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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

今朝は水鉢に氷が張って、昨日、開き鱈金づちで叩きほぐして『瑞兆』読んでいたからかな…

2016-01-13 06:39:18 | あんじゃあない毎日

今朝、明るくなるのを待って玄関を開けたら、玄関先の水鉢に薄氷が張ってました。この冬、初めてのことです。
氷点下の朝が、やっときました。

 

  こちらは昨日の朝飯のおかずです。
「毎日煮物食べてるの、うらやましい」って、伯母さんがどなたかに言われてきたって言いながら食べてました。
左から、丸大根の皮のきんぴらとクルミの飴炊き、大豆とヒジキの炒め煮、揚げ麩と人参の煮物、赤ダイコンの甘酢漬け、炒りおから、の6種です。乾物を多用した古臭い煮物なのですが、普通と違って、塩分は50%以上減らして作っています。亡くなられた丸三のご主人に紹介された長崎のチョーコーの減塩しょうゆを使って、見た目はしょうゆをしっかり使ってあるように炊いてます。

 朝食後、伯母さんが知り合いの方からいただいて来た≪開き鱈≫を加工することにしました。北海道産、マダラを1尾、腹開きにして、カチカチに干してあります。でかい開きです。
とりあえず半身をやっつけることにしました。

  

軽くあぶって、皮をはいで、少しずつ割いて、割いた身を金づちで叩いて、ほぐし身にします。調理台の上ではできませんから、床にまな板を置いて、そのうえで叩きました。
キキも見物したかったようなのですが、ちょいと遠慮してもれあって、二階の部屋に隔離して…。半身をほぐすのに約1時間かかりました。もちろん、あとの掃除の時間も込みです。大変でした。
『ひろ子』に来る呑兵衛さんたちの肴ににしてもらいます。

 

  あとは本を読んでいました。昨日は詩集です。
粕谷栄市さんの『瑞兆』です。たまにはこういうのも読みます。
粕谷さんは、私よりも10歳ほど年配だったと思います。茨城県の古河市の生まれで、ずっと古河市で暮らしているって聞いてます。最近詩集が出ないけど、お元気なのかな…
「生きていれば、さまざまな事がある――。すべてが、誰かの見た夢の中の出来事であったとしても、それはそれで構わないのだ」、たいへんな幻想世界です。

  本を読んでいる隣にキキのお気に入りの椅子があります。だから、キキもずっと隣でウトウトしてるんです。時々手を伸ばして、なでてあげると、薄目を開けてこちらを見ます。
この本には関心がないらしく、<何を読んでいるの?>って覗きに来ませんでした。

 

 昼過ぎ、前工大の近くに用事ができて自転車で出かけました。用だけすませて、大学に寄らずに戻ってきました。
風はさほどでもなかったですけど、冷たかったです。
赤城山は雲の中でした。

 家に戻ってから、こんどはまちへ。
まちは、閑散としてました。
前橋のまち、新しいお店も開いてきています。増えてるんです。
若者の姿も前よかたくさん見かけます。若い人が集まるカフェもできています。
でも、まだまだだいね…
「東京から電車で一時間ほどの小さな町に、私は住んでいる。この町で私は生まれ、今日まで他の町に住んだことはない。おそらく、ここで、死ぬだろう。私は、この町が好きである。」、これは、古河市暮らしの粕谷栄市さんが『わが町』(読売新聞)に書いてた一節です。
田中仁さんのインタビュー記事から、粕谷さんのこと思い出して、詩集読んでたんです。「好きです」と言える人は信じるに足るような気がしています。

 

 で、夕方は、開き鱈のほぐし身、金づちで1時間もかけて作ったほぐし身持って、『ひろ子』で晩酌してました。

 

夕食は五目ずしをつくりました。特別お祝い事があったわけでもないのですが、前に作ったときに余分に作った具材を冷凍しておいたのを思い出したんです。
トッピングは、酢蓮根、錦糸卵、カニのほぐし身、それと菜の花です。春っぽい五目ずしになりました。

 

 

 

 

 前橋で日本舞踊の師匠をしている直派若柳流の若柳糸駒です。前橋のまちで、毎年4月に『美登利会』という舞踊会に参加しています。お稽古場は、城東町4丁目です。よろしくご贔屓のほどお願い申し上げます。
その、『美登利会』の様子は、こちらでご覧ください
舞踊教室などのご案内は、こちらで申しあげております
                         若 柳 糸 駒

 

 

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