横田滋さんら訪韓

北朝鮮拉致被害者・横田めぐみさんの父、横田滋さんとめぐみさんの弟の哲也さんが１５日午後、韓国入りした。比較的明るい表情で現れた滋さんは、「めぐみの夫と確認された金英男（キム・ヨンナム）さんの家族と会えるのが楽しみ」と訪韓の感想を述べた。また、拉致被害者家族の訪韓を機に、拉致被害者の救出問題への関心が一層高まることを期待するとした。

弟の哲也さんは幼い頃のめぐみさんとの思い出を語った後、「家族であれば最後の瞬間まで生きていると信じたいのが人情の常」とし、めぐみさんが死亡したとする北朝鮮の発表を信用しておらず、北朝鮮が死亡の証拠を示せないのは生きている証だと主張した。

めぐみさんの家族には、日本の拉致被害者の集い「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」などの関係者が同行した。

一行は、ソウル市内にある「自由北朝鮮放送」の事務所に移動し、１９日に北朝鮮向けに放送されるメッセージを収録した。滋さんはめぐみさんへのメッセージとして、「健康な姿で早く会いたい」と呼びかけ、日本で開かれためぐみさんの写真展に日本全国から１３万人が集まったことを報告した。

滋さんらは１６日午前に韓国人拉致被害者の実態を把握するため「拉北者家族協議会」などの団体の事務所を訪れ、午後、金さんの家族と面会する予定だ。１７日には野党ハンナラ党の朴槿恵（パク・クネ）代表を訪ねる。

【１５日：聯合ニュース】


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九州６大学野球春季リーグ第４週2日目：久留米

１３日に久留米球場で行われる予定だった、九州６大学野球春季リーグ第４週初日の雨天順延された３試合が行われた。

▽第1試合（久留米　１勝１敗）

久留米　５＝１００　０００　３００　１
北九大　４＝１００　０１０　００２　０

久留米大が延長戦で北九州大を破った。４―４で迎えた延長１０回、久留米大は３番竹本佑、４番長渕の連打で１死一、三塁のチャンス。５番下橋がスクイズを決めて勝ち越しに成功した。

【久】山本、○一宮（３勝４敗）、－松藤洋
【北】岡田、●梶野（３勝１敗）－田村
【本】三嶋、高尾（北）

▽第２試合（西南大　２勝）

九州大　２＝０００　１００　０１０
西南大　４＝００１　１０２　００ｘ

【九】●天野（２敗）、白石、福田－佐藤充
【西】○山内、吉田幸－高田優

▽第３試合（福岡大　１勝１分け）
６勝１敗で首位に並んでいた九国大－福岡大は、５－５で互いに譲らず、延長１２回引き分けとなった。３回戦は、１９日からの最終第５週の試合消化後（日時未定）に行われる。同じく１敗だった北九大は、久留米大に敗れ、優勝争いから１歩後退した。最終戦は九国大と北九大が直接対決。福岡大は、九大と対戦する。

秋春連覇をかける九国大と、３季ぶりのＶ奪還を目指す福岡大の意地が、ぶつかりあった。序盤で主導権を握ったのは九国大。１点を追う１回裏１死一、三塁で、九国大４番松山竜平（３年＝鹿屋中央）の特大３ランで逆転。だが、１点を追加した５回に、なお１死満塁のチャンスを逃すと、福岡大が反撃開始。２点差とした８回２死満塁に、６番坂井貴大（２年＝西日本短大付）の２点適時打で振り出しに戻した。「嫌な流れだったので、打ててよかった」と坂井。５回途中から救援した福岡大の藤原紘通（４年＝長崎南山）に３安打無失点に封じられた九国大の伊藤健治監督（５５）も「点取るときに取れなかった。しょうがないですね」と気持ちを切り替えていた。

福岡大　５＝１００　０１０　１２０　０００
九国大　５＝４００　０１０　０００　０００
（延長１２回）

【福】榎田、川頭、藤原紘－与那覇
【国】安永、西前、畑－徳山
【本】松山（国）

【以上、ニッカン・九州より】


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