猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

焙煎館のショーキさんが逝っちゃいました。子どもの頃からずっと遊んでもらってきたんです…

2018-03-03 07:18:19 | あんじゃあない毎日

昨日の昼ごろのことでした。ショーキさんの訃報が届きました。
立川通と中央通の角にあるコーヒー屋の『焙煎館』マスターです。
小学校に上がった時からの友だちなんです。

2009年1月17日に朝日新聞群馬県版に掲載されたコラム、「ヒゲおじさん厨房に入る」です。野村たかあきさんの挿絵は、ショーキさんと私でした。

小学校の時から、ずっと遊ばせ続けてもらったんです。爺になっても遊んでもらってたんです。

 これがその時つくった『焼きtonむす』です。しゃぶしゃぶ用の薄切りの豚肉を生のままおむすびに巻きつけて、フライパンで焼いて、タレを付けて焼き上げるんです。それで、焼き海苔で包むんです、手が汚れないように。
二人で考えたtontonのまちの『C級グルメ』だったんです。

  お店まで行ってみたんです。「臨時休業」になってました。

 

2005年、『matto』という月刊誌に頼まれて連載したコラムの第1回の舞台もショーキさんの店でした。
ちょうど、桜の花が咲く少し前に書いたコラムなんです。

ショーキさんはずっとずっとこのまちで生きてきました。生き続けて来たんです。まちの子から、まちの若い衆になって、まちのおじさんで遊び暮らしてきたんです。
ずい分、世話になりました。恩に着てるんです。

 

広瀬川の岸の梅の木です。遠くに赤城山の荒山が見えてます。
昨日は、ことのほか風が強かったです。散った梅の花びらがこちらの岸まで届いていました。

 梅の木の梢にスズメの群れです。たくさんのスズメです。

 てんでんに飛び立って行きます。

「ショウキさんよ、向こう岸にもきっといい店あるだろうからさ、閻魔さんに相談して探しといてくんないかい…
そのうち、オレも行くからさ、また遊んで、遊んでな…」、なのです。

雛ずしの第一日目は、悲しい日になりました。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の二代目吉駒の下で修業して参りました。
初代吉駒が始めた美登利会は、来春で75回目の節目を迎えます。予定通り、4月8日に開催いたします。今年は生演奏でお楽しみいただきます。
亡くなりました二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、これからも引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

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