nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

初参戦!百万遍の手作り市。

2012年08月18日 12時27分55秒 | サステイナブルコーヒー

京都では、なかなか有名な「百万遍さんの手作り市」に
お盆真っ最中の15日出店してきました。

この百万遍さんの手作り市は、毎月15日に京都百万遍の知恩寺さんの
境内で行われる青空市です。

一つの京都の観光行事として、毎月観光バスのコースになっているほどで
にぎわいはすごいです。

毎月出店の希望をしていたのですが
なかなか抽選にあたらず、今回初めて出店許可があたりました。

お盆と暑さで、一年でも比較的出店希望の方が減るので
当たりやすかったんだと思います。

お盆でめっちゃ暑いですが
せっかくの機会なので、サーカスコーヒーのことを知ってもらえるチャンスなので
がんばって場所もいいところをとってみることにしました。

普段の百万遍の市では、ある適度、出店常連さんの場所が決まっていて
新米店舗が、メインの参道に出店するなんてありえないということでしたが
メインストリート狙いでいきました。

早朝6時の笛の合図で、場所取りがはじまります。
イメージでは、正月におこなわれる福男の争いのもうダッシュを
考えていましたが
それはさすがに考えすぎでした。

ただ、場所によってかなり目に留まる確率が変わるので
皆さん必死。


中学校陸上部の試合の時、スタートする瞬間までのどきどきの静寂とよく似ていましたが
この大人のレースには「売上」っという生々しい現実があるので
同じ静寂でも、ある程度酸いも甘いも経験した者だけが乗り越えられる瞬間だと思いました。

事前に知り合いの方に、今月出店されていないレギュラーの情報をもらって
その場所ねらいで、その静寂を乗り切りました。

昔、「オバタリアン」っという方々の必殺技の電車での「椅子おしりで、こじ開け座り」のように
ちょっと空いていたスペースにテントをおいて、とりあえず張ってみました。

もちろん一日お世話になるので横の方に「空いてますか?」っと確認してからです。

そこは、ご年配のお母さんが場所取りにこられていてて
テントを一人で立てるのが大変そうだったので、お手伝い。
場所さえ確保できれば、あとは仲間。




「何を販売されるんですか?」

「コーヒーです。」




このセリフは、上が私で下が横の方です。

(まじで・・・)

結構な衝撃で、「ぼくもコーヒーです!」っとは言えず
「よろしくお願いします」っと笑顔であいさつ。

手作り市には、結構個性的なコーヒー屋さんが多いので
こりゃかぶちゃった・・・っと思ったのですが
私も、サーカスコーヒーの味、雰囲気には自信がありますので
ちょっと気合が入りました。

当日は、奥さまが子供たちを保育園に送ってから合流。
それまでは、ある程度ディスプレイもして販売を開始しました。

奥様が合流してディスプレイも一新。


天候は曇り。
この時期としては、最高の気象条件だった思います。
「今日だけ四条河原町に出店できたみたいやなぁ」っと言いつつ
暑かったので、やはりアイスコーヒーを多く飲んでいただきました。
でも出店のレギュラーの方に聞くと
「やはり、8月は一番来客が少ないし、いつもだとこんなゆっくり歩けることはない」と
言われていたのですが、私たちにとっては十分な人の流れでした。

あまり豆の販売はないとよんで、あまり持っていかなかったのですが
意外と豆も買っていただき、また、手挽きミルの登場でゴリゴリやってました。

あと、なかなか今までお話のできなかった「御多福珈琲」さんとも
結構長い間お話できて大変うれしかったです。
すごく素敵な店主さんで、やはり人をひきつける方だと思いました。
勉強になりました。




HPなどを見てたくさんの方にも来ていただき、
またたくさんの新しい出会いもあり、
熱い熱い一日を過ごすことができました。
ありがとうございました。

そうそう、横のコーヒー屋さんは、
すごく優しい雰囲気で、コーヒー専門というか
チャイも販売されていて、腰かけるスペースもあり
子供さんたちが遊んでいたりとすごく和やかな感じのいいお店でした。
毎回店主さんがお会計時に「170万円」っといってはるのが
聞こえてきて、毎回耳ダンボで、心の中でうけていました。

そんなこんなの夏の手作り市でした。




16日五山の送り火
京都の夏が静かに終わっていきます。





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