絵本の古本屋 【えほんやるすばんばんするかいしゃ】

営業時間:14時~20時
定休日:火曜、水曜
電話/FAX:03-5378-2204

[お知らせ] 2/5(金)- 2/23(火)● 福岡の書肆吾輩堂さんで出口かずみさんの個展「小八」が開催されます。

2021-01-28 | ●当店発行本のこと / お取扱店のこと / 卸販売のこと


|お知らせ|
2/5(金)から、福岡の書肆吾輩堂さんで出口かずみさんの個展「小八」が始まります。
この展覧会にあわせて、当店発行の出口かずみ画集「小八」も
販売させて頂くことになりました!福岡で開催されることも嬉しいし
なにより吾輩堂さんがこの本を気に入って下さったことが、とっても嬉しい。

展覧会では、画集「小八」の原画に加えて
あの画風での描き下ろし原画もあるそうで(!)
すごく気になってます(原画も販売されるそうです)。
さらに、出口さんの他の書籍や展覧会オリジナルグッズも
販売するそうで、かなり賑やかになりそうです。

吾輩堂さんの近くには、大好きな大濠公園も近くにあるし
このタイミングで遊びに行けたらよかったのですが、、、この状況なので断念します。
そういえば、去年の今頃は、ちょうど大濠公園を歩いてたんだった。
たまたまやってた木下大サーカスを観たのが今ではいい思い出です。
一年前とは思えない、遠い記憶です。

ま、そんなわけでまた改めてお知らせします!
福岡の皆さま、行けそうな皆さま、どうぞよろしくお願いします。

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「出口かずみ個展 小八」
会期|2/5(金)- 2/23(火)
時間|11:00-18:00
会場|書肆吾輩堂 ※駐車場なし
〒810-0044 福岡市中央区六本松1-3-13
最寄|六本松駅 

〇展覧会詳細
https://wagahaido.com/archives/2013

〇吾輩堂さんのHP
https://wagahaido.com/

〇出口かずみさん
@deguchikohachi

〇出口かずみ画集「小八」
https://rusuban.ocnk.net/product/9135





※「新生活への不安」


※「ホシにまだ動きはない」


※「自分探し」

千葉市美術館「ブラチスラバ世界絵本原画展」にて、当店発行の本を扱って頂いています。

2021-01-26 | ●当店発行本のこと / お取扱店のこと / 卸販売のこと


現在、千葉市美術館では「ブラチスラバ世界絵本原画展」 開催中です。

この展覧会では、金牌を受賞したきくちちきさんの「もみじのてがみ」の原画や
世界各国の受賞作品の絵本原画(パネル展示もあり)が展示されているそうです。
まだ行けてないので行けるといいのだけど、、、。
そして、2/13(土)には ちきさんとサイトヲヒデユキさんとのトークイベントも開催予定です。
二人の話、聞いてみたい。

それから、ミュージアムショップでは
当店発行のきくちちきさんの書籍やポストカードも扱って頂いています。
トークイベントもあるので、サイトヲさん装幀の
「とらこのおくりもの」( https://rusuban.ocnk.net/product/9102 )
「いちにのさん 特装版」( https://rusuban.ocnk.net/product/7504 )
も特別に販売しています。

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会期|1/5(火) – 2/28(日)

休室日|1/18(月)、2/1(月)

観覧料|一般1,000円(800円)大学生700円(560円)
※小・中学生、高校生無料
※()内は前売り、市内在住の65歳以上の方の料金

◎展覧会詳細
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/bratislava-picture-book/

◎トークイベント
https://www.ccma-net.jp/learn/events/related/bib-artisttalk/







京都岡崎 蔦屋書店で開催中のにしおゆきさんの展覧会「童話の世界の土人形」は、本日最終日です。20時まで。

2021-01-10 | ●思うこと


京都岡崎 蔦屋書店で開催中のにしおゆきさんの展覧会「童話の世界の土人形」は
いよいよ1/10(日)、本日最終日です。20時まで。当店の古い本たちもご一緒させて頂いてます。

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にしおさんとはこれまでたくさんの展覧会を一緒にやってきましたが
はじめてご一緒させて頂いたのは 2014年に開催した
京都・小さい部屋さんでの展覧会「人形とえほん」でした。
あの時の体験はとても印象的で、今でもたまに思い出します。

正直、初日を迎えるまでは
「みんな にしおさんの作品を観にいらっしゃるわけだし、古い本たちは余計なんじゃないか」
と思っていたんですが、始まってみたらその予想は嬉しい方に裏切られ
にしおさんの人形だけでなく本も見て下さる方が多く、ほんとにびっくりしました。
しかも、本を見にいらっしゃる人は本だけ、というわけでもなくて、
にしおさんの作品と一緒に購入される方も多かったのがまたまたびっくりでした(その逆もまた然り)。
本と作品が分離せずに調和した感覚があって、とてもとても新鮮な体験であり発見でした。
「本を本屋で売る」ということからなんとか抜け出せないかと思って、
あれこれ試行錯誤していた時期だったけど、まったくイメージしていない形でしっくりできたのは
にしおさんの懐の深さのおかげだったし、小さい部屋さんのお店の包容力のおかげだったし
お客さんたちのおかげでした。

その後、この展覧会「人形とえほん」は、京都→倉敷→香川→高知とツアーのように
2014年~2016年まで開催されました。全ての展覧会の初日に同行する度に
たくさんの発見があって、中でも興味深かったのは「馴染みのお客さん」がいたこと。
「あれ?この方、この前のときもいたし その前もいたぞ」と一度思ったら、
急に気になり始めました。しかも、一人や二人じゃない。たくさんいる。
「え、すごい。みんなどこに住んでるの?どういうこと?」
としばらく理解が追いつかなかったけど、最後の高知のときには
そのお客さんたちと少しずつ話すようになって、
いろんなことが理解できたというか共感できたような気がします。
にしおさんの作品を観るというのは、一番の目的であるのは間違いないんだけど
同時にきっかけであり自分たちが選んだわけではない目的地をランダムな旅行として
その土地全体を楽しんでいるように見えました。
なんて健全な姿勢なんだろう、と感動を覚えました。
そして、いつの間にか自分もその一人になっていたのも面白かった。

それから、みなさん自由人なわけではなくそれぞれの事情がある中で
その日の予定をなんとかあけていらっしゃっていたことがわかったのも
自分にとってありがたい発見でした。この一連のツアーがなければ
一面だけ見て「自由な人なんだろうなあ」と決めつけてしまうところでした。あぶなかった。
にしおさんとのツアーはたくさんの大事なことを気付かさせてくれた貴重な体験でした。

この状況下でこれまでのことが夢のように感じるときもあるけど
にしおさんの展覧会で得たこれらの体験がなぜかいま自分に響いています。

今回、にしおさんの作品のことではなくその周辺のことを書いてしまいましたが
これらの体験もにしおさんの作品と一緒になってるような気がしているので
このタイミングを借りて書いてしまいました。
ギリギリになっちゃったけど、展覧会は本日20時まで!
にしおさん、本当にありがとうございます!

◎展覧会詳細
https://organsha.com/news/1503/





高円寺の実店舗は、1月も引き続きお休みしてます / 通販サイトは、営業してます

2021-01-06 | ● お知らせ


|お知らせ|
12月末からお休みしている高円寺の実店舗は、1月も引き続き休業中です。
今後の店舗営業は未定ですが、オンラインショップは営業しています。

いつかまた開けられるといいなと思ってます。


◎HP
https://www.ehonyarusuban.com/

◎オンラインショップ / 営業中
https://rusuban.ocnk.net

◎卸販売ページ / 営業中
http://ehonyarusuban.cart.fc2.com/

京都の恵文社一乗寺店さんで開催中の「冬の大古本市」に当店も参加させて頂いています。1/11まで。

2021-01-03 | ● 出張販売のお知らせ



現在、京都の恵文社一乗寺店さんで開催中の「冬の大古本市」に当店も参加させて頂いています。

【 恵文社 冬の大古本市 】
会期|開催中~1/11(月)まで。
時間|11:00-19:00(最終日は16時まで)
会場|恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール

<参加店>
えほんやるすばんばんするかいしゃ
おひさまゆうびん舎
言事堂
古書玉椿
古書柳
待賢ブックセンター
bookstore ナルダ
半月舎
(本)ぽんぽんぽん ホホホ座交野店
マヤルカ古書店
ら・むだ書店

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毎年恒例の古本市で、うちの店は今回で6回目の参加となります。また誘って頂いてとてもうれしいです。

最近は、出張販売を滅多にやらなくなりましたが(正確には、やれなくなりました)
恵文社さんの古本市は自分の中の凸凹がピタッとはまるような感覚があって
気張らずにやれるので参加できています。
ここに持っていく本を選ぶときの感覚や本を売るという意識は
いまの自分のお店とも結構違うし、むかしの自分のお店ともちょっと違ってて
これまでの時間のどこにも存在しなかった自分の店の感覚でやれるのが面白いです。
時代の流れを考えず、お店という場所の感覚を捨て、長い目でものごとを見ず刹那的に捉えて
好きとか嫌いとかいいとか悪いとか売れるとか売れないとかそういう世界ではなくて、
趣味でもなくて、理想なんてものでもなくて、やや素直ではないけど局地的に正直ではあって、
シンプルにシンプルに商売をやっていったらこんな感じかなぁ、と。
自分の中にある想像上のただただ普通の商売が ここに存在させられてる気がしてます。
(ちょっと大袈裟に書いてしまったけど)
時期だったり、会期の長さだったり、用意する量だったり、馴染みのない土地だったり、
京都までの距離だったり、恵文社さんという本屋の懐の深さだったり、
担当の方の温度感だったり、いろんな要素のおかげで実現できていると思っています。本当にありがたいです。

恵文社さんのHPで、お店のことも紹介くださってます。
参加されている他のお店もとても気になります。
http://www.keibunsha-store.com/gallery/9577

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ちなみに、高円寺のお店は当面お休みします。いつかまた開けられる日が来ればいいな、と思っています。

遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
そして昨年一年、本当にありがとうございました。