ショウサイフグシーズン開幕の5月5日のこどもの日釣行。




(潮はこんな感じ。)
ゼロテンから誘いのシャクリ、トップで止めてからゆっくり誘い下げる。




次に掛けた時には逃してなるものかと超ゴリ巻きしてブチ抜いた。


これからノッコミと共に群れが固まって盛り上がって来るだろう。
ゴールデンウィーク真っ只中とあって早朝の高速道路はいつもより空いていてスイスイと到着。

(毎度。)
4:40着で20番目とは盛況だね。
釣り座は左舷舳4番目をチョイス。
左舷は総勢12名乗って釣り座にあまり余裕がない。
釣果情報で多くを望めないから分け前が厳しくなる予感よ。

(本日は第十忠丸。)
宿が空くのを待って受付けする。
健船に乗るのは1月以来だから4ヶ月振りか。
その間がトラフグだったから開いたね。


(出船。)
定刻前に出船。
雲があって風も少々ある。
久し振りのショウサイフグは楽しみで期待で気持ちは盛り上がって来るけれど、厳しいくなる覚悟もしておく。
ショウサイフグはアンカーを打っての掛かり釣りだから、流し釣りと違って狙う場所はほぼ固定される。
なので、釣り座の影響を受けやすい。
余裕の釣り座ならば影響を緩和できるけれど、これだけお客が乗っていると厳しいだろう。
それを覆す腕があれば別だけど。

(釣り開始。)
大貫沖でアンカーを打って釣り開始。
仕掛けは変則チラシでスタートして様子を見てノーマルカットウに替える予定。
暫し誘って潮がちっちゃくて流れがないから早々にオモリをナツメ8号に変更。

(潮はこんな感じ。)
ゼロテンから誘いのシャクリ、トップで止めてからゆっくり誘い下げる。
触りやアタリを見逃さんぞと竿先に集中。


(船中沈黙。)
ところが無反応。
自分だけじゃなく船中型を見ないまま時間だけが過ぎていく。
きっと潮がないからだ。
もう少しして下げ潮が効いてくれば反応が出るだろう。

(他船も集まって来た。)
と思いながら3時間が経過。
船中ポツリとショウサイが揚がるものの単発止まり。
黙々と素振りを繰り返すけれど、漫然と誘っては来るものも来ない。
いつその時が訪れても良いように集中力は切らさないぞ。

(いまだ空のオケ。)
やがて潮が効いて来てラインが艫側に流れて行く。
風向きから舳有利と読んでいたのに誤算だ。
見ると、船尾のスパンカーを畳んだままエンジンで向きをコントロールしている。
風に船を立てないのね。


(晴れて来た。)
ならばキャストするかと考えるものの、舳側の方々がラインを出し気味で前を塞がれ、左隣の方は潮上にキャストを多用するから投げる隙間がない。
船下でおとなしく釣ることを強いられる。
仕方ない。
まあ、これも修行よ。
途中アタリがあったものの違う魚がエサを突いたもの。
掛けるに至らず。

(気持ちは良いけれど心はどんより。)
アピール重視で仕掛けをノーマルカットウに変更する。
渋々で我慢を強いられることは過去に何度もあった。
粘り強さは湾フグ釣りで鍛えられているからね。
それでもノーピクが続くと集中力が目減りしてくる。
集中力を絞り出してゼロテンで5秒ごとの誘いを続けているとサクッと掛かった。
追いアワセから巻きに入るとブルブルと横走りする。
これはショウサイフグだ。
竿で引き戻しゴリ巻きで対抗、水面からブチ抜いた。

(11:26に1匹目。)
開始から4時間。
ようやく型を見れた。
今日はボウズもあるかと覚悟をし始めたところにやっとの1匹。
ホッとしたよ。
健船長に記念撮影いただき、ここから来るかと思いきや状況は変わらず。
再び我慢の時間が続く。


(再び試練の時。)
このあと掛けるものの巻きバレが2連続。
巻きが遅かったのか今日のような日にバラしちゃいかんよ。
次に掛けた時には逃してなるものかと超ゴリ巻きしてブチ抜いた。

(2匹目ゲット。)
どこかで波が来るかと期待しても船中単発のみ。
群れじゃなくてそこにいるヤツを拾い釣りするような状況だから期待薄だな。
ここで左隣の方が手を滑らせてキャスト時に竿ごと海に投げ込むミスをする。
アッ!と耳にした時には水面から徐々に竿が沈んで行くところ。
ここで我慢していたキャストをして着底と同時に巻き始める。
重みを感じて巻き続けると狙ったとおりにカットウでラインを絡め取れた。
回収したカットウからラインを外してお隣に渡す。
ラインを手繰って無事に竿を回収出来たお隣りさんに感謝された。
湾フグXにスティーレのタックルだったから消失は痛いよね。
同じくスティーレを使っているから自分事で考えたら辛すぎるからね。
今度から尻手ロープを付けましょうね。
竿は釣れたけれどショウサイフグは釣れず。
最後まで集中力は切らさなかったけれどここまで。
沖あがりを迎えた。

(沖あがり。)
結果は2匹。
結果は2匹。
シーズン始めに寂しい結果だけど型が良いのが救いね。
巻きバレ以外でエサは食われなかったから少ないチャンスはモノにしたと思いたい。

(本日のフグ。)

(本日のフグ。)
港に戻って捌きはアッと言う間で白子が1つ。
まだ小さい白子だけど初物キープは嬉しい。
これからノッコミと共に群れが固まって盛り上がって来るだろう。
本格シーズンが楽しみだ。
・ショウサイフグ : 2
・竿 : 1
船中0〜7
小潮
🐡