脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

夏の歩きマスク禍。

2020年08月22日 17時57分50秒 | 社会時評
ここの処、何だか人生が虚しく思えて、暑さのせいも手伝って、ブログ
を書く気力がなくなっていた。どうせ、何を言ってもマンネリだしとか、
自己肯定感が湧かないのです。コロナ禍でも、セミがうるさく鳴くと、
あぁ夏なんだな、何処にも行けないけど、つまらなくとも、夏なんだな。

街中では、真夏の炎天下なのに、皆、気真面目にマスクして歩いている。
電車に乗っても、スーパー等の中でも、マスクを付けないと気まずい。
マスクは感染を予防しない。ウイルスの大きさは、髪の毛の千分の一しか
ないそうで、マスクの繊維の目を透過してしまう。でも飛沫を他人に飛ば
さない配慮、感染拡大防止のためマスクが推奨(要請)される。

私は、町中での歩行中とか、自転車に乗っているとき等、周囲に人が少ない
場合、人とのわずかなすれ違い時にまで、感染を気にする必要はないと思う。
屋外では繁華街や駅等の雑踏と、一般屋内空間以外は、夏の歩きマスクは
熱中症予防の観点からも、見えない世間圧力から、解放されるべきである。

私は心筋梗塞の既往者のせいか、夏マスクは息が苦しい。酸欠感覚になる。
マスクは出来るだけ薄いものか、透明なマウス・シールドをしているが、
それでも長くは付けていられない。やはり息が苦しくなる。私のような心肺
機能に基礎疾患があるヒトも、世間の同調圧力で無理にマスクをせざるを得
ない社会風潮が間違っているのである。

一般のヒトビトも、感染予防よりも、世間からの白眼視が怖くて、半ばマスク
を義務として付けているのだろう。国内で見かける欧米人は、マスクをしてな
いのをよく見かけるが、彼らの感覚を良しとしているのでは全くない。感染症
に対して鈍感過ぎると思うし、個人主義の悪しき側面が出ている感じもある。

でも日本人の皆同じに同調する態度・社会習慣も、もう少し治らないものか。
この病気は、上から号令を掛けないと治らないのである。程ほどの制約への
同意感覚による同調行動と、個人には個人の考えやら事情もあるという冷静な
判断や理解の、両方を市民社会的な理性としてもつべきだろう。

日本ムラの同調圧力に負けず、夏の歩きマスク(と歩きスマホも)は、控えませう。


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