nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

エルサルバドルチマルテナンゴパカマラハニーベストカップが飲みたくなるブログ

2019年09月06日 18時33分08秒 | サーカスイベント情報
今朝のサーカス家のコーヒーは、

ニカラグアマラゴジッペです。




今回ご紹介するのコーヒーは

エルサルバドル チマルテナンゴ パカマラ ハニー

フィンカ ドン ハイメ農園 ベストカップ

です。

名前長過ぎ(笑)

チャラテナンゴ ベストカップ2019で
入賞したコーヒーです。

約300サンプルのコーヒーから
ベスト24に残ったコーヒーです。




国名 エルサルバドル

エリア名 チマルテナンゴ地区

品種 パカマラ種

精製方法 ハニー

農園名 フィンカ ドン ハイメ農園



グレード ベストカップ




また詳しくは後日

説明していきますね。



コーヒーの生豆は、

ここにたどり着くまで、

色々な工程を経てくるので、

経験を積んでくると

生豆を見て、

その生豆がどんな旅をしてきたか

なんとなく想像がつきます。

ですので

初めて扱うコーヒーや

新しい年度のコーヒーと

初めて対面するときは、

ドキドキワクワクします。



このエルサルバドルの生豆との

初顔合わせは衝撃でした笑

コーヒー生豆の周りに

いわゆる「シルバースキン」と言われる薄皮が

多く残っていますし

よく見るとミューシレージと言われる

粘質物すら生豆に残っているように感じます。


ミューシレージとは
果肉をむいた時に種の周りについている透明のヌメヌメ(糖質)です。
写真は東ティモールの農園です。

詳しい工程を聞くと

ハニープロセスの中でも

ミューシレージ(粘質物)を残して

乾燥している処理法だそうです。


通常だと

厚皮(パーチメント)を取り除く時に

薄皮もミューシレージも取り除くのですが

おそらく意図的に残すことで

果実味を残しているのではないかと感じました。

生豆の香りが

とってもフレッシュで果実感がありました。


右側がエルサルバドルです。
見た目こんな感じです。



ただ、

これだけシルバースキンが残っていると

とっても焙煎が難しかったです。

シルバースキンが焙煎中に黒く色がつくので

それに惑わされると本来の味わいの姿が

見えなくなります。

初めの焙煎は

少し深めに焙煎してみました。

これもまた良しとっても風味豊かな味わいになりました。

そして

浅煎りにチャレンジしてみましたが

焼き上がりの見た目は

綺麗ではないですが

味わいはクリーンで

マスカットのような甘みがあり

浅煎りのベストカップとなりました。



9月8日(日)もエンジョイコーヒータイムでは

数量極限定で

このエルサルバドルのベストカップの

浅煎りと中煎りの豆とドリンクの販売を

させていただきます。


中煎り


浅煎り

日曜は雨も予想されているので

数量もほんの少しとなりますので

興味持たれた方は

ぜひお早めにお越しください。


明日の朝のサーカス家のコーヒーの

エルサルバドルの浅煎りが楽しみです。

コーヒー屋さんの特権です笑

久々にコーヒー屋さんらしいマニアックなブログでした。





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