釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】鮎釣りのメッカ神通川を体験する(2024/09/15 富山・井田川、神通川)

2024-10-02 06:05:00 | 釣り
大人の遠足、富山遠征の2日目。

リラックスイン富山の朝食開始時間6:30に行き、マス寿司おにぎりやとろろ昆布のおにぎり、ホタルイカの沖漬け、昆布巻かまぼこなど、地元色ある朝食をいただく。
2日間メニューは同じでしたが宿泊料金からすると大満足ですよ。


(富山名産の朝食。ホテルのホームページから。)

本日の釣りは神通川水系の予定だけど、神通川は鮎釣りのメッカだけあって釣り師が多い。
また、水量があるため見た目よりも流れが強く初心者には難しいとのこと。

友釣り1年生の自分とMさんには厳しいだろうと、N会長とSさんが相談のうえ、支流の井田川に行くことになった。


(井田川のポイント。ホテルから近いよ。)

本日から合流するMさんとは神通川近くのフィッシング吉井で待ち合わせ。
日券を購入して車3台で支流の井田川へ向かう。

途中神通川を眺めると既に川に立ち込んでいる人が多い。
川沿いの駐車場にも多くの車が停まっている。
さすがはメッカ。

空模様は曇り。
昼頃には雨が降り始め、夕方には本降りになる予報だ。
本降りになるまでが勝負だな。

井田川に到着して川原の駐車場に車を停めて準備。

駐車場所や入川ポイントは知っている人に案内して貰わないと一見釣り師には分かりませんよ。


(井田川。)

先行の釣り師が何人かいるものの、入川場所の目の前が空いている。

水深は浅く流れも早くなくて初心者でも釣りやすそうだ。


(入川ポイント。)

ここに自分、上流側にMさん、Kさんと並んで釣り開始。
N会長とSさんは更に上流の瀬に向かう。

オトリは昨日釣った小川の野鮎だから活気が違う。

対岸の際や流心の外でパシャッと鮎が跳ねる。
際のたるみには数匹の群れ鮎が固まっているのが見える。

魚影が濃そうだぞ。


(ここで釣ります。)

昨日の小川に比べて流れが緩やかだから釣りやすい。

見えてる群れ鮎にオトリを入れてみるも無反応。
群れ鮎は追う気のない鮎の集まりだからね。

そこから上飛ばしでオトリを上流に泳がせて探っていく。

葦際の流心の外を泳がせて目立つ石の横に差し掛かるとオトリが違う反応を見せる。

いるね。

目印が暴れて石の近辺を活発に泳ぎ回る様子が見えるし、ブルブルと竿を持つ手にも伝わって来る。

コン!とアタリと共に目印が下流へ流れる。

竿を立てて体制を整え、流れが穏やかな方へ誘導、オトリを浮かせて引き寄せながらタモを取り、引き抜いてキャッチ。


(井田川の1匹目。)

今日も無事に1匹目をゲット。

失敗を繰り返して引き抜きの要領が分かってきたかな。

オトリを交換して掛かった石の周りを重点的に探って追釣。

型の良い元気な野鮎が釣れたら底が掘れている流れの流心を攻めてみる。
ちょっとずつ引いてオトリを誘導するとスコーン!と目印が飛ぶかっとびアタリもあって楽しい。

予報よりも早く雨がパラつき始め昼前には本降りになり、井田川の支流からか濁りが入ったんで残念ながら釣りを中断、移動することにした。

ここまでで釣果は9匹。
あと1匹獲りたかったな。


(いよいよ神通川へ。)

移動先は神通川の大沢野。

上流にダムがある神通川では最上流の釣りポイントだそうで、支流からの合流がないから濁りはないだろうとのN会長の読みだ。


(やってきたよ神通川。)

到着するまでに雨は止み、予想したとおり濁りもない。
釣りが出来ますよ。

神通川は川幅があって川石がさほど大きくなくて丸い。

この石が曲者で浮き石と言われる安定していないグラグラ揺れる石だそうだ。

そのため、足場が悪く転倒の危険があるし、浮き石の間に足が嵌まって転倒すると水量があって流れが強いからまず起き上がれない。
それで年間何人かが流されたりしてお亡くなりになるそうだ。

初心者に厳しいゆえんね。
これは気を引き締めて挑まねばならん。


(橋の下流側。)

昼食を済ませてから川に降り、それぞれ思い思いのポイントへ移動。

自分は大沢野大橋の橋脚のチョイ上流の浅場で釣ることにする。
流れの早い深みには近寄りませんよ。

川を歩くと足元を何匹もの鮎が走っていく。
どんだけ魚影が濃いんだか。


(ここで釣ります。)

聞いていたとおり動く丸石で足場は良くない。
少しでも安定する場所を選んで仕掛けをセッティング。
オトリを放つと泳ぎ出してポイントに向かう途中でコン!と手応え。

確認のためにオトリを浮かせると掛かっているじゃないの。

そのまま抜き揚げて記念すべき神通川1匹目をゲット。


(神通川1匹目。)

型は小さいものの3連追星が出ているヤル気満々の天然鮎だ。

鮎の数が多いから型が良くないようだ。
エサの苔は有限だから1匹当たりの割り当てが少なければ成長も鈍るからね。

目欲しいポイントが分からないから広く泳がせてポツポツと揚げる。

岸寄りの方が良さ気で夕方に近付くにつれて数が出そうな雰囲気だ。


(雨が落ちて来た。)

やがてポツポツと雨が降り始め、冷たい風が吹き出したと思ったら、あっという間に本降りになった。

強風が吹いて竿が煽られ、釣りどころじゃない。
雨の勢いも増し、凄い勢いで雨粒が川面を叩きつける。

ずぶ濡れで橋の下に避難して納竿。

橋の排水口から吹き出した雨水が機銃掃射のようにバリバリと落ちて来る。


(ゲリラ豪雨よ。)

橋の下に皆で集まって雨宿り。

15時を回ったので本日の釣りはここまで。
続けていれば数を伸ばせたろうけれど天候には勝てない。
早めにあがってゆっくりしようとなった。

神通川での結果は5匹。
1日通して14匹の釣果は新記録だ。

ホテルに戻ってシャワーを浴び、洗濯しつつマッサージチェアで疲れを癒す。

一息ついたら本日の反省会の会場、「炉端とらまる」へ。

炉端 とらまる /  丸の内駅  / 居酒屋 和食 海鮮料理

新鮮な素材を丁寧に、手間暇かけた料理を提供。元気をもらえる炉端居酒屋

炉端 とらまる /  丸の内駅  / 居酒屋 和食 海鮮料理

(こちらです。雨降りだったんで写真なし。)

こちらも繁盛店で満席だ。

5名で鮎トークで盛り上がり、地元の食に舌鼓を打つ。

これも遠征の楽しみよ。


(ライトアップの富山城。)

明日は遠征最終日。

天気は回復する予報だけど濁りが心配だ。
今季ラストの友釣りになりそうだから有終の美を飾りたいな。


🐟

【釣】大人の遠足第2弾で引き釣りを練習する (2024/09/14 鮎友釣り 富山県・小川)

2024-09-30 05:52:00 | 釣り
鮎友釣り遠征。
大人の遠足第2弾の富山遠征は9月13日(金)23:30に車2台で出発。

下道で関越道の三芳スマートICから乗り、上信越道、北陸道で越中境サービスエリアに4:00に到着。


(こんなルート。)

チョイ仮眠して夜が明けたらサービスエリアのコンビニで朝飯を済まして出発。


(日本海の夜明けぜよ。)

富山の神通川は釣れ盛ってるものの型が小さいそうなので、いくつか候補がある川からN会長とSさんが小川を選択。

橋の上から見るとチャラ瀬が多く石色も良いとのこと。
そう言われてもチンプンカンプンなんで、パッと見で判断できるようになりたいよ。


(小川上流側。)

釣具屋でオトリ鮎、コンビニで日券を購入して8:00に入川。

小川は川幅は広くなく流れがあって瀬(流れのある場所)が多い。
トロ場(流れが緩やかな場所)が少ないので初心者には少々難しい。


(下流側。)

時間が早いから釣り人は少なく、4名で場所を選び放題だ。
まずは鉄橋の上流側に立ち込む。

まだ水が冷たく鮎の活性が上がらないだろうからN会長の後ろで見学させて貰う。

ところが購入したオトリが酷い。

見た目はまるでイワシのように黒く、体表はザラザラ、しかも全く泳がない。
これじゃ鮎がオトリを仲間だと認識しないかもよ。

N会長、Sさん、N会長の弟子のKさんが口を揃えて、こりゃダメだ、と言う。

このオトリで1匹目が獲れるかが勝負の分かれ目ですな。


(立ち込むKさん。)

N会長の釣りをじっくりと後ろから観察させて貰うと、まったく無駄がなく流れるような所作。

竿の位置、ラインの入れ方、オトリの操作、すべてが勉強になります。

瀬ではラインを張ってオトリを引いて誘導する「引き釣り」が基本になる。

これまで自分はラインを張らず緩めずで自由にオトリを泳がせる「泳がせ釣り」しか経験していない。

瀬が多いここ小川では引き釣りを覚えないと話にならないから、N会長の見学から始めたのですよ。


(見た目より流れがある。)

N会長の実釣を解説付きで見れるのはとてもありがたいし、疑問点にその場で答えていただけて非常に勉強になる。

友釣りキャリア50年のトーナメンターにマンツーマンで教われるなんて貴重ですよ。

「いればここで来るよ」

と言われるものの反応なし。

オトリが話にならないからN会長でも苦戦する。
ポイントを釣り上がって多少流れの強い瀬の中でやっと1匹目を掛けた。

綺麗な取り込みまで見せていただいて見学を終了。
自分で竿を出すことにする。

ここまで釣り開始から40分。
オトリがダメだと師匠でもこれほど苦労するのだな。


(下流側。)

自分は鉄橋の下流側に下り、淵があるトロ場から始める。

泳がないオトリで瀬を攻めるなんて技量が足らないから無理ですよ。

仕掛けをセッティングして、掴んでも滑りもしない黒いオトリ鮎を淵に誘導する。

ラインを少し上げて刺激すると流れが緩い淵だとこのオトリでもちょっとは泳いでくれる。

この淵に必ず鮎はいるはず。
他を攻められないからそう信じるしかない。

護岸の際、淵の深み、手前の駆け上がりと攻め筋をずらして何往復もして粘る。

すると、手前の駆け上がりを引き気味に探っていると、コン!と手応えと共に目印が下流に流れた。

来た!

淵から外れてチャラ瀬まで流れるとそれなりの重みが掛かる。
竿を立てて自らも下流に下がり体制を整える。

オトリを水面に出すとその下で活発に泳ぐ野鮎が暴れている。

竿で溜めて徐々に引き寄せてから引き抜き。
型が良い野鮎が飛んで来たところをタモでキャッチ。

課題の1匹目を無事に獲れた。
良かったーとホッと一息。

これまで1匹目はほぼキャッチしそこねて取り込みバラシしてたからね。


(9:18に1匹目。)

黄色い追星が出た20cmを超える良型だ。

ダメダメなオトリからこの野鮎に替えることができて攻めるポイントを増やせるぞ。

再度、淵を泳がせて間を置かずに2匹目をゲット。
やはり野鮎に替わると勝負が早いよ。

やがてN会長が上流から、ダメオトリで釣れていないだろうと、わざわざ野鮎を持って来てくれた。

2匹釣れた旨を伝えると、このオトリで良く釣れたなー、成長したなー、とお褒めに預かる。

その後、急に濁りが入って釣りにならず、昼飯休憩。
この濁りはどこかの用水路を開けたためだろう。
暫くすると濁りは取れた。

午後は更に下流で瀬釣りの練習をしたものの3匹止まり。
自分の後を釣ったN会長が2桁釣果を挙げているから歴然とした腕の差だな。

16:30まで楽しんで納竿。


(本日の氷締めしてしまった鮎。)

結果は5匹。

N会長やSさんは30匹を超える釣果。
さすがだ。

まともに瀬釣りをしたのが初めてだから今日は経験を積んだとしておこう。

釣果は少ないけれど学び多き1日だった。
明日からに活かしましょう。


(こちら。)

本日と明日の宿は富山駅近くのホテルリラックスイン富山。

ビジネスホテルでも部屋風呂が独立しているから道具を洗うのに助かる。
洗濯機やマッサージチェアの利用が無料なのも高ポイント。

朝食付きで休日1泊6,500円は安いよ。

(本日の会場。)

大人の遠足恒例の反省会の会場はSさんが予約してくれていた「島ん酎」。

カウンターとテーブル3つの小ぢんまりとしているけれど、満員御礼、活気があるお店だ。

本日の反省会で鮎釣りの話しをしていると、隣のテーブルで飲んでいた鮎の投網漁師の方とマスターも加わって鮎トークに花が咲く。


(刺身盛り。ノドグロがいます。)

楽しい時間を過ごしてホテルに戻ったらバタンキュー。

明日は朝からMさんが合流する。
天気は午後から雨が降る予報だけど釣りはできそうだ。

今日の経験を活かして頑張りますぜ。


🐟

【釣】釣行前記 (2024/09/14〜16 富山)

2024-09-27 05:59:00 | 釣り
JOFI神奈川の9月の役員会後の懇親会の席で鮎釣り談義で盛り上がる中、N会長から、

「9月の連休に富山遠征の予定があってホテルを3名分余分に押さえているけど、どお?行く?」

と聞かれ、Sさんは参加を即答。
自分は持ち帰り、一応かみさんに相談してから参加を表明。

前回遠征メンバーでN会長の兄弟弟子のMさんに連絡すると、14日(土)に用事があり不参加とのことだった。

残念だけどまた来年行きましょう。
と言っていたところ、Mさんから遠征予定の週頭に「やっぱり行きたい」と連絡が入る。

聞けば前日に一人で笹子川に釣行してボウズを食らったとのこと。
その悔しさで友釣りシーズンを終えられず、遅れてでも遠征参加を決めたのですな。
気持ちは分かりますよ。

と、いうことで7月に続き今年2回目の富山遠征の鮎釣り釣行、大人の遠足第2弾に行くことになった。

前回メンバー4名にN会長の弟子で今年インストラクター試験を受ける予定の方も参加。
総勢5名で遠征ですよ。

今回は連日鮎が釣り盛っている神通川にも行く予定。
富山市内を流れる神通川は鮎釣りでは有名だけれど、流水量と流れの強さから初心者には難しいそうだ。

「釣れる川で釣れる時に数を釣らないと上達しない。」

この格言に背中を押され、レベルアップのために3日間の友釣り遠征へ行って参ります。


🐟

【釣】UGスペシャルに魂は入ったものの (2024/09/28 ショウサイフグ 野毛屋)

2024-09-23 04:58:00 | 釣り
夏休み2日目。

台風10号の影響を受ける前にと、連チャンで野毛屋さんへ。
5:00着で7番目のラッキーセブン。


(毎度。)

釣り座は右舷艫3番目をチョイス。
左右の舳1番が空いていたけれど1日有利だろう艫側を選んだ。


(潮はこんな感じ。)

本日は勇治船長にオーダーメイドで作成いただいた湾フグロッド「UGスペシャル」の初下ろしだ。

ショウサイフグを釣って魂入れを完了しますよ。


(本日は第十忠丸。)

船着き場で写真を撮っていると、「ブログをやられている方ですよね。」と声を掛けられる。

いつも楽しく拝見しています。
とご挨拶を受けると照れくさいけれどアガりますね。

「それが新竿ですか」

直近までブログをお読みいただいているようで、UGスペシャルをご存知だった。

聞けばその方も勇治船長に竿を作っていただいたそうで手に持っていた。

「兄弟竿ですね。お互い頑張りましょう。」
とエールを送りあう。


(出船。)

出船して東進。

南風がそれなりにあって右舷は潮を被るからデッキに退避。

見上げるとエサ目当てのカモメが着いてくるよ。


(釣り開始。)

大貫沖で釣り開始。

潮がチョイ早のポイントからスタートする。

仕掛けはノーマルカットウのみでオモリはナツメの10号。

UGスペシャルで初の実釣だ。
リールのスティーレもオーバーホール後の初使用だから落とし込みも滑らかね。

落とした仕掛けが潮に流されてラインが斜めに出て着底。
ゼロテンで3秒待って誘いを入れる。

ひとシャクりで竿の違いが分かった。

穂先が柔らかいこれまでの竿では早潮でのゼロテンキープが難しかった。
それがUGスペシャルだとビタッと止められ、早潮でも思ったとおりに仕掛けが落ち着く。

シャクりでも180cmのAllegroに比べて20cm短いから操作がしやすくて誘いの軸がブレない。

UGスペシャルはとても使いやすい。
改めて勇治船長に感謝だ。


(竿は素晴らしい。)

あとはしっかりした穂先でアタリが取れるかだな、とシャクり続けるものの反応なし。

穂先が硬い分、誘いの操作がダイレクトになるから前より強いアクションになるだろう。
それを意識して優しくを心掛けて誘い続ける。

でも反応なし。


(空同様怪しい雲行き。)

周りではポツポツと型が出ているのに触りすらない。

右舷で一人また一人と型を見ているのに取り残されている。

使いやすいと思っていても竿を替えた影響が誘いに出ているのか?

「こっちで釣ってないのは2人だけ?」

ついには健船長から指摘を受けちゃう。

そうですよ。
自分とお隣さんがまだ型を見てないです。

ここで仕掛けをチラシカットウへ交換。
周りを見ていてもチラシへの反応が良さそうだ。

すると、すぐに結果が出る。

ゼロテンでチョンと揺れた竿先に反応してサクッと掛ける。

ゴリ巻きからブチ抜いてようやく型を見た。


(10:22に1匹目。)

アベレージサイズのショウサイフグをゲット。
これでUGスペシャルに魂が入りましたよ。

もっと早くチラシを使っていれば良かったなと打ち返すと、すぐさまアタリが出る。

アワセをくれるとガツン!

これは良型だ。
手応えから察するほど苦労せずにすんなりと揚がって来る。

揚げてビックリ30cm超えのサバフグだ。


(コイツです。)

これまでのAllegroだと揚げるのにもっと苦労していたサイズ。
バットパワーもUGスペシャルの方が上と見た。

これならデカアカメだろうが数キロもののトラだろうが楽に揚げられそうだ。

再度勇治船長に感謝だ。

(明るい兆しのはずが。)

ここから捲くるぞと息巻いたのに、次に掛けたサバフグにチラシカットウのハリス2本を噛み切られ使用不能にされる。

チラシの予備を作成しておらず、仕方なくノーマルカットウに戻したら再び沈黙。

何かがズレているのだな。


(場所変えで根周り。)

ここで胴突き仕掛けへの交換アナウンスがあって場所移動。

昨日のアジ釣りのあがり時に健船長に本日乗る旨を伝えたら、胴突きの準備しておいてと言われていたんで枝バリを大量に結んで来ましたよ。

ただ、胴突きでの釣りは苦手なんだよな。

3本枝スでオモリ20号の胴突き仕掛けを落とすとゴツゴツと根の感触。
根掛かりが怖いからすぐに底を切ってゆらゆらと誘い下げる。

誘い下げの途中で聞いてみて反応を探る。

暫し続けても反応がないから底で弛ませ釣りに移行。

着底したらイトフケが出るくらい仕掛けを弛ませて、フリーになったエサを食わせる釣り方だ。
弛ませると当然アタリが取れないからタイム釣りになる。

これでキュウセンとコモンフグをゲット。

船中反応がないからか、ちょっと流してカットウ場所に移動になった。

カットウ場所ではアタっても掛けられないままタイムアップ。


(沖あがり。)

結果は2匹。

竿を替えた影響だろうか、何かがズレていたのだろうな。

UGスペシャルには何ら問題はないのだから自分が竿にアジャスト出来ていないのだろう。

使いこなすために修練あるのみ。
竿に見合う腕にならないとね。


(本日のフグ。)

船着き場に戻っての捌きタイムで寂しい釣果を披露するのは恥ずかしいですな。
常連ヅラできませんな。

兄弟竿の方はツ抜けていたようだし、UGスペシャルに申し訳なかった。

連チャン釣行は集中力に影響したけれど、いつどのような時でも安定した釣果をあげないとね。

次こそは。


・ショウサイフグ : 1
・コモンフグ : 1
・サバフグ  : 3(リリース)
・キュウセン : 1(リリース)
船中0〜13
長潮


🐡

【釣】リベンジなるもあと1匹が獲れず (2024/08/27 午前アジ 野毛屋)

2024-09-16 05:32:00 | 釣り
夏休み初日の野毛屋さんへの午前アジ釣行は5:20着で1番目。

本日の出船はアジ船のみでお客も少ないから、もっと遅く出て良かったのにいつもの習慣で開店前に着いちゃう。

(毎度。)

開店前に旦那さんに途中の横横道路でゲリラ豪雨に会った話しをすると、こちらは大して降らなかったとのこと。

一日降らないと良いね。
なんて話していると雨が降り出して来る。

30分ほど激しく降って止んだ。
台風の影響でピンポイントに短く大量に降るんだな。


(お客少ない。)

釣り座は左舷大艫をチョイス。

お客は舳側に1人、右舷に小学生を連れた親子2人で計4人。
出船がないユキちゃんが隣に乗る。

「勝負だね。」

と言われたものの船長に勝てるとは思えんよ。


(出船。)

前回のアジが1桁釣果だったから今回はリベンジしたい。

食は30匹あれば十分だけど、それ以上釣れたら引き取って貰えると若女将と話しを着けている。

皮算用にならないように頑張りますよ。


(出船。)

出船して釣り開始。

空は一面雲に覆われていていつ降り出してもおかしくない。
風もちょっと吹いているけれど釣りには支障なし。

暫し打ち返してコマセを撒き続けると、「反応出てきたよー」と俊船長のアナウンス。

すると、タナ2mでククンとアタる。
電動オンで巻き揚げて型を見る。


(7:39に1匹目。)

早々に型を見てホッとする。
20cmチョイは引きも楽しい食べ頃サイズよ。

片エラを切ってバケツで血抜き。
次が掛かったら巻き揚げ中にクーラーへ収めるルーチンだ。

手返しは落ちるけれど食のために血抜きは欠かしませんよ。


(8:10に10匹目。)

隣のユキちゃんは血抜きせずにそのままクーラーへ収めている。
釣ってすぐさま氷締めすれば血抜きせずとも味は変わらないのだろうか。

青魚は血抜き必須だと思っているのだけど。


(8:44に20匹目。)

タナ2mで素直に食ってくれて順調に数を伸ばす。
時速20匹ペースなものの、最後までこのペースではいかないだろう。

途中、強烈な引きでハリを伸ばされたり、ハリスが切れたりのバラシがある。
これは大型アジだろうか。


(ちょっと青空が覗く。)

たまにパラパラと雨が落ちて来てウエアを着込んで、止むと脱ぐを繰り返す。

強い降りじゃないから打ち水のようで涼しく感じて良いよ。


(9:30に30匹目。)

順調に30匹まで釣れたところからペースが落ちて空振りが増える。

さすがにアジがスレてきたようだ。

(天気は回復。)

コマセを振って仕掛けと同調させても待っているだけではアタらない。

微妙なモタレを捉えてアワセるか、誘いを入れて食わせるかになる。
誘いで食わせるとハリスが踊るから掛かりどころが悪くなり、掛けても巻きバレが増えてペースが落ちる。

コマセワークと誘い方を工夫して早い勝負に持ち込み上顎に掛けようと色々試す。

こんなアジ釣りも楽しいよ。


(10:10に40匹目。)

50匹が終了ラインかな、と考えつつポツポツと追釣し、最後の50匹目を掛けて巻きに入ったところで痛恨のバラし。

打ち返そうとしたところでタイムアップ。

最後が締まらないね。

(沖あがり。)

結果は49匹。

リベンジなったけれど切りが良い数字で終えたかったな。

ユキちゃんは66匹とのこと。
この差は血抜きしない手返しの差だと思いたい。


(本日のアジ。)

約束どおり若女将に十数匹を引き取っていただいて、明日のフグ船の予約をして「明日も来まーす」と引き上げる。

家に帰ったら捌きマシーンになりますよ。


・アジ : 49
船中10〜66
小潮


🐟