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流野精四郎&東澤昭が綴る読書と散歩、演劇、映画、アートに関する日々の雑記帳

川べりを歩く

2021-08-19 | 日記
 ここ何日かまったくの引きこもり状態でかえって体調がおかしくなりそうだ、ということで久々に荒川の土手まで散歩に出た。私の家から歩いて20分で川べりに出る。荒川と隅田川の分岐点まで行って帰ってくると、おおよそ1時間、6000歩足らずといったところだ。
 もちろん川沿いに歩いて行こうとすればどこまでも行けるのだけれど、そこは体力と相談しながらの散歩である。

 暑さがぶり返してきたけれど、風が強いのでさほどには感じない。影が濃くなって秋の気配を感じるようになった。平日ということもあり、ほとんど人はいない。数人の釣り人が思い思いに釣り糸を垂れているだけだ。

 水門と空の色のコントラストが美しい。写真では肉眼で見たような色合いは出ないのだが。



 西の空には天使の羽のような雲が浮かぶ。逆光に輝いて、慰撫されるような心地がする。



 いろいろなことが思い浮かんでは消えてゆく。何か大事なことを思い出したり、言いかけたりということを繰り返しながらただ歩くのだ。