桃ノ木川にヒドリガモの姿が戻ってきました。北の国から帰ってきたみたい…

ヒドリガモです。桃ノ木川にヒドリガモの群れです。帰ってきたみたい…
昨日の昼過ぎです。着いたばかりなのかな、みんなして寝てます。お昼寝なんです。

　糸駒から頼まれていた仕事が一区切りついたのは昼前でした。キキはいつもの通り昼寝三昧です。まん丸になって寝てます。

　　で、買い物に出ました。雲間に青空が顔を出しています。
「雨があがって良かったですね…」、まだ水溜りが残るＪＡファーマーズの自転車置き場で見知らぬ女性に声をかけられました。
「お天道さんも顔出しそうですね、久しぶり…」、嬉しそうな笑顔に向かって返事をしました。広瀬川の向こうの子ども公園の広場にも久しぶりに子どもたちの姿がありました。

　買い物すませてから、ちょいと気ままに自転車であちこちしたんです。
＜どこ行くの？＞、近所の顔見知りの猫が窓の中から声をかけてくれました。
「うん、決めてないんだ…」

 

桃ノ木川に来ました。なんかすごく久しぶりな気がしていました。

　赤城山の方向を眺めても山の姿は見えません。まだ雲の中です。でも、雲間に青空です。いい気分…

　　川岸にはセイタカアワダチソウの黄色い花です。あれ、その向こうの水面を何かが泳いでます。
レンズを伸ばして撮って、液晶画面の中で拡大して見たら、カモです。それもヒドリガモ、夏場にはほとんど姿を見なかったカモです。

ちょっと上流へ行って、川面を探してみたら、いました、いました、川の中州にヒドリガモの群れです。50羽ほどの群れが、中洲の水際や石ころの中でてんでんに羽を休めています。

　　北の国から渡ってきたみたいです。
ヒドリガモの群れは10月から翌年の4月の初めぐらいまでの間、桃ノ木川で見ることができます。今年もちゃんと帰ってきてくれたみたいです。嬉しいです。

何年前からかな、冬の風のない温かい日を選んで伯母さんを桃の木川に連れ出してました。食パンを用意して、餌をやりながら、カモの群れと遊んでもらってたんです。すごく楽しそうに遊んでくれました。
街の人でしたから、野生のカモと遊んだことなんてなかったみたいなんです。

 

　　川の堤防下で咲いているコセンダングサの花にモンシロチョウが集まってました。今ごろ花が少ないんですよね…

刈り入れ間近かな田んぼの稲です。見事な黄金色になってきてます。きれいです。

　農家の庭先のカリンの実も大きくなってました。久しぶりに見た、なんかすごく久しぶりに見た気のする前橋郊外の風景です。

 

　　まちに戻って来たら、道端のヨウシュヤマゴボウが見事に色づいてました。葉っぱも、実も、紫色…
顔見知りのご近所猫も、まだ少し濡れている草むらの脇でのんびりしてました。
私ものんびりした気分になりました。

 

　　夕食はね、帆立貝と椎茸の醤油焼き、それから天ぷらです。
天ぷらは、葉付きの黄色いニンジンのうろ抜きが手に入ったんでやったんです。ニンジンの葉っぱのパリッとした食感が大好きなんです。それに、若いニンジンの甘さも楽しいです。
あとは、とうふのくず餡かけ、ユキ子さんは〆に梅干しのお茶漬けを食べてました。私は、〆抜きで酒飲んでました。
少しっつ、あんじゃあない日に戻ってきているみたいです。

 

　直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の二代目吉駒の下で修業して参りました。
初代吉駒が始めた美登利会は、来春で75回目の節目を迎えます。予定通り、4月8日に開催いたします。
亡くなりました二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、これからも引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第７４回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。

 

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