nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

コスタリカ ブルマス レッドハニー!

2021年01月15日 15時20分59秒 | コーヒー産地情報
こんにちは!

今朝のサーカス家のコーヒーは

コスタリカ ブルマス レッドハニーです!






柔らかいフルーティでクリーミーな口当たりです!



さてさて、

久々にコーヒーのお話です笑

昨年末より

コスタリカが

ラモンさんのブルマス レッドハニー

になっています。



正確に言うと

「ブルマスデルズルキ・マイクロミル」です。

「マイクロミル」とは

「小さなミル」。

「なんのこっちゃ」ですね。

「ミル」は「精製所」の意味です。

コーヒーは

コーヒーの木にできたコーヒーの実を

積んで果肉をとって

処理して行って

焙煎できるように処理をします。

コーヒーチェリーを

商品として輸出できる状態までするところを

「精製所」「ミル」と言います。



コスタリカでは

以前は大きな会社が

大きな精製所しかなく

各農園で作られたコーヒーが

その大きなミルで混ぜられて

大きなロットになり輸出されていました。

それでは、

頑張って美味しいコーヒーを作っても

混ぜられるのであれば意味がないので

とにかく「大量に作る」という意識に

コーヒーを栽培されている方もなってしまいます。

ですが近年

家族や親類などの農園が小規模な

水洗処理設備や乾燥設備を共有し

地区特性を反映した品質の高いコーヒーを

一貫して生産するようになりました。

今では

コスタリカでは

100を超えるマイクロミルがあります。

セントラルバレー地区は

近年経済発展で、

農地の宅地化が進み、

大量生産型コーヒー経営ではなく

より価値の高いコーヒー生産を

行うようになりました。

その中でも

ファンラモンさんは

セントラルバレーコーヒーの

マイクロミルのパイオニア的存在です。



このレッドハニーは

果肉を剥いて

ネバネバ部分を残し

アフリカンベットで天日乾燥され

その過程で

コーヒー豆に付いていた

糖質が乾燥して

赤っぽくみえるようになっていくことから

レッドハニーと呼ばれています。



その乾燥工程は難しく

独自の技術で

高品質なハニー製法を成功させています。

果実味の甘味と

ミルクのような滑らかな触感が

楽しめるコーヒーです!





コスタリカ ブルマス レッドハニー

品種:ビジャサルチ
農園:コンフィテス農園
栽培地:コスタリカ セントラルバレー地区
     サンフランシスコ デ エレディア地区サンイシドロ
標高:1300〜1400m
生産者:ファン・ラモン・アルバラード
生産処理:ブルマスデルズルキ・マイクロミルで
     ハニー処理
乾燥:天日乾燥 アフリカンベッド式






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