脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

夏季「働かない改革」。

2018年08月05日 10時36分31秒 | 社会時評
今夏毎日のように命に「危険な暑さ」が各地で続いている。駅前を自
転車で走ってたら、道端に蹲る中年女性がいて、老夫婦が扇いで介助
している光景を見た。様子からして熱中症だろうか。豪雨と猛暑でこ
の夏、何百人のヒトが亡くなることやら。

7月は観測史上最高の平均気温だったらしいが、猛暑は日本だけでな
く世界的な傾向である。来年以降どうなることやらである。わたし的
には、気温が35℃を超えた当たりから、身体に負担を感じる。若い頃
とは異なり、循環器系に持病もあるので要注意なのである。

知らなかったが、蚊も35℃を超えると活動を止めるという。道理で夏
なのに、蚊に刺されない訳である。猛暑になると蚊でさえ自然に則っ
て休むのに、経済至上主義の人間様は、身体の自然に抗してでも、会
社や仕事にムチ打たねばならない、社会環境を作ってしまった。

TV番組で、35℃を超えると出社せずに在宅ワーク出来る会社を紹介
していた。稀な事例だが、ワークライフ(命)・バランスの取れた試み
である。社会全体で夏に35℃を超えると、健康や命に関わるので仕事
や学校は休みだかペースダウンするような、制度だか慣習をこれから
は作っていく必要があると思う。

人間の身体の平熱は、36℃~37℃だと教わったが、体温を超える
猛暑、例えば40℃だのというと、夏に浴びるシャワーの温度と変わ
らないのである。そんな気温の街中はお湯の中に浸かっているような
もので、全く危険に過ぎる。社会活動を出来るだけ休止か徐行させる
ように、企業社会的にも国民的合意形成を推進すべきだと思う。

今や夏の暑さは「災害級」とも評されるように、事態は「クール・ビ
ズ」などでは収まらない処まで来ているのである。国会は35℃超・
社会活動休止法とか、仕事のスローダウン制度を検討すべし。
「働き方改革」の次は、「働かない改革」に取り組め!

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