とっても大切でだいすきなお店、原宿にある絵本が読める喫茶店のシーモアグラスが、2021年9月で25周年を迎えました。
その記念につくった「季節のお便り箱」の制作のお手伝いをしました。
以前からお付き合いはありましたが、去年しばらくお店を閉めていたときに、おりえさんといろんな話をしていました。
ひょんなことからこの企画のお願いをされ、そこから進んでは止まり、再開してはまた止まり…を繰り返し、
最初作ろうとしてたものからぐいんと方向を変えたり、随分回り道をさせてしまいました…が、ようやく完成。
赤い箱にお茶とお手紙セット、そして「おてがみ」と題した小さな本を詰めました。
シーモアグラスに行くと、どこかに必ずある、安食史子さんが描いている文字を見るのが大好きでした。
あたたかくって人間味があって、芯のある文字。そしてシーモアグラスにぴったり!
絵本の題名が安食さんの文字だったら素敵だなあなんて、もくもく妄想をしていました。
なので今回一緒にものをつくることができて、とても嬉しかったのです。
東京とドイツでいっぱい話しながらできたのもありがたかった。(安食さん家族はドイツ在住)
お子さんの果乃子ちゃんの絵を小さな本に綴じているのですが、わたしは、 果乃子ちゃんの絵がとっても好き。
お茶に印刷してる果乃子ちゃんのドイツ語の四季の詩も、元気がでる。
そして、本の最後の安食さんの言葉にうんうん、と頷きながらの日々でした。
この言葉がずっと真ん中にいてくれたなと感じています。
25年…25年かあ。なんだかもう、日々や人々やとりこぼしてしまいそうな少しずつの積み重ねの集まりに
どうしてもうるうるしてしまう。本当にすごいことだなあと、しみじみ重みを感じています。
きっとたくさんの方の胸に居場所があるシーモアグラス。
これからもいろんな人に届いていくよう願っています。
現在「季節のお便り箱」はシーモアグラスの通販サイト( https://seemoreglass.theshop.jp/ )と、
るすばんの店頭と通販サイト( https://rusuban.ocnk.net/product/9530)でも販売しています。お便り誰かに書いてみてくださいね。
シーモアグラスは、緊急事態宣言が明けたらお店も再開予定。
そしたら店頭でもお求めいただけます。ブログなどで営業予定など確認してみてください。
あらためて、シーモアグラス25周年おめでとうございます!
こんな素敵なタイミングで関わることができて嬉しかったです。
作業しにシーモアに行くと、好きなCDをかけてくれるおりえさん。
たくさんの優しさをありがとうございます。
(じ)