亀泉霊園の南、寺沢川の谷地に下ってまた上る道です。これを下って上って、関根昆布店の角を曲がって北東の方へ坂道を上って行くと江木町に出るんです。
昨日の朝なんです。メイ太んちへ山椒の実を摘みに出かけたんです。そいで、この下り坂の始まるとこまで来たら携帯が鳴りました。
「八百徳支店です。小梅が入荷しました。取りに来てください!」だって。
でも、まずは山椒の実が先です。メイ太んちに着いて母ちゃんと父ちゃんにご挨拶すると、さっそく山椒の実を摘ませてもらいました。それほど大きくない山椒の木ですけど、このくらいの木でも十分な実が採れるんです。
菜園には、もうサツマイモが植えられ、赤ジソが芽を吹いてました。小一時間で、私が一年使うのに十分な実が摘めました。
コーヒーをご馳走になって、父ちゃんと母ちゃんとしばらくお話しして戻ってきたんです。
<山椒の実を摘んできたんだね。メイ太に合えたかい?>、帰路で出会った上泉町の猫です。
「いや、メイ太はさ、人見知りが強くてさ、すぐに隠れちゃったよ」
<じゃあ、前に撮った写真載せるといいよ…>だそうです。
これがメイ太です。一昨年山椒の実を摘ませてもらいに行ったときに、母ちゃんに抑えてもらっている間に急いで撮った写真です。この直後、母ちゃんの手をすり抜けて全速力で逃げてきました。
摘んで来た山椒の実はごみや葉を取り除いてきれいに洗って、さっと茹でて冷水で冷まして、水切りして保存袋に詰めて冷凍します。約2㎏、一年分です。
山椒の実の始末をしてから清水タクシーを頼んで八百徳支店まで小梅を受けとりに行きました。ユキ子さんが不在だったからです。
運んできた20㎏の小梅です。昨日の朝摘みの群馬産の小梅です。
大粒のをお願いしています。今年も良いサイズの小梅をとってくれました。運んできた小梅は、すぐに水に浸します。これで一晩あく抜きして、今日、ヘタ取りして水洗い、それからホワイトリカーで除菌して、天然の国産海塩を使って塩づりして、昨年の梅漬けからとって保存してきた梅酢を使って漬け込みます。今年は、20㎏にしました。
山椒の実と小梅と遊んでいたら昼を過ぎました。
それから自転車で買い物に出かけて、それを終えてから青井食堂へカツ丼を食べに行きました。朝から働いたんで腹が減ってました。
写真は立川通りの熊野神社の入り口に新装開店したタイ料理の店『泰処セマクテ』です。馬場川通りでやってたのですが、こっちに引っ越してきました。すごく手をかけて店の改装をしてましたんで、とてもきれいになっていますし、店名も少し変わったみたいです。FBはこちらです。新しい店を見るとうれしくなりますよね。
午後はキキを相手に休息です。
<あれ、今夜だったよね、みんなとお食事するって言ってたのは?>
「うん、そうだよ…」
<wittgensteinちゃんとこの克子さんも来るの?>
「来てくれるみたいだよ」
<よろしく言っといてね…>
日が傾いて間もなく沈むころ家を出ました。
「今日は飲み会ですか?」
「食事会ですよ、中高年のおばさんとおじさんの…」
「頑張って いってらっしゃ〜い」、ご近所の顔見知りさんに激励されちゃいました。
食事会は広瀬川河畔の『盛多』です。対岸から見るとしだれ柳の間に店があります。いい感じです。
ゆっくりとおしゃべりしながら楽しく食事ができました。
少しずついろいろな料理を出してくれました。一部だけご覧に入れますね。
最初の写真はさ、ズッキーニの花のフリットとヤングコーンの盛り合わせ、花の中にチーズが仕込んでありました。二枚目はさ、アボガドとマグロのタルタルです。三枚目は洋風の海老しんじょうですよね。みんなおいしかったです。
<wittgensteinちゃんとこの克子さん、元気だった?>
「うん、元気だったよ、食事もおいしそうにしてたよ」
<マメな亭主持ちのまり子さんは?>
「おきれいでしたよ…」
<皆さんすみませんね、おヒゲのことかまってくれて…、ありがとうございます…>
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
師匠は祖母の初代若柳吉駒、今は伯母の二代目吉駒の下で修業しております。来春の美登利会は75回目の節目を迎えます。4月8日に開催いたしますので、引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。