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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

前橋空襲の日は、手術後12回目の検査を受け、水の流れる集落に友人を訪ね、平和祈願祭が開かれた熊野神社にお参り…

2022-08-06 07:03:39 | あんじゃあない毎日

前橋空襲の被害者を追悼する平和祈願祭が開かれた熊野神社にお参りしました。参道に並べられた紙の灯篭に火が灯されたばかりの夕方でした。

   
社殿の前には「前橋大空襲犠牲者追悼碑」と墨書された木柱が建てられています。裏には「私達は戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ世界恒久平和の実現に邁進します」と書かれています。この字は青井食堂の向かいの提灯屋のタガヤ工芸のご主人が書いたのです。「だいじなものだし、絶対書き直しできないから、辛かったいね…」と言っていたのを覚えています。前橋空襲は、この街にとってやりなしのきかない出発点でした。

 帰り道、白い猫に出会いました。77年前、火の海に追われた人たちが川に飛び込んだって聞いている旧榎町の広瀬川の川岸で…。

 

 前橋赤十字病院へは朝食を食べずに8時30分ごろに着くように出かけました。受診手続きをしていて、ハタと気づいたんです。耳鼻科の検査と診察は、担当医師の都合で10日に変更されてたのを忘れていました。昨日は、血液検査の採血と造影剤を使ったCT撮像だけ、3年前の4月に手術して以来12回目の検査は予定よりも早く済みました。

 
ユキ子さんが車で迎えに来るのを待つ間、朝倉田んぼを眺めていました。稲はすっかり分けつが進んでいました。田には水はなく、土がむき出しになっています。中干が始まっていました。中干が終わると花穂が出はじめ、稲は花の季節を迎えます。美しい緑の田です。

 畦の脇にミソハギの仲間を見っけました。でもこれは、子どものときに見た盆棚に飾られていたたミソハギではなくて、帰化植物のホソバミソハギだと思います。花が咲けばはっきりするのですが、子どもの頃見たミソハギと全く違う花が咲きます。

 

 
迎えに来てくれたユキ子さんと一緒に、移転前の日赤病院跡に整備中の前橋版CCRCのココロンに先月オープンしたカフェを併設したパン屋で朝食を食べました。高崎市菅谷町に本店を構える「プラリネ」です。なかなか良い雰囲気です。最近スズランデパートの地下にもベーカリーカフェを出店しています。

 
ユキ子さんが食べてたのは、夏野菜を焼き込んだパンと、緑のオリーブをトッピングしたパンでした。窓の外の小公園では、ココロンの中にあるこども園の子どもたちが運動をしていました。楽しそう…

 

 
一休みしてから自転車でJAファーマーズ朝日町店へ金曜定例の買い出し、今日か明日に漬け込もうとしば漬けの材料も買い込んできました。買い物を整理してたら、COCOがユキ子さんの部屋着を抱え込んで寝てるので取り上げようとしたら、しっかり前足で抑え込んで離してくれませんでした。

 


昨日はユキ子さんが稽古を休みにしてくれていたので、午後、高崎市下大島町の友人を訪ねました。友人はきれいな水路が流れる農村集落の中で暮らしています。

 
車から降りて水路を眺めると、カワトンボの仲間がたくさん飛び交っていました。ハグロトンボみたいです。全身が黒いのは雌ですね。

 
胴が緑色に光っているのは雄ですね。子どもの頃水路でカワトンボを獲るときは、この金緑色の雄だけを追いかけたものです。きれいなトンボです。わが家も、隣に鯉池があった17年前までは、庭にも飛んできてくれていたのですけど、今はいませんね。


友人は私より先に大病を患って、一時は車いす生活、介護度「4」だったんです。それがさ、手術して入院している私を見舞ってくれた時は、介護度「0」、車を運転し、軟式テニスができるまでになっていたんです。病気との付き合い方の手本を示してくれている大事な友人は、今年、80歳にを迎えました。

 

 
友人が菜園で作ったゴーヤとスイカとキュウリを土産にもらってきました。夕食はスイカとゴーヤとキュウリにわが家のトマトを足したサラダをつくりました。それと、いただいたゴーヤにナスと万願寺唐辛子を加えてソテーしたのをトッピングした野菜カレーです。すご~く、おいしかったです。ごちそうさま。

 あとは枝豆。三つ年上の友人の背中を見ながら「健康」に生きる努力をもうしばらく続けるようって、元気が出ました。無事に検査も受けることができ、熊野神社へお参りもできて、ほっとした一日でした。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


今日は前橋空襲の日です。「広報まえばし」に原田恒弘さんの姿が、私に8月5日の事実を教えてくれた方です

2022-08-05 07:08:26 | あんじゃあない毎日

広報まえばしの8月号の表紙に原田恒弘さんがいます。この街で一緒に暮らしている人の中で、尊敬してやまない原田さんです。77年前の8月5日の夜、7歳の原田さんは比刀根橋の袂にあった大型防空壕にいたのだそうです。前橋空襲、米軍爆撃機が投下する焼夷弾でこの一帯は火の海、防空壕にに避難していたほとんどの人たちが命を失う中で、原田さんは生き延びたのです。

 
原田さんがその体験と記憶を綴った「ひまわり」です。市立図書館や前橋文学館に収蔵されています。原田さんは自分の記憶だけでなく、前橋空襲に関する様々な資料の調査を続け、アメリカ政府の保存資料まで調査の手を拡げてきました。そして、前橋空襲の正確な姿を私たちに伝える努力を続けてきてくれた人です。「米軍が撮影した空襲後の前橋」は、今年刊行された記録集です。この記録集については、前橋市長の山本龍さんのブログをご覧ください。


前橋が米軍のB29型爆撃機を主体とする爆撃により破壊されたのは、1945年8月5日の夜10時からでした。地図の赤く塗られた所が空襲を受けた地域です。原田さんらの努力によって明らかにされた前橋空襲の記録です。
 襲撃した米軍の爆撃機 B29 92機
 投下した爆弾 723.8トン(焼夷爆弾691.0トン 破裂爆弾17.6トン 通常爆弾15.2トン)
 焼失面積 当時の市街地の80%
 焼け落ちた家 11,518戸
 死者 535名
 負傷者 600名以上(きちんとした記録はありません)

 
毎年、8月5日の午前中に比刀根橋の袂の広瀬河畔で住吉町2丁目の皆さんの主催で慰霊祭が開かれます。今年は手術後の定期検査と重なってしまい参加できません。写真は2019年の慰霊祭です。

 立川通りの熊野神社でも、犠牲者を追悼して灯篭に火がともされます。前橋は破壊の中から再生した街なんです。前橋空襲を体験された皆さんの生の声を前橋市のHPで聴くことができます。「前橋空襲ー体験者の証言の記録」はこちらです。そして、「広報まえばし8月号」もこちらでご覧になれます。

 私は8月を迎えると、原田さんたちの言葉を、前橋空襲の事実を伝えてきました。その中の三篇です。もしお時間があれば、読んでいただけると嬉しいです。

「8月5日は前橋空襲の日です。前橋のまちは破壊と殺戮を出発点として出来上がっているのです」   2917-8-05

「8月5日、前橋空襲の慰霊祭が開かれ語り継ぐことの大切さを原田さんは訴えていました」   2015-8-06

「8月5日の前橋空襲 役に立たない防空壕の中で多くの市民が犠牲になった」   2914-8-04

 

 
昨日のCOCOは空けられた窓の網戸の内側から外を眺めていました。私もCOCOと一緒、ずっと家にいました。空は一面の雲、でもね、降りそうでなかなか降らなかったのです。

 
閑ですから、麺つゆを仕込んで、常備菜を二品作りました。黒千石大豆とすき昆布の煮物です。両方とも北海道からの食材です。車麩を揚げて、揚げ麩の煮物も作りました。車麩は新潟からの食材です。乾物はいいですね。

 COCOが内玄関のガラス戸から吉駒の稽古場の方をうかがっています。昼食の後に、稽古を始めたので気になるみたいです。私は、少し昼寝をしました。

 

 夕方近くなって雨が降り始めました。ここが雨を眺めていました。久しぶりに朝から夕方までエアコンを使わずに窓を開けた暮らしをした一日でした。

 
夕食は、夏野菜のソテーと牛筋肉の赤ワイン煮です。そして、豆腐と野菜のサラダ、紫タマネギ、キュウリ、青じそ、トマトです。

 ご飯は、十六穀米を使ったガーリックライスです。おいしく食べられました。
今日は午前9時前から前橋赤十字病院で検査を受けます。まずは血液検査のための採血、次は耳鼻咽喉科で喉の内視鏡検査と診察、それから造影剤を使ってアゴから骨盤までの間をCT撮像します。この結果は、来週水曜の主治医の診察のときです。朝食抜きで行ってまいります。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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片貝の田んぼの稲は濃い緑になって分けつも終わったみたい、猛暑の弁天ワッセは静か…

2022-08-04 07:24:55 | あんじゃあない毎日

上泉田んぼから眺めた赤城山、左隅の木立は上泉神社の杜です。午前9時過ぎ、荷物を発送しにヤマト運輸の片貝センターへユキ子さんの車で行く途中でした。赤城山には夏の雲がまとわりついていました。朝から暑かったです。


発送はユキ子さんに任せて、センターの脇の田んぼを眺めに行きました。稲は分けつが進んだみたい、間もなく出穂かなって姿になってました。濃い緑色になりました。田植えのときの一株が30本ほどの茎に分けつすると田んぼの水を落として「中干」が行われます。この田も、水の取り入れが止められていました。

 
田んぼの畔を見ると、スベリヒユですね、山形県では「ひょう」と呼んで食用にします。フランスでは「パースレイン」と呼んで生または炒めて食べると聞いています。畔の際にはタデですね、、たぶん「赤まんま」のイヌタデ、蓼酢に使うヤナギタデではないと思います。花穂が出ると見分けやすくなります。「終わりましたよ~」って声で、田んぼ見物はおしまいです。


8月になって、わが家の内玄関の暖簾が替わりました。緑の薄に月うさぎの図柄の麻暖簾です。秋を感じさせる夏のれんです。

 
蚊取線香は蚊取り豚って決まってたもんですが、今はいろいろあって、金魚だの猫田のを使っています。今月は猫、家の中にはCOCOです。でも、一緒に遊んだりしないで直ぐに自転車で街へ…

 

 
3日は大蓮寺の弁天さまの月例日です。いつもの通りにお参りです。弁天堂でお参りしている人の背に汗が沁みだす猛暑日になっていました。でもね、月に一度のお参りですから欠かすわけにはいかないです。

 
弁天通のワッセも出店がいつもより少なかったですし、それに、水曜日だったので商店も店休日で休んでいる店が多くて寂しい状態でした。仕方ないやいね、この暑さでは。私もどこにも寄らずにまっすぐ家に戻ってきました。

 

 
弁天さまから戻ると、あとはずっと家にいました。COCOが窓から眺める空は夏の青空、白い雲が浮いています。先週からあまり出歩かないでいるのは、明日の5日に前橋赤十字病院でがんの検査を受けるからです。検査前に新型コロナに感染すると、検査をしてもらえなくなっちまいます。そのため、この間しばらくは行動規制をしてきました。


夕方まで、雨雲らしき雲を見ることはありませんでした。ただの猛暑が続いているだけ、困ったものです。行動規制の成果とは言いませんが、体調は良好です。

 

 
夕食には、野菜の豚肉巻をつくりました。サヤインゲン、万願寺唐辛子、舞茸、ナス、青シソをしゃぶしゃぶ用の薄切りの豚ロース肉で巻いて焼き、甘辛の醤油ダレで味付けしました。それから、キュウリの明太子和えに庭で採れたトマトを添えました。

 
ズッキーニとナスとシメジの醤油炒めです。そして卵とじの汁に川海苔を載せました。良い香りです。いつもに比べるとちょっと手抜きの感じですが、これでも野菜は10種類、飯も十六穀米ですから、栄養学的には合格している気がします。

今日一日きっちり我慢の暮らしをすれば、明日は何事もなく検査を受けさせてもらえます。気を付けて過ごします。数値データの推移を見ている限りでは、新型コロナの感染拡大の第7波もピークを迎えた感じがしています。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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メノキの絵本「めのみえなくなった ちょうこくか」が上毛新聞に紹介された猛暑の日は家に籠って…

2022-08-03 07:33:36 | あんじゃあない毎日

今朝の上毛新聞に、一般社団法人メノキが設立したメノキ書房の初出版となる絵本「めのみえなくなった ちょうこくか」を紹介する記事が掲載されていました。読んでいると、階段からCOCOがなんか叫んでいました。


<Π§□Δ◎……、Δ✕φД∞…… Σψ▽…>、なに言ってんだかさっぱりわかりません。

 <キキです。COCOはまだ猫語しか喋れないんです。通訳しますね。
メノキのことが載ったんだね。メノキってのはさ、彫刻家の三輪途道さんの提唱で視覚に障害を持つ人たちの芸術活動を支援する目的で去年秋に設立された一般社団法人だよ、と言っているのです。メノキのことを知っているみたいですよ…>

 
<ボクはメノキの会員だよ。オヒゲに頼んで入会手続きしてもらったら、三輪途道さんから直筆のお手紙が来て入会を認めてもらったんだ。すごく嬉しかったんだよ。メノキの詳しいことはホームページを見てね。それから、上毛新聞の記事はこちらで読めます


<これはさ、三輪途道さんの蚕神猫miniなんだ。一緒に暮らしているの。三輪さんの猫が居ついているわけはさ、去年の10月6日「三輪途道さんの猫たちに会いに…」って記事に載ってるよ。おヒゲは三輪さんのファンなんだ>

 <上毛新聞の記事に出てくる絵本「めのみえなくなった ちょうこくか」は8月中頃から県内の書店で販売開始だって。購入予約や問い合わせはメノキのホームページのこちらです。そして、前橋市千代田町3丁目の絵本専門店「本の家2」では、8月17日~31日に三輪途道さんの作品展示なんかもするそうです。皆さん見に行って!>、キキの通訳によるCOCOのレポートでした。

 

 
昨日はテレビニュースやネットの天気予報が、朝から「危険な暑さ」を繰り返していました。玄関先のハギの葉も葉を丸めて暑さに抗していました。一日家に籠って出かけないことにしました。昼近くに戻ってきたユキ子さんが「車の温度計が44℃になってた!」って叫んでました。

 
気温は午前中から35℃を超えました。庭のトマトに水をやりに行っただけでめまいを覚えます。屋外は室温と10℃の差、トマトを二個収穫して直ぐに室内に戻りました。昼食はうどん、モロヘイヤ、トマト、チーズ入りのスクランブルエッグ、そして黒いのは海苔を煮切り酒で戻して明太子を混ぜたものです。かけ汁は自家製の麺つゆに少量のオリーブオイルを加え、柚子こしょうを効かせました。栄養豊富な夏のうどんです。

 

 日が傾きかけたころユキ子さんが両親の家へご用に出かけました。大陽はギラギラです。気温はまだ37℃でした。

 
この酷暑の中でもマキエハギとカワラナデシコはちゃんと咲いています。この秋の七草は暑さにも強いみたいです。


COCOは猫窓から外を見ています。目線が私に向いていないのは、出かけたユキ子さんの帰りを待っているからなんです。きっとエノコログサを摘んできてくれるって確信している目なのです。

 期待通り、ユキ子さんはエノコログサを摘んできてくれました。

 

  
夕食は和風サラダ、キュウリ、トマト、小松菜、サヤインゲンに錦糸卵と生ハム、ピーナッツ粉と青じその千切りをトッピングしました。そして、スケソウダラの味噌漬け、うわじま麦味噌を使っています。そして青じそいっぱいの冷ややっこ。うわじま麦味噌使ったスケソウダラの味噌漬け、実においしい、麹の香りがすごく素敵です。

  舞茸と万願寺唐辛子の醤油炒め。汁は冷たい茄子の汁です。夏の家庭料理です。

 こちらは朝食の漬物、しば漬け、キュウリの三五八漬け、小梅漬け、そしてナスの味噌漬けです。ナスの味噌漬けもうわじま麦味噌を使っています。すごくいいです。超甘口の麦味噌に関心のある方は、(有)地蔵味噌の「うわじま麦味噌」にご注目ください。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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8月になって鈴木トレーナーの出張指導がスタート、トレーニングの後は街中のツタ見物になっちまいました…

2022-08-02 07:44:40 | あんじゃあない毎日

8月1日の夜明けです。雲行きが怪しい夜明けです。新型コロナの新規感染者は連日の20万人、ロシアのウクライナ侵略は止まる気配も感じられず、自民党を中心とする政治家の皆さんと旧統一教会の癒着に反省の声はほとんどなく、体温を超える猛暑が続いているせいかもしれません。病み上がりの爺さんは「困ったものだ」と暮らしています。


そんなわが家に変化が一つ、10時半、吉駒の稽古場の舞台に青いヨガマットが2枚敷かれました。昨日から鈴木トレーナーが月曜日と金曜日の11時から1時間、わが家に出張してトレーニング指導をしてくれることになったのです。それで、吉駒の稽古場を、舞台を痛めないことを条件に借りることになりました。

 舞台の隅には、ストレッチポールと3㎏のダンベルが二つ、私がもっているトレーニンググッズです。鈴木トレーナーもこういう空間は初めてらしく、少々驚きの顔をしていました。でも、制約はありますけれど、変わりなくトレーニングを指導してもらうことができました。しばらくは、出張指導をお願いします。

 

 
朝食後の最初の仕事は鮎を脱水シートから出して、新しいラップで個包装して、急速冷凍室で冷凍しました。これで、しばらく保存ができますし、友だちにも配ることができます。

 
それから、JAファーマーズ朝日町店へ月曜定例の買い出し、買って来たものを片付けたらもう10時半、急いで稽古場の冷房を入れ、マットを敷いてトレーニングの準備をしたのです。忙しく動き回る私のことなどまったく気にしないCOCOはグースカと寝ていました。

 

 
トレーニング後の休息を終えて街へ出かけました。路地の向こうの空に入道雲が湧いていました。ものすごい日差しです。暑かったです。広瀬川も湯気立てているのではと心配になるほどの日差しでした。遅い昼食は、青井食堂で冷やし中華になりました。


帰りに街中でツタに絡まれた建物に眼が止まりました。この二つの建物、両方とも空き家になっているみたい、ツタが伸び放題です。裏が気になって見に行きました。


凄いですね、壁面が完全に見えなくなっています。ツタ一色です。窓の所在も確認できません。ここまでツタが伸びるのに何年ぐらいかかるのかな、割と早いのかな…

 直ぐ近くの三階建ての建物も2階部分までがほぼツタに覆われていました。ついでなんで、ツタ見物をしながら家へ帰ることにしました。

 

 

 特別回り道したわけではなく、探したわけではないんです。ツタが見えると見に行って撮っただけです。探せばもっともっとあると思います。

 

 
三河町の煉瓦蔵まで来たら、背後の赤城山に入道雲が立ち上がっていました。近くで人の暮らしが失われた家が植物に覆われているのに出会いました。

 
でも、街中とちょっと様子が違います。建物を覆っているのはツタではないです。いろんな植物が力を合わせてというか、ごちゃごちゃになって茂っています。ノブドウは青い実をつけていました。なんで街中の建物にはツタしか暮らしていないのかな…、この家を見ながら考えてたんですが、分かりません。

 

 
家に戻って、朝買い込んできた鶏肝を赤ワイン煮にして、南瓜はレモン煮にしました。煮物を終えても、良い説明は思いつきません、ツタのことは何にも知らないのだということが分かりました。鶏肝はビタミンb12摂取対策の一環です。

 

 夕食を食べ終えたCOCOが居間の床で休んでいると、出かけていたユキ子さんが帰ってきて、人間の夕食が始まりました。

 
くそ暑かったので夕食のスープはしっかり冷たいガスパチョです。サラダはマクワウリと生ハムとミニトマト、ドレッシングには青じそを刻み込みました。

 
豚肉のソテーはクリームソースで、付け合わせは赤いじゃが芋とサヤインゲンです。野菜のチーズ焼きはチェダーチーズを使いました。野菜は、ナス、ズッキーニ、玉ネギ、万願寺唐辛子、ミニトマトです。しっかり肉と野菜を食べた夕食です。何がどうなるのかよく分からない8月ですが、とはいえめげずにおいしく食べた初日でした。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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赤城西麓の斎藤養魚場(渋川市赤城町勝保沢)へ活き鮎を買いに行きました。今シーズン初めての活き鮎です。

2022-08-01 08:18:58 | あんじゃあない毎日

昨日は活き鮎を買いに行ってきました。1尾250円(+消費税)とのことなので、30尾お願いしたら、2尾おまけをつけてくれて32尾持って帰ってきました。一年ぶりの活き鮎です。


買いに行った先は、渋川市赤城町勝保沢の斎藤養魚場です。赤城山の伏流水の湧水を使っています。去年まで活き鮎で世話になっていた朝日町の大島養魚場はご主人が亡くなられて鮎の養殖は止めて、友釣り用のおとり鮎の販売だけになりました。それで、食べる専門の私は、どちらので世話になろうかと迷っていたんです。

 

 
朝10時過ぎユキ子さんが運転する車で、義母さんも一緒に赤城山目指して出発しました。写真は渋川市北橘町の上南室あたりです。ここから赤城町の溝呂木へ出て、少し北へ向かうと斎藤養魚場のある勝保沢に出ます。実は、2009年の春に、「ヒゲおじさん厨房に入る」でギンヒカリを扱うことになって斎藤養魚場を訪ねたことがあるんです。こんな記事でした。

 
そして、亡くなった大島さんから、斎藤養魚場でも鮎の養殖もしていることを聞いていたので、訪ねてみることにしたのです。13年ぶりの訪問になります。

 

 
斎藤養魚場に着いて、「ずいぶん前にギンヒカリのことでお訪ねしたことがあるのです」というと、「ああ、ヒゲおじさんですね、新聞記事今でもとってありますよ」だって、覚えていてくれました。鮎はちょうど給餌の時間で、賑やかに餌を争っていました。

 
鮎の養魚池の脇の日陰で義母さんとユキ子さんが風に当たって涼んでいます。池を渡ってくる涼風はとても気持ち良かったです。分けてもらったのはこの池のではなく、別な池で餌止めをしたものです。

 

 
斎藤養魚場では豊富な湧水を利用して、鮎だけでなくマスやヤマメの養殖もしています。こちらの池は、ニジマスの改良種「ギンヒカリの養殖池です。ギンヒカリは群馬で生まれた高級ニジマス、こちらをご覧ください

 
こちらの池ではヤマメが泳いでいました。別の池ではハコスチが飼育されていました。ハコスチもまた群馬生まれ、フィッシング用のニジマス、詳しくはこちらをご覧ください。いろいろな魚を見せてもらったり、池を渡る涼風を楽しませてもらったり、楽しい買い物でした。またよろしくお願いしますです。

 

 
勝保沢から眺めた入道雲です。一枚目は子持山の上の入道雲、もう一枚の巨大な入道雲の下の山並みは榛名山です。気温はどんどん上昇していました。外食は避けて、真っすぐ帰宅することにしました。

 
溝呂木あたりかな、ため池に蓮が見えました。車を止めてもらって探したのですが、開花しているのがなくて蕾しか見つかりませんでした。12時少し過ぎに家に戻れました。気温は36℃を超えていました。

 

 昼食はスパゲティーをつくりました。麺の下に敷き込んだ黒いソースは、ナス1個と海苔全形2枚を使ったソースです。海苔は白ワインでふやかしてドロドロにして使います。海苔の香りがおいしいです。

 
昼食休憩の後は、鮎22尾を開く作業をしました。背開きにして内臓と鰓を取り除いて、腹腔と背骨沿いを歯ブラシできれいにこすり洗いします。そして、水に浸けておいて…

 
きれいにしたアユの開きを海水濃度の食塩水に小一時間漬け込んでおきます。塩分を加え、血抜きするためです。鮎の開き方を手ほどきしてくれたのは養田鮮魚店の先代主人の亦市さん、「川魚はさ、しっかりと血抜きすることが大事!」って教えられました。

 
食塩水から揚げて水切りしたら、脱水シートピチットに挟んんでラップでしっかり包みます。12時間ほど冷蔵庫で保存すると低温乾燥して一夜干しになります。

 
冷蔵庫に入れる状態になった22尾のアユです。そして、鮎をこしらえる合間に取り除いた内臓から血液を含む部分と未消化の食物を取り除いて食塩を加えて「うるか」を仕込みました。鮎の内臓の塩辛です。約2時間の鮎遊びでした。

 

 
COCOは台所に入ると叱られるので、周りをうろついたり、遠くから眺めたりしていました。鮎の香りが気になっていたのかもしれません。

 


夕食は鮎の塩焼きです、この4尾はユキ子さんの両親へのお届けです。焼き立てを食べていただけるように、夕食の支度が出来た時刻を見計らって届けました。

 
わが家は一人3尾にしました。サヤインゲンの胡麻和えと茄子と万願寺唐辛子の煮びたしを添えました。今シーズン初めてのアユの塩焼きです。斎藤養魚場の鮎、おいしいです。とても香りの良い鮎です。

 〆は冷たい汁そうめんです。モロヘイヤと青じそを入れました。夜の8時過ぎ、待望の雨が降りだしました。雷鳴も聞こえてきています。涼しい夜がやってくるかと思いきやさほど降らずに暑い夜、今朝は寝過ごしちまいました。で、記事のアップが遅れてすみません。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
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赤い芽吹きを見っけた日は、広瀬川は白っぽく濁った緑色の水がクリームのように流れ、ただただ暑かったです

2022-07-31 07:07:55 | あんじゃあない毎日

赤い芽吹きです。根菜のストックケースの中に残されていた1本のサツマイモから小さな芽が出ていました。ほっとくと芋が食べられなくなりますので、せっかくの芽吹きには申し訳ないのですが、レモン煮にしちゃいました。昨日の朝食後のことです。

 


広瀬川の柳橋の下流です。欅も公孫樹も、楓も柳も、みんなほとんど同じ緑色になりました。盛夏を迎えるんですね。川岸はヤブマオウやイタドリなんかの夏草が伸び放題に茂っています。


流れる水も白っぽく濁った緑色になっています。水ではなくて、クリームのように見えます。毎年盛夏を迎えた広瀬川を流れる水はこんな具合なんです。昨日も暑かったですが、広瀬川の川岸だけは川風が涼しいです。昼前、岩神町の養田鮮魚店へ出かけた時の風景です。

 
柳橋は橋桁ギリギリまで水位が上がっています。高欄の柱に草が生えています。見事な装飾です。橋の上流、春先にはきりに刈り込まれていた草木が今は伸び放題になっています。昔はさ、このあたりの流れでは、赤ふん一本の男の子たちが泳いでいたんですよ。

 
栗の木に緑のイガがいっぱいついています。だいぶ膨らんできています。秋への支度が着々と進んでいるんです。

 

 
養田鮮魚店の鮮魚ケーズには、昨日もウッカリカサゴがいました。「今日もウッカリさんがいるんですね」、「海が荒れてるんですかね、魚が来ないんですよ…」、三代目は昨日もぼやいていました。

 
7月から8月が旬の魚は結構多いのです。イワシ、アジ、アナゴ、タチウオ、カワハギ、トビウオ、カマス、イボダイ……、普通の年なら鮮魚ケースにいてよいはずの魚が届いていません、ぼやくのも当然です。でも、夏が旬のホッキガイと、漁が始まった霞ケ浦のシラウオが届いていました。

 


風呂川の水も白っぽい緑色して流れていました。川岸にはもうヤブコウジの花が見られません。終わっちまったみたいです。いつもの年だと8月上旬でも咲いているのですが、今年は夏の花が早く終わってしまっています。変な夏です。

 
帰りに銀座通の鳥山海苔店で焼き海苔を買いました。ビタミンB12を多く含む、貝類、レバー、サケやマスなどとともに、海苔を積極的に食べています。赤城山の上には大きな入道雲が沸き上がっていました。
  赤城山から 鬼がケツ出して
  鉈でぶった切るような 屁をこいた
となることを祈ってました。家に着いたころは気温は35℃になってました。

 

 家に戻って一息ついてから魚の下ごしらえをしました。スケソウダラ半身は骨を取り除いて切り身にして振り塩をして10分ほど寝かせます。それを水洗いして水分をしっかりふき取って、味噌漬けにしました。味噌はもちろん宇和島の麦味噌、味噌に味醂を加えた練り味噌を切り身に漬けてラッピングします。

  味醂の残りが少なくなったので、城東町3丁目の伴内坂店まで買いに出ました。岐阜県養老町の玉泉堂酒造の本味醂、良い味醂です。この酒造会社は創業200年を越す醸造所ですが、清酒、味醂、焼酎、ウイスキーなどいろんな酒をつくってるらしいです。今はもう、味醂しか用はないです。帰りに西の空を見たら、雨が期待できそうな気がしたのですが、結局降ることはありませんでした。

 

 ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。刺身は、キンメダイの炙り、ホッキガイの湯引き、シラウオの酢締めです。それと、オカヒジキのお浸し、トマト、サヤインゲンのごま和え、万願寺唐辛子の油味噌です。別に、サツマイモのレモン煮、鮭のほぐし身、昆布と乾し椎茸の佃煮風を常備菜として届けました。

 先に夕食を食べたCOCOはぬいぐるみを枕にして寝ちまっていました。猫の高枕をご覧いただきます。

 

 
キンメダイは皮目に僅かに塩を振ってバーナーで炙りました。夏が旬のホッキガイは湯引きしました。霞ヶ浦で量が始まったシラウオはまだ小型です。食塩水に浸した後、生酢で締めていただきました。不思議なおいしさです。

 
キンメダイの兜煮です。野菜は、サヤインゲンのごま和えと万願寺唐辛子の油味噌、味噌は宇和島の麦みそです。

7月が終わります。コロナと猛暑と旧統一教会のおかしな夏は終わることなく続くみたいです。困ったものです。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい。


病後の身体づくりのために三年間通ったDroitのトレーニングも昨日でおしまいになりました。感謝してお別れします。

2022-07-30 07:39:34 | あんじゃあない毎日

弁展通にあるパーソナルジムDroit本店です。ここへ初めて顔を出したのは2019年7月21日、前橋赤十字病院を退院したのが18日でしたから、その3日後のことでした。そして、8月の5日から、毎週月曜日と金曜日に1時間のトレーニング指導を受けることにしたのです。その時から3年経ちました。


昨日も12時から本店スタジオでトレーニングでした。実は、昨日で、Droitでのトレーニングはおしまいにしました。この間私の身体をチェックしながら指導してきてくれた理学療法士の鈴木トレーナーが、Droitを退社して独立することになったんです。それで、私もDroitでのトレーニングをおしまいにして、8月からは鈴木トレーナーの個人指導を受けることにしました。

 

 
予約時間より少し早く着いてしまったので、本店前に置かれたベンチで待つことにしました。運動着を入れているのは、亡くなった伯母さんからプレゼントされたキーヤン(木村英輝)デザインのあずま袋です。Droit本店の向かいは「キントキかなものセンター」です。私が使う剪定鋏やなんかはこちらで買っています。待ち時間使って、Droit本店前から見える弁天通をお目にかけましょう。

 
キントキの隣は我妻さんがやっている駄菓子屋「わがしゃん」です。この通りに来て、我妻さんの笑顔を見ると思わず挨拶しちゃいます。そのとなりは、セキネ洋傘店、オリジナルの洋傘を作ってもらえる傘屋です。その先に大蓮寺の山門、この通りは大蓮寺の門前町です。毎月3日が弁天さまの月例日です。


その先を見通すと広瀬川の比刀根橋が見えます。通りの北の入り口です。大崎帽子店、今はやってないのかな、若き日にカンゴールの帽子を買った記憶があります。その並びにはパチンコ屋もあって、橋の袂にはカネコ種苗の本社があったんですよね、ずいぶん昔のことですけど。

 キントキの立川町寄りの隣は花のダイモン、その先が「マメゼン」、看板に「祭の粋 専門の店」って書いてあります。弁天通は楽しい店がまだ残っています。なんて眺めてたら、トレーナーの新井さんに呼び込まれました。

 


3年間、休まずに通ったDroitです。別れるのは寂しい気がしますが、仕方のないことです。身体づくりは根気よく続けることが何よりと知ったDroitの三年間でした。感謝しています。

 
すごく暑かったので、真っすぐ帰宅することにしました。帰り道、街中でノリウツギの花に出会いました。山の花ですよね、きれい。

 
熱気の中の広瀬川です。赤城山の上には巨大な入道雲が沸き上がっていました。35℃を超える猛暑日になっていたんです。めまいがする暑さでした。

 家に戻ると、COCOがまん丸な目をしてました。

 


Droitへ行く前に、JAファーマーズ朝日町店へ買い出しに行ったとき、こども公園の広場に捕虫網を手に走り回っている男の子がいました。男の子の頭上には、ナツアカネが飛び交っていました。獲れたのかな…

 私はいつも通り野菜の買い込みです。昨日は、黄色いマクワウリも買いました。子どもの頃に食べた「メロン」はこれでした。メロンでないけど、独特の風味が好きなんです。

 


昨日の夕食の主役は、この「うわじま麦みそ」、製造元は「地蔵味噌」、宇和島生まれの有砂順子さんからのいただきものです。麦麹だけで作った超甘口との触れ込みの通り、見事な甘みです。甘口と言っても、西京味噌の甘さとは全く異なります。西京味噌は米麹で塩分も5%ほど、更に砂糖や水飴を加えて甘さを整えているのもあります。この麦みそは塩分濃度は10%ほどと通常の味噌と同じですが、麹の甘さがものすごく強いのです。びっくりしました。

 
加熱しないで味わうためにキュウリともんで冷蔵し、冷やしたカツオ出汁を注いでキュウリの冷や汁に仕立てました。もう一品は味醂を少し加えて練り味噌にしてナスのしぎ焼きに載せました。いいですね、甘い麦みそ、おいしいです。今使っている長崎のチョーコーの減塩麦味噌とは全く違う味わいです。塩分の取り過ぎにならないように、工夫して楽しませてもらいます。

 
そして、豚肉の冷しゃぶと野菜の盛り合わせ、タレはゴマダレとネギ油に減塩醤油を加えた二つを添えました。それと、カオルさんにもらった黒千石大豆のレモン醤油漬けです。夏向きの夕食になりました、おいしかったです。
三年間、私を支えてくれたDroitに感謝しながらお別れした日でした。今日の最高気温予測は36℃、猛暑とコロナに気を付けて静かに暮らします。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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COCOのブラッシングしてから、山都園が居候中のリバティーを見物、創業15周年のヤギカフェでランチした普通の日…

2022-07-29 08:08:25 | あんじゃあない毎日

昨日は朝食後にCOCOのブラッシング、COCOにすると大好きな遊びの一つみたいです。グルーミンググローブをおもちゃにしてみたり…


抜け毛に戯れたり、とにかく楽しそうです。キキはブラッシングが大嫌いでした。油断しているとすぐに逃げちまうし、ヘタすると爪たてられたりで大変でしたけど、COCOは楽ちんです。のんびりと小一時間遊びながらのブラッシングを楽しみました。

 

 
きれいになったCOCOが窓際で休んでいると、ユキ子さんが庭からレタスとトマトを収穫してきました。「いっぱい採れたから、母さんにも分けてあげま~す」だって。完熟の美しいトマトです。

 
本当は7月に夏の手入れをする予定でしたが、暑さとの兼ね合い、自分の身体の調子を見ながら先延ばししてきちゃいました。それなので、だんだんすごくなってきています。種から育ててポット栽培しているローゼルはもうこんなに大きくなっています。裏庭のみょうがも通れないほど茂りました。

 ハギは私の背丈を超えちゃっています。8月に入って気温があんまし高くない日に、少しずつ手を入れて行こうと思います。やえむぐらは大好きなのですが、収拾つかなくなると困りますので。

 


昼過ぎに買い物がてら、ヤギカフェに昼食を食べに出かけました。気温は32℃、暑かったです。

 
広瀬河畔のリバティーに茶葉を買いに寄りました。竪町通の山都園が居候を始めたので幟旗なんかも立っちまってます。間もなく山都園の既存建物は解体撤去されて、新しい店舗兼住宅が建築されるのだそうです。

 
こんな具合に山都園の居候スペースができていました。来春まで、仮住まいが続くのだそうで、ごくろうさまです。リバティーでロイヤルブレンドを、山都園でひとめぼれ玄米ほうじ茶を分けてもらいました。

 
それから呑竜仲店のヤギカフェで「トマト&牛しぐれ」でランチ、飲み物はココナッツミルクにしました。ヤギカフェは7月17日で開店15年を迎えましたけれど、特に祝賀行事はなかったみたいです。21日のヤギカフェ日記に15年を迎えた気持ちが書かれています。是非、ご覧になってください。

 


ランチの後、買い物をもう一つして、八展通の「ひろ子」で涼ませてもらってから帰ってきました。家の近くの広瀬川、堆積土砂に生えたアシに穂が出てきました。花の季節を迎えたみたいです。

 
アシの穂は涼しげですけど気温は35℃近くまで上がってすごく暑かったです。その暑さの中で、岸の土揚げ場に茂った草木を取り除く除草作業が始まっていました。土揚げ場を覆い尽くしていたニワウルシ、ニセアカシヤ、アカメガシワなんかの木が切り払われ、茂り放題だった夏草が刈り取られています。うちの庭もやらねば…

 

 家に戻って、くつろいでいるCOCOの隣の椅子に座り込んだら、眠気に襲われました。COCOに見守られながら1時間ほど眠ってしまったみたいです。

 昼寝から起きて、いただき物の枝豆を茹でました。冷ましていたらCOCOが見物に来ました。キキは枝豆を食べたのですが、COCOは欲しがらないのであげません。欲しがってもあげないです。ユキ子さんから急な話で、夕食にお客さんが一人加わることになりました。ありあわせの食材でちょいとお洒落にすることにしました。

 

 
前菜代わりに二品、バルサミコを使ったナスのマリネと、ノーザンレッド(赤いじゃが芋)と枝豆の盛り合わせです。

 
メインディッシュ代わりのサラダはわが家で採れたレタスとトマト、それにキュウリとラディッシュ、海老のガーリックソテーとハムを盛り合わせました。そしてパスタは、干し桜エビとちりめんじゃこに青じそと万願寺唐辛子です。きれいに出来たんで、褒められちゃいました。わが家のトマトのおいしさに助けられました。

冷蔵庫の野菜庫が空っぽになってます。今日は買い出しとDroitのトレーニング、あと何するかな…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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COCOの健康診査は結果良好、減量努力も評価されワクチン接種も我慢、公園ではセミの抜け殻が鈴なり…

2022-07-28 07:12:06 | あんじゃあない毎日

COCOが神妙な顔をしています。どこにいるのかというと、大渡町の狩野動物病院の診察室です。これから健康診査を受けて、感染症のワクチン接種をしてもらいます。偉いのはね、泣いたり騒いだりしないで、診察台の上でちゃんとしていることができます。

 
まずは体重測定、「6,840gです」。次は体温測定、非接触体温計でなく、肛門に体温計を差し込んで測定します。抑えていなくてもCOCOはじっと我慢して測定してもらうことができました。正常な体温です。


それから、院長先生の触診と聴診器を使った診察を受けて、おしまいは猫3種混合ワクチンの接種、人間の新型コロナワクチンと同じ筋肉注射です。凄いですね、声も立てず、じっとお座りして注射してもらえました。

 
「もう少し減量した方が良いですか?」、「ガタイも大きいから、このぐらいあっても仕方ないでしょう」、院長は更なる減量を求めませんでした。5,780g(2020/8/7)、8,180g(2021/4/27)、7,620g(2021/7/29)、6,840g(2022/7/27=今日)検診時の体重の変遷です。21年4月以降は減量成果をちゃんと出しています。動物病院への往復はこんなバックに納まっての移動です。

 

 
朝は5時前に起こされました。COCOが日の出を眺めながら歌を唄ってたんです。東の空は朝焼けでした。雨になるのかなと思ったら、パラパラと降っただけで止んじまいました。


朝食後に、20日に6㎏の野菜を漬け込んだのを乳酸菌さんが発酵させてしば漬けに仕上げてくれました。桶からあげたら、約3.8㎏のしば漬けになっていました。見事な出来栄えです。ありがとう、乳酸菌さん。


200gずつポリ袋に詰めて、冷蔵庫へ保存し、発行を抑制します。お配り先は決まってますんで、自家用を除くとすぐなくなります。また今週末に漬け込みましょう。

 
COCOは離れて見物してたのですが、台所の出入り口にある汚れ物や清掃具なんかを洗う流しに登って蛇口に口をつけて水を飲み始めました。「蛇口から飲んじゃだめ!」っと声かけたら、知らんぷりして見せてくれました。猫だいね。しば漬けを片付けてから、COCO連れて狩野動物病院へ行ってきたんです。

 


素敵でしょう、メタセコイアの枝先にアブラゼミの抜け殻が鈴なりです。これは、狩野動物病院に近い総社の工業団地の中にある公園で撮ったんです。

 
プラタナスがきれいな公園です。大きな木陰が涼しい公園なので時々訪ねています。公園の椅子に座り込んで涼をとっていたら、足元に穴を見っけたんです。周囲を見回すと、あちこちに同じような穴っぽこが空いていました。で、大急ぎで周囲を探索したんです。すぐ見っけました。

 
近くのメタセコイアの木の下の方の枝先のあちこちに、セミの抜け殻が鈴なりにぶる下がっていました。良かったです、こんなにいっぱいアブラゼミが羽化してるのを見るのは久しぶりのことでした。耳を澄ますと、遠くから、アブラゼミの鳴き声が聞こえてきました。

 

 
動物病院から帰ってきたCOCOはいつもと変わりありません。ワクチンの副反応も心配ないようです。筋肉注射ですから、「お尻が痛いよ!」なのかもしれませんが、へっちゃらで、夕方には階段で少々早すぎる夕食の請求行為を繰り返していました。

 
出来上がった夕食のおかずをユキ子さんが両親の家へ届けに出ると、COCOは玄関脇の猫窓から見送っていました。

 

 
夕食です。主食はご飯のつもりで作り始めたのですが、途中で事情があって主食がそうめんに変更、でもそのまま作り上げたのが、豚の肩ロースとジャガイモ(ノーザンレッド)、小松菜の炊き合わせと、ナスと万願寺唐辛子の油味噌です。

 
野菜の天ぷらは、青じそ、万願寺唐辛子、人参、海苔で巻いた長芋です。それと揚げ豆腐にも海苔を使って、ビタミンB12忘れずにです。

 そしてそうめんです。青じそを浮かべました。

COCOの健康状態が良好で減量努力も認めてもらえてよかったです。手控えていたおやつも少しはあげられそうです。それに、しば漬けも上々の出来栄え、乳酸菌さんに感謝です。

(お詫びと訂正)7月28日8時58分まで、見出しと文中の一ヶ所で「COCO」と表記すべき猫の名前を「キキ」と誤記しておりました。お詫びして訂正します。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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