさんから年末の挨拶とプレゼントを頂きました。
予想もしてなかったことが起きて、う、うれしい、、、。
というわけで、好きな場所だし、もうしばらくこの場所でやれたらいいなと思いました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、よいお年をお迎えくださいー
きくちちきさんの個展、開催中です。
そういえば、新しく作った本のことを全然書いてなかったので、今度ちゃんと書きます。
ちなみに、ネット上に書いてないだけでなく、いまのところ、
展示を観に来て下さった方にも、ほぼ説明してないし
この本の原画もどこにもないので「この本、なに?」という感じかもしれません。
新しく作った本に関しては、「くびがにゅーとのびました」と
雑誌「飛ぶ教室」(第79号 2024年秋)の中でちきさんと喋った内容を交えながら
ちょこっと書けたらいいなと思ってます。
個人的には、この本を2024年の最後に作れたことが本当によかったです。
この本のおかげで、今年取り組んできた一連の活動に区切りがついた感じ。
気軽な気持ちで手に取ってもらえたら嬉しいです。
あと、しつこいようですが、営業は大晦日までやってます。
ただし、18時までなのでご注意ください。
2025年1月の営業日程です。
新年は、1月10日(金)の14時から営業スタートです。
ちなみに、1/10(金)から きくちちきさんの個展が再開します。
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時間|14:00-20:00
定休|火・水
最寄|JR高円寺駅6分 / メトロ新高円寺駅12分
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◉オンラインショップ
https://rusuban.ocnk.net/
◉卸販売(当店発行の本の卸)
https://ehonyarusuban.cart.fc2.com/
おととい、花松あゆみさんの個展「SCENES」は、無事に終了いたしました。
本日、絵を買って下さった方々の発送も完了しました。
店頭受取の方は、12/21(土)以降に受け取りが可能です。
というわけで、まずは、花松さん、ありがとうございました。
そして、観てくださった皆さまに心から感謝です。会期中、店番のぼくに
話しかけて下さる方もいて、一緒に絵を観ながらあれこれ言う時間も楽しかったです。
ひとりで観る時間もたのしく、本当に心地よい時間でした。皆さま、ありがとうございました。
今回の展示は、いずれ本になりますので完成しましたらまた改めて見て頂けたら嬉しいです。
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では、せっかくなので(余計かもしれませんが)いろいろ書いて
この展示をおしまいにしたいと思います。
今回の展示は、1枚の大きな版画作品であり、12枚の小さな版画作品でもありました。
ある日の何気ない会話の中で、花松さんが
「細かくて大きな絵を描いてみたいけど、なかなか機会がない」みたいなことをポロっと言って
それを聞いたぼくはハッ!として堪らず「一枚の絵を本にしてみたいってずっと前から思ってたんです」
と伝えました。この会話がきっかけで今回の展示が生まれました。
描き手が自発的に描いた絵に対して第三者は触れていいのか(口出ししていいのか)ということは
個人的な疑問であり、長年の興味でもあります。実際、ここ数年における自分の活動は
これに対するアプローチばかりを行ってきています(そのはず)。
いろんな実験や実践を重ねてきたことで、このことに対する見解も少しずつですが見えつつあって
そろそろ次の段階というか、もう少し踏み込んだ態度で挑みたいと思っていたところでした。
そんなタイミングで花松さんの発言。まさに青天の霹靂。
「そっかー、そうだ、花松さんだ、そっか花松さんかー」なんて勝手に腑に落ちて
ひとりわくわくしてしまいました。
こんな感じで、勝手にハードルを上げてしまって申し訳ないと思いつつも
楽しみなものができたことが嬉しくて、嬉しくなってしまいました。
文章にすると変だけど、ほんとにこんな感じ。嬉しくて、嬉しい。
初めて絵を観たのは、搬入の日。その日は額装された小さな作品たちで
大きな作品の全貌を観られたのは、初日の朝でした。
絵を観る直前というのは例えようのない不思議な緊張があります。
たぶん、勝手にハードルを上げてしまってごめんなさい、期待しちゃってごめんなさい、
という負い目があるからだと思います。(これは自分の未熟さなので、もう少し精進します)
でも、花松さんの絵はそのハードルを軽々と越えてきてきました。
自分なんて、なんにも想像できてなかったはずなのに、なぜか想像以上でした。
普段から「すごい」という言葉をあまり使いたくないのだけど、それでも使っちゃいそうになる
すごみがあって、でも目の前の絵にはそんなことは感じさせない軽やかさもある。
細かい部分で感じたことはたくさんあるけど、過剰な表現は避けたいので
あまり言葉にしませんが、描かれている視点にほんとに感動しました。
なんだろう、フラットっていうのかな。自分もこの視点を持っておきたいと心から思いました。
いまこのタイミングで、この展示をさせてもらえて本当によかったです。
展示でしかできないことは、ここでひとまず完了です。
今度は、これを本でしかできない形にしてみたいと思います。
|展覧会のおしらせ|
12/21(土)から、きくちちきさんの個展『どうぶつらぷそでぃ』がはじまります。
そして、この展覧会に合わせて一冊の本を作っています。
装幀・デザインは、サイトヲヒデユキさん。
今回もたくさんの人のおかげでなんとか形になりそうです。
この本とあの時の展覧会が繋いできてくれたものが確かにあると感じています。
どんな展示になるのか、どんな本になるのか個人的にもとても楽しみです。
今年最後の展覧会、どうぞよろしくお願いします。
※今回の展示はDMを作れなかったので、DMをお届けできません。
(希望されている方々、ごめんなさい!)
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〈 きくちちき個展『どうぶつらぷそでぃ』〉
会期|2024.12.21(土)~2025.2月3日(月)
※正月休み:2025.1.1(水)~1.9(木)
定休|火・水
時間|14:00-20:00
会場|えほんやるすばんばんするかいしゃ
住所|166-0003 東京都杉並区高円寺南3-44-18
最寄|JR高円寺駅6分 / メトロ新高円寺駅12分
12月の営業日程です。
大晦日まで営業いたしますが、31日のみ18時までの営業となります。
ちなみに、
12/16(月)まで、花松あゆみさんの個展です。
12/21(土)から、きくちちきさんの個展が始まります。
※12/17(火)~12/20(金)は準備のため休業となります
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時間|14:00-20:00
定休|火・水
最寄|JR高円寺駅6分 / メトロ新高円寺駅12分
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◉オンラインショップ
https://rusuban.ocnk.net/
◉卸販売(当店発行の本の卸)
https://ehonyarusuban.cart.fc2.com/