goo blog サービス終了のお知らせ 

釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】シーズン始めに我慢我慢で初物ゲット (2025/05/05 ショウサイフグ 野毛屋)

2025-05-16 06:01:00 | 釣り
ショウサイフグシーズン開幕の5月5日のこどもの日釣行。

ゴールデンウィーク真っ只中とあって早朝の高速道路はいつもより空いていてスイスイと到着。

(毎度。)

4:40着で20番目とは盛況だね。

釣り座は左舷舳4番目をチョイス。
左舷は総勢12名乗って釣り座にあまり余裕がない。

釣果情報で多くを望めないから分け前が厳しくなる予感よ。

(本日は第十忠丸。)

宿が空くのを待って受付けする。

健船に乗るのは1月以来だから4ヶ月振りか。
その間がトラフグだったから開いたね。

(出船。)

定刻前に出船。

雲があって風も少々ある。

久し振りのショウサイフグは楽しみで期待で気持ちは盛り上がって来るけれど、厳しいくなる覚悟もしておく。

ショウサイフグはアンカーを打っての掛かり釣りだから、流し釣りと違って狙う場所はほぼ固定される。

なので、釣り座の影響を受けやすい。
余裕の釣り座ならば影響を緩和できるけれど、これだけお客が乗っていると厳しいだろう。

それを覆す腕があれば別だけど。

(釣り開始。)

大貫沖でアンカーを打って釣り開始。

仕掛けは変則チラシでスタートして様子を見てノーマルカットウに替える予定。

暫し誘って潮がちっちゃくて流れがないから早々にオモリをナツメ8号に変更。


(潮はこんな感じ。)

ゼロテンから誘いのシャクリ、トップで止めてからゆっくり誘い下げる。

触りやアタリを見逃さんぞと竿先に集中。

(船中沈黙。)

ところが無反応。

自分だけじゃなく船中型を見ないまま時間だけが過ぎていく。

きっと潮がないからだ。
もう少しして下げ潮が効いてくれば反応が出るだろう。

(他船も集まって来た。)

と思いながら3時間が経過。

船中ポツリとショウサイが揚がるものの単発止まり。

黙々と素振りを繰り返すけれど、漫然と誘っては来るものも来ない。

いつその時が訪れても良いように集中力は切らさないぞ。

(いまだ空のオケ。)

やがて潮が効いて来てラインが艫側に流れて行く。
風向きから舳有利と読んでいたのに誤算だ。

見ると、船尾のスパンカーを畳んだままエンジンで向きをコントロールしている。
風に船を立てないのね。

(晴れて来た。)

ならばキャストするかと考えるものの、舳側の方々がラインを出し気味で前を塞がれ、左隣の方は潮上にキャストを多用するから投げる隙間がない。
船下でおとなしく釣ることを強いられる。

仕方ない。
まあ、これも修行よ。

途中アタリがあったものの違う魚がエサを突いたもの。
掛けるに至らず。

(気持ちは良いけれど心はどんより。)

アピール重視で仕掛けをノーマルカットウに変更する。

渋々で我慢を強いられることは過去に何度もあった。
粘り強さは湾フグ釣りで鍛えられているからね。

それでもノーピクが続くと集中力が目減りしてくる。

集中力を絞り出してゼロテンで5秒ごとの誘いを続けているとサクッと掛かった。

追いアワセから巻きに入るとブルブルと横走りする。
これはショウサイフグだ。

竿で引き戻しゴリ巻きで対抗、水面からブチ抜いた。

(11:26に1匹目。)

開始から4時間。
ようやく型を見れた。

今日はボウズもあるかと覚悟をし始めたところにやっとの1匹。
ホッとしたよ。

健船長に記念撮影いただき、ここから来るかと思いきや状況は変わらず。

再び我慢の時間が続く。

(再び試練の時。)

このあと掛けるものの巻きバレが2連続。

巻きが遅かったのか今日のような日にバラしちゃいかんよ。

次に掛けた時には逃してなるものかと超ゴリ巻きしてブチ抜いた。

(2匹目ゲット。)

どこかで波が来るかと期待しても船中単発のみ。

群れじゃなくてそこにいるヤツを拾い釣りするような状況だから期待薄だな。

ここで左隣の方が手を滑らせてキャスト時に竿ごと海に投げ込むミスをする。
アッ!と耳にした時には水面から徐々に竿が沈んで行くところ。

ここで我慢していたキャストをして着底と同時に巻き始める。
重みを感じて巻き続けると狙ったとおりにカットウでラインを絡め取れた。

回収したカットウからラインを外してお隣に渡す。
ラインを手繰って無事に竿を回収出来たお隣りさんに感謝された。

湾フグXにスティーレのタックルだったから消失は痛いよね。
同じくスティーレを使っているから自分事で考えたら辛すぎるからね。
今度から尻手ロープを付けましょうね。

竿は釣れたけれどショウサイフグは釣れず。

最後まで集中力は切らさなかったけれどここまで。

沖あがりを迎えた。

(沖あがり。)

結果は2匹。

シーズン始めに寂しい結果だけど型が良いのが救いね。

巻きバレ以外でエサは食われなかったから少ないチャンスはモノにしたと思いたい。


(本日のフグ。)

港に戻って捌きはアッと言う間で白子が1つ。
まだ小さい白子だけど初物キープは嬉しい。

これからノッコミと共に群れが固まって盛り上がって来るだろう。

本格シーズンが楽しみだ。


・ショウサイフグ : 2
・竿 : 1
船中0〜7
小潮


🐡

【釣】釣行前記 (2025/05/05 野毛屋)

2025-05-12 05:47:00 | 釣り
いよいよ始まりましたよ。
ショウサイフグのシーズンが。

野毛屋さんでは昨年12月20日からトラフグをスタートし、4月30日までのロングランだった。

当初はユキちゃん船がトラフグ専門、健船はショウサイフグとトラフグの両狙いだったけれど、3月に入ったらトラフグのみとなった。

トラフグは初心者にも大型が釣れる可能性があるから夢があるけれど、バクチのように思っている。

Xデイでもない限り数は出ないし、湾フグ特有のテクニカルさにも欠ける。
なので、トラフグ期間は乗らない常連さんが多いのよ。

トラフグの産卵シーズンが終わると、5月からショウサイフグの産卵シーズンが始まる。
白子が入り始めてノッコミで群れるようになる。

白子も楽しみだけど、繊細なアタリを取って掛けると横走りするショウサイフグの釣り味が面白いのよ。

まだ群れておらず釣果は安定していないようだけれど、待ちに待ったから臆せず行きますよ。

シーズン初白子にありつけると良いな。


🐡


【釣】バラしまくりでほろ苦いアジ調達 (2025/04/26 午前アジ 野毛屋)

2025-05-02 05:55:00 | 釣り
今年のトラフグは早くから釣れ出し、ゴールデンウィーク前まで続くロングラン。

産卵期が終盤になりトラフグが散ってきたのもあって野毛屋さんでは4月21日(月)から午前アジが復活。
待ってましたと予約を入れましたよ。

約1ヶ月半振りの釣行は4:40着で22番目。

トラフグは2船になったけれどまだまだ夢追い人が乗るようだ。


(毎度。)

釣り座は右舷大艫をチョイス。
左舷を取ろうと思っていたら先に並ぶ常連さん達が左舷大艫からの並びを押さえたようだ。
常連のみなさんも同様にトラフグには乗らずに他船の復活を待っていたのでしょうね。

ショウサイフグの開始が待ち遠しいよ。

宿前で俊船長に前日の状況を聞くとアジの食いは悪いそうだ。
なかなか口を使わず食うまでに時間が掛かるとのこと。
積極的に食って来ないからバラシも多くなる。

まだ手強いのね。


(本日は第三忠丸。)

船に乗り込み準備すると右舷は総勢9名になった。
それなりに乗ったな。


(潮はこんな感じ。)

余裕とはいかない釣り座で準備を進める。

タックルはいつも通り7:3調子のゲームロッドに電動リールFM400だけど、6面真空のクーラーボックスがデビュー戦。

見せてもらおうか、6面真空の性能とやらを。

(出船。)

出船すると予報よりも風があって船が走ると飛沫が舞う。

曇天だから風に打たれるとちょっぴり肌寒い。

(釣り開始。)

南本牧まで走るかと思いきや八景沖で釣り開始。

コマセ撒きから始めると、早々に俊船長の「反応出てきたよー」アナウンスが入るもののアタリはない。

食いが渋いとあらかじめ聞いていたから、誘いは優しく小さくを心掛ける。

するとモタレをキャッチ。
そっとアワセると活性あり、掛けた。

幸先良いぞと電動オンで巻き、取り込もうとするといない。

巻きバレ。
食いが浅くて外れたか。

仕掛けを張らないとバレ易いからと気を付けるも、この後3連続で巻きバレ。

マジか。。。

周りでは型を見てアジが揚がり始めているのに1匹目が遠い。

(8:02に1匹目。)

30分ほど掛かってようやくバラさずに1匹目を揚げる。
型は20cmくらいの刺身サイズ。

このクラスなら数が欲しいけれど食いが悪く掛けるのに時間が掛かる。

暫しすると群れが散ったかで移動。

(1からやり直しよ。)

場所が変わると、コマセ撒きからやり直してアジが食い出すまでに時間が掛かる。

コマセの振り方、誘いの入れ方を色々試してパターンを探るもこれと言った正解がハッキリしない。

手強いぞ。

(血抜き中。)

バラしがあるもののポツリポツリと釣り揚げる。

揚げたらエラを切ってバケツで血抜きしたうえで6面真空クーラーへ収める。
食のためには大切よ。


(風は収まってきた。)

コマセが効くとアジが浮いてくるから徐々にタナが上がってくる。

少しずつ当たりタナが上がって終いには4mまで行きましたよ。


(ダブルもあった。)

動かし過ぎると食わないし、動かさなさ過ぎても食わない。

ヤル気がないアジにちょっと食ってみようかなの気を起こさせるちょうど良い塩梅の誘いが難しい。

その時に仕掛けを張っていないとハリ掛かりが甘くなって巻きバレに繋がる。

追釣するけどバレが多い。

竿の調子からどうしても誘いが強めになっちゃう。
バラしが多いのも竿の調子が関係しているだろう。

こんなコンディションでは柔らかめの竿が良いのかな。
持ってないけどね。


(浅場に移動。)

食いが止んであがりまで30分で浅場に移動。

再びせっせとコマセ撒きから始める。

時間がないから手返し良く打ち返していると素直なアタリが出る。

型が期待できる手応えだけど引きが違うぞ。

揚げたのは、


(キミかね。)

イシモチ。

アジ釣りの定番ゲストね。
刺身でいただくから血抜きしてクーラーへ。

更にもう1匹イシモチを揚げたところで沖あがり。

アジの追釣がないまま終了。

(沖あがり。)

結果は17匹。

手強くて数が伸びなかった。
食わせたけれどバラした分でツ抜けたな。


(本日のアジ。)

釣果としてはちょっと寂しいけれど食は確保できた。

アジはこれから旬を迎えるに連れて食いが立ってくるだろう。

また釣りに来ますよ。


・アジ : 17
・イシモチ : 2
船中3〜37
大潮


🐟

【釣】釣行前記 (2025/04/26 野毛屋)

2025-04-28 05:55:00 | 釣り
国家資格試験が終わり結果は神のみぞ知るところだけど、一区切りついたから晴れて活動を再開。

といっても1ヶ月釣りを見送っていただけですがね。

さて何を釣りに行こうかなと考えたところ、野毛屋さんがトラフグ船ばかりだったのが4月21日から午前アジ船が再開するとの案内があった。

トラフグは既に終盤戦でゴールデンウィークにはショウサイフグ狙いに切り替える予定で、午後フグ船はゴールデンウィークからだそうだ。

なので、フグは連休までもう少し待って、まずは肩慣らしにこれから旬を迎える脂のりのりのアジを調達に行こう。

久し振りの金アジを心ゆくまで味わいたいぞ。


🐟

【釣】のんびり出船でバラしまくりも目標クリア (2025/03/15 午後フグ 野毛屋)

2025-03-28 06:31:00 | 釣り
野毛屋さんへの午後フグ船オンリーは久し振り。
朝はのんびり出来て楽で良いけれど、交通渋滞により移動時間が読みづらい。

この日は横横道路で事故渋滞の情報があったんで、湾岸線経由の迂回路で11:00に到着。

釣り座は左舷舳1番をチョイス。
午前から通しのお客が少ないから隅を確保出来た。


(毎度。)

午後船は13人とのこと。

午前あがりのお客との駐車場入れ替えを待っていたら時間に余裕がなくなった。

中華浜での昼飯を諦めて、コンビニでカップ麺とおにぎりを買う。

(潮はこんな感じ。)

時間に追われて船宿から食いかけのカップ麺を片手に桟橋に移動。

余裕がないからいつも撮っている船宿と桟橋からの写真を忘れる始末よ。

(出船。)

12:30に出船。

左舷は7名で、胴の間には男の子2人を連れたお父さんがおられる。

息子2人と釣りに来られるなんて羨ましい。
息子さんの道具やウエアもDAIWAだったんで本気度が伺える。

釣れると良いね。

(釣り開始。)

中の瀬で釣り開始。

仕掛けはノーマルカットウでスタート。

水深は30m近いからオモリは20号指定。
出来るだけ軽いオモリを使いたいから色々試して丸型15号で落ち着く。

(どんより天気。)

曇天で風は強くないけれど夕方から雨と風が出る予報。
春仕様の格好だとちょっと肌寒いくらいだ。

船中反応なくみなさん黙々と誘い続ける。

暫くすると、胴の間のお兄ちゃんがコモンフグを揚げた。

良かったね、と思いつつもこっちにも来るかと集中。

丁寧に誘い続けるとサクッと来た。

(13:07に1匹目。)

コモンフグをゲット。

型を見れてホッとするものの後が続かない。

この時期は連チャンなどなく、ポツリポツリのペースになるのは仕方がない。

まだ水温が低くフグは活発に泳がないから、船の流しに従いそこにいるヤツを獲っていくからだろう。

(ちょっと肌寒い。)

なので、誘いは気を抜かず魂を込めて繰り返し、いつ触りやアタリがあっても見逃さんぞと集中して竿先を見つめる。

ポツポツとアタリが出る前に誘いで掛かる。
この日のタイミングはゼロテン4.5秒で顎下に掛かるくらいだな。

(雨も落ちて来る。)

時間が経過すると風が出てきてポツポツと小雨が落ちて来る。

気温も下がって冷えて来た。
たまらずフリースのネックウォーマーを装着。
冬用のグローブは置いてきちゃったから指出しグローブだど指先が凍えちゃうよ。

(途中経過。)

追加するも掛かるのはコモンフグばかり。

コモンが少なかった昔のこの時期は貧果が当たり前だった。

1年中釣れてくれるコモンには感謝だな。

(14:54に5匹目。)

沖あがりまで1時間を切ったところで浅場を狙いに八景沖に移動。

水深10mほどだからオモリを10号に戻し、仕掛けをチラシに変更。

(八景沖。)

移動後、サクッと掛けるとピンポン玉サイズのマイクロコモンフグ。
リリースね。

次は間を置かずにサクッと掛けたものの無念の巻きバレ。

取り返すぞと誘って掛けるも、またもや巻きバレ。

マジかよ、と更に掛けるもやっぱり巻きバレ。

どういうこと!?

水深が変わってアワセが足らないのか、チラシバリを咥えただけだったのか。

3連続で獲れていたはずが連続バラしとはヘコむわ。

次に掛けたら逃すものかと超ゴリ巻きでコモンをブチ抜いた。

そこで沖あがり。

(沖あがり。)

結果は6匹。

最後の連続バラしが悔やまれるけれど目標の5匹はクリアね。


(本日のフグ。)

あがり時間には手がかじかんでスナップが外せないほど冷え切っていた。

気温が乱高下する地上に比べて海中は水温が安定しているのだろうか。
早く活発にエサを追うようになって欲しいな。

高活性フグとの駆け引きを愉しみたいぞ。


・コモンフグ : 6
船中1〜6(竿頭)
大潮


🐡