絵本の古本屋 【えほんやるすばんばんするかいしゃ】

営業時間:14時~20時
定休日:火曜、水曜
電話/FAX:03-5378-2204

花松あゆみ個展「近くで 遠くで」開催のお知らせ|2020年2月15日(土)~3月3日(火)

2020-02-13 | ●展示のお知らせ


2016年11月。
花松あゆみさんの個展「近くで 遠くで」を当店で開催しました。
あれから約3年。
あの展覧会をもう一度観たくなってしまいました。

展示される絵も、お店も、やってる人間も同じですが
ちょっとだけ時間が経ち、
ちょっとだけ店内も変わりました。

いま、どんな風に見えるのか楽しみです。  


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花松あゆみ個展「近くで 遠くで」
会期 | 2020/2/15(土)~3/3(火) ※水曜定休
時間 | 14:00-20:00
会場 | えほんやるすばんばんするかいしゃ
住所 | 166-0003 東京都杉並区高円寺南3-44-18
(JR高円寺駅6分 / メトロ新高円寺駅12分)


背骨さんの展示、終了しました。

2020-02-12 | ● お知らせ


背骨さんの展示、昨日無事終了いたしました。
 
背骨の店主・吉田さんにほぼお任せで改装をお願いして
約一年かかって完成したその空間は、紛れもなく吉田さんの作品でした。
(本人にその自覚はないと思うのですが、、) .
 
待ちに待った出来事だったはずなのに
いざ、「完成しました」って言われたら、
きれいな絵に落書きしちゃうようで
「いきなり使うなんて荷が重いわー」
と思ってしまい、急遽、背骨さんに
「古道具で何かやってもらえませんか?」
というお願いをして、
今回の展示をやって頂くことになりました。

普段はこんなことやらないだろうに、
よく引き受けて下さったな、と思います。
おかげで、道筋がちょっとだけ見えました。
 
そして、なんかよくわからない状況にもかかわらず
たくさんの人が来てくださってうれしかったです。ありがとうございます。
これを機に、新人みたいな気持ちで お店をやっていこうと思ってますんで、
もしよかったらこれからもよろしくお願いします。
 
新たに生まれた奥の部屋は、
うちの店じゃないみたいで まだまだ慣れないですけど
体が必死に順応しようとしているのがなかなか興味深いです。
知らない自分がどんどんやってくるのも なかなかおもしろい体験です。
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あ、そうだ。
半年くらいあやふやにしていたことを最近、はっきりさせました。
その準備のため、奥の部屋は13(木)と14(金)の2日間だけ閉鎖します。
お店は普通に営業しています。 ※14時-20時営業
では、またお知らせします。
 

「背骨さんと、改装のこと」 ※背骨展・2/11でおしまいです。

2020-02-11 | ●思うこと


お店の改装をやって下さった背骨さんの
古道具の展示・販売も残り一日のみとなりました。
2/11(火)でおしまいです。
はやいなあ、、、
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展示期間中に、背骨さんのお店に行っておこうと思って今日行ってきました。
ああぁ、やっぱり、ここだ。と思った。
映画「天空の城ラピュタ」のシータが持っていた綺麗に加工された飛行石が
うちの店でやっている展示だとしたら背骨というお店は、ラピュタ中枢にあるでっかい飛行石のような感覚。
どっちがいいということではなくただただ関係性の話。
変な例えだけど。
 
 
(超個人的な感覚なのだけど)
この店にはあらゆる線がない。
ちょっと違った言い方をすると、輪郭がない、ということになるのかな。
この空間を何かに当てはめようとするときに適切な言葉が思い浮かばないというか。
お店という響きもギリギリで、古道具(屋)という響きの方が少ししっくりくる。
たぶん、古道具という言葉には、線や輪郭がないから、なのかも。
この言葉と店主・吉田さんの性質は、とっても相性がいいのかもしれない。
 
自分なんかは、ジャンル分けや言語化など輪郭をはっきりさせることで人に伝わりやすくなる、
なんて思って言葉を覚えたり探したり使ったりして社会を生きていこうとしてしまいがちだけど
背骨というお店なのか、店主の吉田さんなのかどっちかわからないけど、
あの空間には、そういう枠というか意識というものがない、気がする。
 
唯一あるのは吉田さんから滲み出てしまうどうしようもない線。もしくは、曖昧な輪郭。
たぶん社会的な理由なんてあんまりないしコントロールできるようなものではない かなり個人的なものに近い感覚。
が、社会に出てしまっているっていう空間。奇跡。
 
きっと、このどうしようもない感じに惹かれて改装をお願いしたんだと思います。
信じるも信じないもなくて、これしかできない、こうなってしまうという人のどうしようもなさ、尊さ。
 
作家だけが作品を作るわけじゃないし展示だけが展示じゃないし。
 
改装について、こちらから具体的な要望というのは特になくて、ほぼお任せでお願いして約一年。
手伝うわけでもなく、ただただ待つ、ということは自分にとって貴重な体験でした。
背骨・吉田さんにお願いして本当によかったなあ。
展示もやってもらえて、本当によかった。
展示という刹那的なものも観てほしいけど、背骨さんというお店にちょっと行ってみてほしいな。
 
書きすぎたかな。
あくまでも個人的な感覚です。すみません。

※展示は、2/11(火)の20時までやってます。



「ロシアの装丁と装画の世界」巡回展が、宮崎のKIMAMA BOOOKSさんではじまりました!

2020-02-03 | ● 出張販売のお知らせ






|お知らせ|
「ロシアの装丁と装画の世界」巡回展が
宮崎のKIMAMA BOOOKSさんではじまりました!

同名の展覧会としては、これで6回目。
そして九州&宮崎では、初めて!
2017年に自分のお店で開催したとき
個人的なもので終わるつもりだったのに、3年後もこうやって、
人の手によって開催頂いていて、、、なんかもう、幸せです。
企画してくださった、キママブックスさんに心から感謝です。

自分は熊本出身なので同じ九州でこの展覧会が開かれることが
ちょっと感慨深いです。

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1950年代〜1980年代のロシアの古本100冊と
この展覧会にあわせて作った図録を展示販売します
◎図録→ http://www.ehonyarusuban.com/c-item-detail?ic=A000000011


「一文字も読めない」
「なんにもわかんない」
「けど、なんかおもしろい」

ってとこからはじまったこの企画、
未だによくわからないことばかりですが、不思議とわくわくするものがあります。
この本たちから教わったことがいっぱいあります。
受け取る人たちのそれぞれの感じ方で 楽しんで頂ければ幸いです。

ではでは、どうぞよろしくお願いします。
2/24(月)まで。


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会期 ‪1月31日(金)〜2月24日‬(月)
時間 14時〜19時
店休 水曜日
会場 KIMAMA BOOKS
住所 宮崎市旭1丁目3-12 奈良ビル102
電話 0985-89-2753

http://kimamabooks.com/