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釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】青野原オートキャンプ場で鮎釣りサポート

2025-07-04 06:29:00 | JOFI神奈川
相模原市の中道志川トラスト協会主催で毎年6月に青野原オートキャンプ場で鮎釣り体験教室が開催されます。

中道志川とは道志ダムから津久井湖までの流域で、かつては鮎が遡上する自然豊かな清流だったそうです。

ところが、今ではダムの影響で水量が減って鮎の天然遡上は不可能になり、漁業権が放棄された川になりました。

中道志川トラスト協会では昔のような道志川に少しでも近づけるため、稚鮎の放流や河川美化活動を行い、子供たちが道志川に来て様々な体験をする「参加型」の川のトラスト運動を展開しています。

その一役をJOFI神奈川が担って、鮎釣り体験のサポートをします。


青野原オートキャンプ場は道志川沿いにサイトがあって、かなり広いです。

朝早くからキャンプのご家族連れが集まって多数のテントが立っています。


本日は10組の親子が参加。
キャンプ場にはマイクロバスで送迎されて来ました。

9:30から主催サイドからの挨拶などがあり、10:00〜12:00が実釣になります。


私はお父さんと小学生の息子さんを担当します。

海釣りの経験はあるそうで、陸っぱりに船でカワハギも釣ったことがあるとか。

短パンにマリンシューズを着用されているものの、川での移動はそうは出来ないでしょうから、瀬肩で流れの緩いポイントを陣取ります。


ちょうど大きな石があって、お2人は上に立って竿を出すことができます。

鮎の習性、竿の構え方、泳がせ釣りの基本をお伝えして、オトリ鮎と仕掛けを見せてから実釣です。

ポイントにオトリを誘導してから竿を小学生に渡します。

鮎は中道志川トラスト協会で今朝放流したそうなので、直ぐにオトリを追うかは分かりません。

暫くは友釣りに慣れて貰うための練習です。
長竿を通してオトリ鮎が泳いでいる感覚は捉えてくれています。

オトリ鮎が泳ぎやすいように負荷を掛けないように優しく操作してラインを張らず緩めずをキープします。

オトリ鮎が違う泳ぎを見せるのは野鮎が近くにいる可能性が高いこと、鮎が掛かると手にコン!と感じることもあれば何も伝わらないこともあり、大抵は仕掛けが川下に流されていくことも伝えました。

操作に慣れて来たところで、掛かったら慌てて抜き揚げないようにと注意もしました。

泳がせている周りでは野鮎が跳ねます。
オトリから逃げているのかもしれませんし、確実に鮎はいます。

本来ならばもう1m先の筋を狙いたいのですが、マリンシューズでは立ち込みが難しいので動けません。


私がポイントまで誘導して竿を渡すを繰り返していると、目印が川下に流されて行きます。

掛かったから竿を立ててゆっくり引き寄せて、と伝えてタモを取ります。

近くに寄ってきたところで力加減が難しいのか鮎が水面から出て再び着水、あっ!と声を揚げた時にはバレていました。

小型でしたが鮎が掛かっていたのに残念!

時間まで粘りましたが、その後は掛からずに終了しました。

釣らせてあげられずに申し訳ないです。



お昼には鮎の塩焼きと郷土料理のお弁当が出て我々にもいただけました。

参加者の方々は川遊びや竹細工体験などの続きのイベントがありますが、我々インストラクターのサポートはここまで。

時間があるのでインストラクター3名が居残って釣りをやりました。
漁業権が設定されていないので入漁券が不要なんです。
オトリはサポート時に配給された残りです。


サポートで狙いたかったポイントにいるはずだとそこに入って3匹、下流側の瀬で3匹、計6匹を釣り揚げました。

サポートした親子に釣らせて揚げたかったですが、2年目の鮎釣り師が人に釣らせるのはなかなか難しいです。

中道志川トラスト協会の当イベントは毎年開催され、来年もJOFI神奈川に支援要請が来る予定です。

来年まで腕を磨いて、しっかり釣らせてあげられるようになりたいです。


🐟

【釣】初心者鮎釣り教室 (2025/06/17 中津川 鮎)

2025-06-30 05:28:00 | JOFI神奈川

内水面の釣りの中でも難しく初心者にはハードルが高いだろう鮎の友釣りを、JOFI神奈川のインストラクターが指導して体験して貰いましょうというイベントです。

2025年1回目を中津川の八菅橋下で開催しました。



5組限定で募集開始早々に満員のキャンセル待ちになる人気の教室です。

鮎の友釣りの教室は数が少なく、なかでも神奈川での実施はまれのため遠方から来られる方もいました。
今回は女性や小学生も参加しています。

中津川の状況は解禁以降厳しいようです。
時期的に早いので水温が上がっておらず、鮎の追いが悪いとのこと。

厳しくなるかもしれませんが鮎の友釣りを体験して、釣ることができれば良いですね。



5組それぞれにインストラクターがついて友釣りを体験して貰います。

私が担当した男性はヘラブナ釣りをやられており、のべ竿の使い方には慣れているようです。

竿は私のAVANCER8.5mを使います。
竿を伸ばして持って貰うと、長さと軽さに驚かれていましたが、高額な竿はもっと軽いですよ。


(記念撮影。JOFI神奈川のホームページから。)

集合写真を撮影後、川に入ります。

水量は平水のようですが水温は冷たいです。
曇天で昼頃から雨が降る予報なので水温が上がる期待は薄いので鮎の活性は低いままかもしれません。



八菅橋のやや上流に入り、流れが緩い場所で泳がせの基本を実体験して貰います。

川の流れに垂直に立って竿は上流斜め前に45度、揚げる角度も45度が基本スタンス。
ラインは張らず緩めずでオトリ鮎の泳ぎを感じるくらいに構えます。

長竿の扱いとオトリの誘導に戸惑うようでしたが、釣り経験者だけあって少し経つと慣れて来ます。

目ぼしい大石の周りを狙って貰い暫く泳がせると、下流に仕掛けが流されます。

来ましたよ。
と声を掛けて竿を立てて慎重に寄せて貰います。

正対したところで、ゆっくり竿を揚げて、と声を掛けます。

緩やかな軌道でオトリとともに小型の野鮎が飛んで来ましたが、手前に迫るほど沈み込んでタモに入らずポチャ。

残念ながらバレてしまいました。

腕を高く揚げるように教えていなかった私のせいですね。
せっかくの1匹を申し訳ないです。


(頑張っていただいてます。)

暫し粘りましたが気配がないため今度は対岸の際を攻めます。

流れが緩く、遡上の経路だろうその筋は、時折鮎が跳ねて気配濃厚です。

泳がせて貰うと反応があるので掛かってもおかしくありませんが来ません。

オトリ鮎が泳ぎ回って来るはずだ、という時でも掛からず。

全く野鮎が追わないです。
水中でギラギラと泳ぎ回る野鮎が見えるのに掛からないのです。

これまでの経験では掛かっている状況で、1年のキャリアではこんなに追わない鮎を掛ける術を知りません。


(実釣風景。JOFI神奈川のホームページから。)

ポイントを変えてみても同じで、気配はあっても追って来ないです。
つくづく1匹目のバラしが悔やまれます。

休憩を挟んで昼過ぎまで粘りましたが、ポツポツと雨が降り始めやむなく終了。
釣っていただくことができませんでした。

集中して時間を忘れる友釣りの楽しさと難しさが分かったと言っていただきましたが、1匹取れるのと取れないのでは大違いです。

師匠のN会長は瀬で5匹を釣らせたとのこと。
追わない時の鮎を掛けるには瀬を攻めるのが正解だったようです。
これは一つ勉強になりました。

鮎釣り教室はあと2回、7月と9月に予定しています。
水温が上って活性も型も良くなる鮎を釣っていただきたいです。

スタッフ一同お待ちしています。


🐟


【釣】親子DEエンジョイフィッシングスクール (2025/03/23 イシモチ 三喜丸)

2025-04-11 05:25:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主催する親子DEエンジョイフィシングスクール

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ、釣りを楽しみましょう。
というイベントです。

3月23日(日)に金沢八景の三喜丸さんでイシモチを開催しました。



今回が今年初の釣り教室です。

季節柄釣果が安定しない時期ですが、天気は晴れで最高気温は25℃に迫る予報です。

釣りには持って来いのコンディションに最近の釣果が芳しくないイシモチが釣れてくれると良いのですが。

(集合写真。JOFI神奈川のホームページから。)

集合は7:00。
7組20名の皆さんに参加いただきました。

私は右舷舳で2組のお父さんと男の子をサポートします。

一組の親子は過去にこの教室に参加いただき、もう一組の親子は別の釣り教室で経験ありとのこと。

両親子とも船釣りの経験があるので道具の基本操作は割愛して、エサ付けと釣り方の説明をします。


八景島シーパラダイスを横目に見ながら出船。

日差しが暖かく波風は穏やかで釣りには良いコンディションです。


本牧沖でベイブリッジを見ながら釣り開始です。

暫くしても船中型を見ず、アタリもありません。



すると舳側の男の子が船酔いを発動、早々に離脱してしまいます。

酔い止めを飲んでいたそうですが体調が良くなかったのかもしれませんね。
復活するまで休憩して貰い、その間竿を借りて私も釣りをして状況を探ります。

やがてポツリポツリと船中型が出ますがペースは上がりません。


エサの青イソメを大きめに着けてアピール度を上げ、ゆっくり誘いを入れると落とし込み後にアタリが出ます。

お父さん方に誘いを入れるよう伝え、竿は別のインストラクターに任せてサポートに回ります。


ようやく男の子が型を見て、続いてお父さんにも掛かります。

釣れたイシモチは血抜きして早めに海水氷のクーラーに仕舞うようアドバイス。

イシモチは鮮度が落ちやすいですからね。


(イシモチゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

息子さんがダウンしているお父さんはアタリはありますが食い込みまでいきません。

アタっても待つようにアドバイスしていましたが、その時になると難しいですよね。

息子さんは復活の兆しがないためキャビンで横になって貰いました。



一人で奮闘するお父さんの隣で私も再び竿を持ちお土産確保のために真剣にイシモチを狙います。

イシモチ釣りは経験がなくアジのゲストで度々釣る程度ですが、色々試してポツポツと釣り揚げお父さんにもアドバイス。

何度か巻きバレしながらもお父さんも型を見ました。

船酔いの息子さんはキャビンから出て来て戦線復帰しますが、数投すると再びダウン。
後ろで座り込んで休憩です。

ならば、掛けた時に代わってイシモチを釣り揚げて貰おうとお父さんと共に頑張ります。

2度の巻きバレの後、ようやく釣り揚げて貰うことが出来ました。


(船酔いで苦しんだ末でゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

これで全員釣ることが出来て一安心。

息子さんは再びキャビンに入ってしまいましたが、ポツポツとイシモチを追釣して両ご家族とも10匹ほどお土産をキープ出来ました。


魚の活性が上がらず、イシモチ以外に期待していたアジも船中数匹揚がる程度で12:30に沖あがりになりました。


(当日のインストラクター。JOFI神奈川のホームページから。)

今年初回の釣り教室は厳しいスタートになりましたが、この時期はどの釣り物でも釣果が奮いませんから仕方ないのかもしれません。

釣り教室はこれから毎月開催しますから来月以降の釣果に期待です。
既に次回以降の申し込みを開始しており、ありがたいことにキャンセル待ちになっています。

皆さんとお会い出来ることをスタッフ一堂楽しみにしています。


🐟

【感】釣りフェス2025 マス釣り体験

2025-01-24 06:01:00 | JOFI神奈川
「釣りフェス2025」で今年もJOFI神奈川でマス釣り体験を支援するため、1月17日(金)〜19日(日)の3日間、パシフィコ横浜に通いました。



昨年から実釣指導は学生らに任せ、我らインストラクターは学生の指導と裏方仕事に回ります。

1月17日(金)は4班、18日(土)・19日(日)は6班体制で2班ごとに1時間枠でサポートに入りました。



17日(金)午前のビジネスタイムは招待客の小学生にマス釣りを体験して貰いましたが、プールの水温が低くてマスが低活性で口を使わず、ほとんどの小学生がボウズという悲惨な状況でした



TBSの「ひるおび」の生中継取材も入りましたが、同じく低活性で話にならずアナウンサーの方も残念ながらボウズ。

プールの水温が上がってきた午後になってようやくマスが食い始める状況でした。



私は17日(金)の午後には全日本釣り団体協議会(全釣り協)のブースでインストラクター勧誘を担当しました。

東京、神奈川、埼玉、千葉のJOFIからそれぞれ1名が来て、将来の仲間を勧誘します。

「釣りインストラクター」と言うと敷居を高くしてしまうようですが、「釣りを通じたボランティア活動」と伝えると興味を持って話を聞いてくださる方がおられました。

みなさん同じ釣り好き、釣りが出来る環境を将来に渡って保全し、子どもたちに釣りの愉しさを伝えたい思いは持たれているのでしょう。


18日(土)、19日(日)はマス釣り体験のサポートの合間に全釣り協ブースのお手伝いにも行きました。

9年前に私自身がフィッシングショーで勧誘されてインストラクターになったので、一人でも多くの次世代の仲間を増やしたい思いからです。

日に数人は前向きに検討いただける方がいました。



マス釣り体験の方は日を追うごとにマスがスレて厳しくなりました。

ほぼリアクションでしかエサを食わず、アタっても食いが浅くてバラしが増え、リミットメイクがならずボウズになるお子さんも出てしまいました。

500円を払っていただいているのに申し訳ないですし、中には泣いてしまうお子さんが出るのが一番堪えます。



それでも魚が掛かって活力ある引きを体験したり、大物やアルビノを揚げて喜ぶお子さんたちの姿には癒されました。

釣ったマスを手にニッコリ写真撮影したり、家に帰って自分が釣ったマスをご家族で食べた体験が釣りへの興味や益々釣りが好きになるきっかけになれば、活動している我々も嬉しい限りです。




休憩時間には各ブースを見て回りました。

特にDAIWAのブースへはN会長にお付き合いいただいてテスターや設計者の方に紹介いただき、購入候補の鮎竿の説明を受けた上で手に取って比較が出来ました。

お陰様で今年買う鮎竿が決まりましたよ。



3日間フル参加で疲れましたが、年1回のお祭りに参加するような感覚で充実感が得られました。

また来年が愉しみです。


🐟

【感】釣りフェス2025

2025-01-17 07:25:00 | JOFI神奈川
今年も開催されます「釣りフェス2025」。

パシフィコ横浜で1月17日(金)〜19日(日)の3日間、過去最大の出展数とのことで期待が高まります。

JOFI神奈川では毎年「マス釣り体験」の運営をサポートするのが恒例で、主催サイドの要請を受けて今年も参加します。

3日間パシフィコに通い詰めになりますが頑張ります。



と、いうことでパシフィコ横浜ナウ。


🐡