セ・パ交流戦、パチームが全勝

◇オリックス６―３ヤクルト
オリックスが交流戦初勝利。５回に中村の２ラン、７回は北川の適時二塁打などで突き放した。先発の吉井は約１カ月ぶりの白星。ヤクルトは今季初の４連勝ならず。

◇ソフトバンク８―１阪神
ソフトバンクは４回に下位打線の連打で逆転し、５回は松中の３ランで突き放した。斉藤和は今季初完投勝利。阪神は井川が乱調で、連勝が３でストップ。

◇日本ハム４―１横浜
日本ハムの八木がプロ初完投勝利を挙げた。自身３連勝でチームトップの４勝目。打線も８回、木元の適時打でだめ押し。横浜は昨季からの日本ハム戦４連勝ならず。

◇楽天５―４中日
昨年の同カードで勝ち越した楽天が先勝。２回に高須、５回にはリックが適時打を放ち、６人の継投で逃げ切った。中日は交流戦４試合連続二けた残塁の拙攻で連敗。

◇ロッテ６―３広島
ロッテが連敗を５でストップ。３回に西岡の右越え２ランなどで先行し、７回は福浦の適時打で加点した。小林宏は３連勝。広島はロマノが制球難で３連勝ならず。

◇西武３―１巨人
１点を追う西武は８回、中島の左前適時打で追いつき、カブレラの２点二塁打で勝ち越した。松坂は完投で５勝目。西武は連敗を５で止め、巨人は４連勝でストップ。なお、巨人は左脇腹の肉離れのため戦列を離れていた高橋由伸外野手を出場選手登録し、即スタメン出場させた。高橋は４月１２日の広島２回戦（東京ドーム）の守備で、ダイビングキャッチした際に負傷。同１５日に出場選手登録を抹消されていた。　

松井の骨折大きく報道　ニューヨーク各紙

１２日付のニューヨーク各紙は、米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手の左手首骨折を大きく報じた。
ニューヨーク・タイムズ紙は、１面と運動面のトップで負傷の場面の写真を計４枚掲載し「骨折で連続試合出場記録に終止符」と伝えた。
同紙は、手首骨折の場合、復帰まで６－８週間を要する可能性があると指摘。ヤンキースにとって松井秀不在の痛手は「記録が止まったことよりも、はるかに甚大」と述べ、チームでの存在感の大きさを指摘した。
また、米タブロイド紙ニューヨーク・デーリーニューズは、最終面の全面に松井秀の写真を掲載。運動面では、今季中の「鉄人」の復帰は難しいかもしれないと報じた。
（共同）

■松井秀の緊急手術に思う（古内義明・Blog）
■Search is on for new left fielder
■Hideki, Yanks bend & break

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