釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2021/07/23 野毛屋)

2021-07-30 06:48:00 | 釣り
TOKIO2020オリンピックは、緊急事態宣言の真っ只中、様々な意見や直前のゴタゴタがあったものの、1年遅れで予定通りに開幕。

4連休中のオリンピック開幕日に、唯一の予定となる釣りに行きますよ。

梅雨明けして猛暑が続くと、食べたくなるのが夏が旬の東京湾の金アジ。

脂乗り乗りで爽やかな刺身。
ふっくらホクホクのフライ。
白飯にもアテにもイケるナメロウ。

どれも釣りたての金アジで仕立てたら最高なんですよ。
思い出すだけで堪りませんわ。

そこに、白子シーズンが終了したショウサイフグもいただいたら、何とも贅沢な食卓になりますよ。

食欲を満たすため、旬のアジを調達に野毛屋さんへ行って参ります。


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【食】シロギスの天ぷら

2021-07-26 06:43:00 | 釣魚料理
専用竿を手に臨んだリベンジシロギス釣行は、返り討ちに会って7匹。

腹一杯には程遠いなー。


(釣果整列。)

と、いうことで、他の食材も合わせて天ぷらでいただきます。


(サクサク、ホクホク。)

シロギスの天ぷらは間違いない。
サクッの衣の中からふんわりの白身、噛むと広がる上品な甘味。
何度食べても旨いなー。

今回1匹メゴチを持ち帰って、一緒に天ぷらにしてみた。
こちらもふんわりと独特の甘味があって旨い。
天ぷら種としては高級魚だからね。


(パリパリ。)

中骨は骨せんべいに。

2度揚げでサクサクで香ばしく仕上がってますぜ。
我が家は皆好きなんですよ。


(カメノテ再び。)

寂しい食卓だったんで、一俊丸さんで買って来たカメノテをいただく。

長男と共に、殻をむしって中身を取り出しパクパクいく。
甲殻類だから、茹でよりも蒸しの方が更に旨いのではないかな。
でも、生のカメノテなんて手に入らないか。


(これはバイトに行ってる次男用。)

シロギスは旨かったけど、またもや量は満足に至らず。

腕を上げねば叶わないね。


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【釣】梅雨明けの晴天に女王様はご機嫌ななめ (2021/07/16 一俊丸 シロギス・コチ・ヒラメ)

2021-07-23 05:02:00 | 釣り
3度目の正直でリベンジなるか?
の、一俊丸さんでのキス・コチ・ヒラメ釣り。

関東で梅雨明けしたから天候不安なし、平日釣行の余裕の釣り座で割り当て増の期待、更に今回は専用竿のBAYGAMEシロギスを手に入れたし、で意気揚々と乗り込みましたよ。

5:30の釣り座抽選に名乗り出た5名中、初の1番手を引き当てて、これまた幸先良し。

左舷大艫をゲットし、今日こそは、と内なる闘志がふつふつとたぎって来ましたぜ。


(1ヶ月振りですね。)

受付けして、宿でコーヒーとカップメンをいただきながら、モニターで村越正海さんのシロギス釣りの映像を観て予習。

やっぱりシロギスは誘いが大事だな、と改めて確認し、今日はイケそうな気がする、と力強い足取りで港に向かう。

船の手前まで来て竿を持たず手ぶらであることに気が付き、慌てて宿まで取りに戻ることに。
テヘペロ。


(ここで気付いたのよ。)

乗船して準備をすると、気合いを込めて自作した、絡み防止パイプ着き特製仕掛けが見当たらない。

マジか!?とタックルバックを隅々まで探しても見つからず、忘れたのが確定してテンションダウン。

仕方なく、前回の市販仕掛けが1セット余ってたんでそれを使うことにする。
幹糸に腰がないから、絡みやヨレが出るんだよね。

だから砂ずりにパイプも着けた仕掛けを自作したのにー。
忘れた自分が悪いのですがね。


(出船。)

夢追いのために端物竿も準備。
船長に確認すると、端物で期待出来るのはマゴチで、エサはシロギスよりメゴチの方が良いそうだ。
照りマゴチ、食べたいな。


(おニューですよ。)

新竿のBAYGAMEに、リールは陸っぱり時代にチョイ投げで使ってたスピニングを数年振りに引っ張り出した。

これで準備万端。


(えぼし岩が遠くに見える。)

出船して茅ヶ崎沖で釣り開始。

アンダースローキャストでも、スピニングリールは距離が稼げるな。
早速新竿の効果を実感。

まずはズル引きで様子見する。

すると数投で、ブルッ!と引ったくるアタリで向こうアワセで掛かったよ。

ブルッブルッと小気味良い引きは間違いなくシロギスだ。
おニューのBAYGAMEが綺麗に弧を描いて型が良さそうだぞ。


(7:06に1匹目。)

抜き揚げると20cm程のパールピンクが美しいシロギス。
早々に女王様にお目にかかれて光栄です。

数投に1匹のペースで小気味良い引きでシロギスが揚がる。

でも、3投に1回はテンビンと仕掛けが手前マツリしちゃって手返しが悪い。
自作仕掛けを忘れたのが痛いな。

久しぶりのスピニングリールにサミングのタイミングが合わないのよ。


(凪だね。)

手返しの悪さに業を煮やし、仕掛けを1本バリに落としてポツポツと追釣。

シロギスはズル引きで横、シャクって縦のどちらの誘いでも食って来る。
群れは濃くないものの、活性は良さそうだぞ。
この調子ならツ抜けは確実だな。


(7:49に5匹目。)

1匹目からものの40分でツ抜け折り返しの5匹目を揚げる、これまでにない好調振り。

この後の潮止まりを挟んだとしてもダブルツ抜け(20匹)は固いぞ、と皮算用してほくそ笑む。

シロギスだけじゃなく端物エサ用にメゴチも欲しいな。
などと、シロギスを差し置いて夢追いマゴチに思いを馳せる。

ところがこの後、女王様から強烈なシッペ返しを食らうのですよ。


(潮はこんな感じ。)

潮止まりになり、6匹目を揚げた以降にパタッとアタリが無くなる。

潮が動き出すまでの辛抱だ、と思ってたものの、動いてからも無反応。
茅ヶ崎、江の島、平塚、それぞれの浅場、深場と、船長が探索に走ってくれても何ら音沙汰がない。


(茅ヶ崎。)

何が気に入らなくてご機嫌を損ねたのでしょう?


(江の島)

どちらかに行かれてしまったのでしょうか?


(平塚。)

あれやこれやと誘いを変えて、釣り方を変えてもダメ。

熟練者ならばそれでもアタリを出す方法があるのだろうけど、その引き出しがないのよ。

何時間振りに掛けたのはメゴチで、遅ればせながら端物竿で泳がせてみるものの、こちらも反応なし。


(夢追い竿。)

朝の好調振りから急転直下の絶不調は、過去に経験がない。

投げ釣りのセオリーで海底のヨブ(凹み)に仕掛けを置いて待ちを長く取ると、久し振りに引ったくるアタリが出る。

軽快に走る引きは楽しいけど、魚が違うね。


(元気なワカシくん。)

揚がったのはワカシ。

ダメージなく元気だったので撮影後にリリースしましたよ。

6匹目のシロギスから6時間の間でメゴチ2、ワカシ1のみ。
リベンジなのにこのままでは前回釣果を下回ってしまうぞ。

女王様は一体何が気に入らないのでしょう?


(渋々で参ったね。)

「あと10分であがります。」

と、堂満船長のアナウンス。
いよいよオーラスだ。

シャクリの縦の誘いに切り替えて筋を変えて探り続けると、ブルッと来ましたよ。

竿を叩くような引き込みに緩めのドラグがジジッと滑る。
今日イチのサイズだね。

バレるなよ、バレるなよ、と念じながら抜き揚げたのは23cmの良型のシロギス。

最後の最後にお目にかかれて光栄です。


(終了5分前の7匹目。)

結果は前回と同じ7匹。

リベンジ×2だったはずが×3になるとは、どうしてこうも渋を引き当ててしまうのか?

朝の手返しの悪さが悔やまれる。
もっと稼げてたはずだったと反省。
やはり仕掛けを忘れたのが痛かったな。


(沖あがり。)

「全くのお手上げでした。」
と堂満船長が言うほどの渋だったから、宿に戻ったらお土産に「えぼしヒジキ」をいただきました。

引き換えのTシャツを貰って、「カメノテ」も売ってたんで買って帰りましたよ。
釣果は奮わなかったけどお土産は充実してるな。

4度目のリベンジはどうしましょ。


・シロギス : 7
・メゴチ  : 2(リリース1)
・ワカシ  : 1(リリース)
船中:2~12
中潮


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【釣】釣行前記 (2021/07/16 一俊丸)

2021-07-19 06:26:00 | 釣り
リベンジ科目の筆頭は、今年初めて乗ったシロギス。

シーズン前の様子見時で2匹。
シーズンイン時で7匹。

束(100匹)も出るシロギス釣りで、最近の湾フグの方がよっぽど釣れてるぞ、と思える貧果に、再びのリベンジを狙ってるのですよ。

子供の頃から投げ釣りをやってたから、シロギスの小気味良い引きと上品な白身の食味は良く知ってる。


(「海の女王」と呼ばれてますよ。)

それもあって、わざわざ船に乗らなくても、と思ってたのだけど、船のシロギスには船釣りならではの難しさ、奥深さがあることを知りました。

何より、貧果を前にしてどの口が「わざわざ船に乗らなくても」などとほざくのか、反省しきりでございます。

反省の現れでシロギス専用竿を買いました。
今後、定期的に真剣に向き合おうと決意いたしました。

ご機嫌が麗しゅうことを願って女王様にご挨拶に行って参ります。


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【食】マダコの刺身・タコ飯

2021-07-16 05:13:00 | 釣魚料理
今季初の野毛屋さんでのマダコ釣行は雨に祟られたものの、竿頭で満足の釣果。

マダコは釣行当日に小分けにして冷凍保存しておいた。
タコは冷凍するとヌメリ取りが楽だし、柔らかくなるしで良いことづくめなのよ。

まずは、釣果ナンバーツーの650gのを解凍。

今回はYouTubeで、どこかの漁師の奥さんが紹介してた、簡単ヌメリ取りを採用。

塩を少な目に振り、金属製のザルに押し当てながら回して揉むとのこと。

手早く簡単にヌメリが取れて確かに楽ですわ。


(茹であがり。)

いつもは、これでもか!と揉んで、揉みまくって皮が斑になるところが、今回は仕上がりが綺麗だ。

これは良い方法を学んだな。

茹で時間は3分。
揚げたら氷水で冷やす。


(定番。)

冷えたところで足2本分を刺身に下ろす。

このタコは足を1本食いちぎられたようで、まだ小指ほどしか生えてなかった。
実質、足は7本しか味わえませんよ。

東京湾産天然マダコのタコ刺しは、半生程度の茹でで仕上げたから、柔らかいし、味が濃いしで、もう最高。
家族皆で唸りまくりだ。

このタコは釣らねば味わえませんよ。


(定番。)

メインはタコ飯。

柔らかタコをブツ切りにして炊き込んだ、毎度間違いない品。

火が通ると風味が増すから、炊いてる最中からタコの香りがリビングまで漂って来た。

毎度、旨すぎ。
毎度、堪りませんな。


(集合写真。)

1杯でこの満足感。
東京湾産天然マダコは最強だな。

来週はタコ焼きかな。
冷凍庫に在庫がある限り、幸せは続くよ。


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