釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】夫婦旅行前記 5/26~5/27 (黒部・立山)

2018-05-31 06:09:00 | 日記
今年のゴールデンウイークは地味に過ごしたんで、季節が良くなってきたこの時期に、立山黒部アルペンルートに雪の壁を見に行こうと計画。

子供たちを誘ってみたものの、乗り気じゃないので夫婦水入らずで行きますか。
2人で旅行なんて何年振りだろうか。


(正味4時間かな。余裕ですよ。)

信州は昨年の夏に日帰りしたし、愛車レヴォーグを駆ってひとっ走りは楽勝だね。

雪を被った立山連峰を見るのが楽しみだ。


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【感】親子DEエンジョイフィッシングスクール2018 (LTアジ 5/20 三喜丸)

2018-05-29 06:00:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィッシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行して支援しつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

2018年度の初回を5月20日、LTアジをターゲットに金沢八景の三喜丸さんで開催しました。
今年の東京湾のアジは脂ノリノリで絶品ですよ。


(三喜丸さん、お世話になります。)

今回は親子合わせて総勢24名に参加いただき、中には昨年からのリピートの方もおられます。

釣りを楽しめたからこそリピートいただけたのでしょうから、再会できるのはスタッフとしてとても嬉しいです。


(出船前。)


(カッコいい。)

今回は船上でバーベキューもできるクルーザーのようなカッコいい大型船を用意いただいたので、更なる非日常感も体感いただけるでしょう。


(荒れ荒れです。)

ところが、予報よりも北風が強く、海は時化状態。
出船は可能だが風裏で釣りになる限定的なポイントでしか出来ないだろう、との船長コメントです。

子供が多く、海に不慣れな方々がこの時化に耐えられるか不安でしたが、懸念したとおり、ジェットコースターのような揺れでポイントに到着するまでには半数以上が船酔いでグロッキー状態。
辛い思いをしてお気の毒でした。
こんな非日常は不要ですね。

予め酔い止めの薬を勧める等のアナウンスが出来ていれば、と反省しました。


(釣り場は根岸沖。)

ポイントの根岸沖は風裏でうねりも少なく、これならば釣りが出来ます。
大丈夫だった方、酔いから復活した方から釣りを開始。

自分は担当の小学生のお姉ちゃんと弟くん、お母さんに張り付いてサポートします。

一通り基本的な操作と釣り方をお教えして、実演して見せて、その上で実践してもらう中でアドバイスします。
懇切丁寧にサポートしますよ。


(富士山がきれいでした。)

基本はアジ、あわよくばイシモチ狙いのため、エサにはイカタンの他にアオイソメを用意。

コマセを打ち返すうちに、船中ポツとアジの型を見始めます。

風が強くて仕掛けが煽られ、オマツリが多発しますが、都度せっせとほどきますよ。


(頑張ってくれています。)

担当したお姉ちゃんと弟くんにもアタリが出始めて、小振りながらもアジが揚がります。

徐々に群れが寄ってくると入れ食いの時間もあり、始めはアオイソメを怖がっていた2人も、一人でエサ付けからアジの抜き揚げ、針外しまで出来るようになりました。
横で見ていても楽しんでいるのが判ります。


(お姉ちゃんにヒット!様になってるよ。)

暫くアタリが遠退いて打ち返しが多くなっても、アタリが出ると、来た!と声を揚げて喜んでくれます。

「アタったら少し巻いて待っててごらん。」

と伝え、追い食いが決まって一荷で揚がると、ヤッター!と盛り上がり、良い笑顔で応えてくれます。


(沖あがり。)

始めはどうなることかと思いましたが、どのご家族もおかずに十分なアジを釣ることが出来ました。

アジの型は小振りだったものの、今日の波・風で釣りが出来るポイントは他になかった、と船長も言ってましたから仕方がないですね。

これも自然が相手の釣りならではです。
これに懲りず、またコンディションが良い時に船釣りに挑戦していただければと思います。


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【食】ヒラメのムニエル・出汁茶漬け、マゴチの塩焼き・煮こごり

2018-05-25 06:01:00 | 釣魚料理
ヒラメとマゴチをいただくのも3日目になるとさすがに抵抗に合って、かみさんから、晩御飯は麻婆豆腐にするから。と宣言される。

それにもめげずに、邪魔にならない品にするからそこを何とか、と許しを貰って仕立てましたよ。


(それでも外さん。)

やはり刺身は必須で、この3日間を食べ比べると、今回が身質と旨味のバランスが一番好みかもね。


(半身を焼く。)

マゴチの身をぶつ切りにして一口サイズの塩焼きに。
皮目が香ばしくて身はジューシーで言うことなしの旨さ。
マゴチもヒラメに負けず劣らずやりますな。


(プリプリです。)

2日目のマゴチのアラ煮の汁をヒラメの潮汁で少々割って冷した、煮こごり。
熱々のご飯に乗せてかっ込むと堪りませんよ。


(3日目の集合写真。)

最後はご飯にヒラメの刺身を乗せ、前日の潮汁の余りをぶっかけて塩・コショウをパラッと。
ヒラメの出汁茶漬けで〆る。


(贅沢ですな。)

ヒラメの刺身や潮汁は外でも味わえるだろうけど、茶漬けでズルズルとかっ込めるしあわせは家ならではだね。
何と贅沢なんでしょう。


(ふわふわだ。)

更に4日目は火を使った料理で、ヒラメのムニエルに。
皮目をカリッと焼いて身はふっくらと仕上げると、セボンと唸っちゃうよ。

久しぶりの底もの白身をしっかりと、飽きられるまで味わいましたよ。

・ヒラメの刺身
・ヒラメの出汁茶漬け
・ヒラメのムニエル
・マゴチの塩焼き
・マゴチの煮こごり


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【食】ヒラメの刺身・潮汁、マゴチのアラ煮、サバ味噌

2018-05-22 05:55:00 | 釣魚料理
一俊丸さんで初のLTヒラメは本命2、マゴチ1の及第点の釣果。
久しぶりに底もの白身の2大巨頭を堪能しますよ。


(厳つい面々。)

釣行当日は捌いてサク取りまでで、味見程度にいただきます。


(皿もヒラメで。)

まずは刺身。
小さいヒラメの有目側と無目側の半身をいただく。
チョビだけど上品な旨味はさすが天然もの。
イケますな。


(ちょいピンボケですが。)

胃袋と肝は下処理して湯引きしてポン酢で。
コリッとネットリの食感がアテに最高な、釣りものならではの一品だね。

初日は晩酌セットを堪能しました。


(初日のジャブ程度の集合写真。)

2日目は母の日とかぶったんで、晩御飯の全品を私が用意いたしましょう、と早い時間から仕込みに入る。
本来、母をもてなさねばならぬ子供たちは何も手伝いませんがね。


(やはり外せない。)

まずは刺身。
初日と1日寝かせた旨味が増した身の違いを楽しむ。
2日目は握り寿司にして食べたいと思う仕上がり具合。
やはり、さすがは天然もの、と唸る。
えんがわが中骨に残っちゃってチョットになったのは非常に残念。


(これも外さん。)

マゴチの身は置いといて、先にアラを煮付けに仕立てていただく。
特に頭は楽しみで、プリッと締まった頬肉をほじくり、プルプルの唇周りを啜る。
堪りませんな。


(もちろん外さん。)

ヒラメのアラは潮汁に。
はんなりと上品な出汁は期待を裏切らない。


(白飯がすすむよ。)

大マサバは味噌煮にしたけど、アラ煮と系統がダブっちゃった。
旨かったから良しとしよう。


(2日目の集合写真。)

色味の無い濃い味系の和食だったけど、甘辛の煮汁が恋しくなるのは昭和の食卓へのノスタルジーだろうか。
旨いよね。

2日目は定食セットか。
どれも満足の仕上がりで、美味しくいただきました。

・ヒラメの刺身
・ヒラメの潮汁
・ヒラメとマゴチの胃と肝のポン酢
・マゴチのアラ煮
・サバの味噌煮


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【釣】もう一歩のために考えさせられる (2018/05/12 LTヒラメ 一俊丸)

2018-05-18 06:13:00 | 釣り
一俊丸さんのLTヒラメは初の釣りもの。
ホームページで念入りに釣り方を予習し、仕掛けも3セット仕込んで準備は万端。

5:15に着くと既に受付は大盛況で行列が出来てたから、最近導入したというモニターでプロモーション動画を見ながらサービスのカップ麺を先にいただいて、列が掃けた頃合いで受付けした。


(日が昇る相模湾。)

2隻出しのうち12号船の右舷艫2番をチョイスしたけど、右舷5名の総勢9名だったんで余裕の釣り座だ。

まずはサビキでエサとなるイワシ等の小魚を仕入れてから、ヒラメに挑む流れなんで、竿2本をセッティングする。

ヒラメ用はLIGHTGAME 82M200、サビキ用にはLIGHTGAME Allegro 91SS180を起用。
先調子と超先調子でどちらも釣りものとの相性に不安があるけど、30号負荷だとそれしか持ってないから仕方がない。


(一俊丸さんは茅ヶ崎港の左岸。)

出船は6:30。
港を出て数分走ったところでサビキでエサ釣りを開始する。

宿で買ったサビキ仕掛けが2.5mの10本針だから1.8mのAllegroではもて余しちゃうけど、ここは手返しより数で勝負と決めて、切り詰めずにそのまま使う。


(潮はこんな感じ。)

タナは船長が逐一「5~10m」のようにアナウンスしてくれ、群れの状態も教えてくれる。
仕掛けがタナに入るとクンクンとアタリが出て、そのうちグングンと超先調子が良い感じに曲がるほどの引きとなる。
サイズに関わらず魚の引きは良いね。癒しだね。

頃は良し、と巻き揚げるとイワシや小サバが鈴なり状態。
10本針にパーフェクトもあって楽しいけど、引き揚げと針はずしが大変だ。
桶に入れても飛び出して床で数匹が跳ねてるし、回収に忙しい。

舳側の貸し竿の学生3人組は、この回収作業の繰り返しで船酔いを発動しちゃったようだ。
自分もちょっと危なかったよ。


(カーペットで蓋をしておく。)

エサとなる小魚は、カタクチイワシが多いもののウルメや小サバも混じる。
ウルメを釣ったのは初めてじゃなかろうか。

それらピチピチのエサたちが確保出来たら、いよいよ本命のヒラメ釣りにシフト。
自作の胴突き仕掛けに、活きの良い小サバを鼻掛けにして泳がせる。
水深は20m前後で、活きエサが底から0.5~1mをキープするようにタナを調節、タナボケしないように頻繁に底立ちを取るのはマゴチ釣りと同じだね。


(釣り日和ですよ。)

いつ訪れるか知れないアタリのために小サバくんが良い仕事をしてくれるように、と期待を込めて待つ。
手元には、それに応えるように元気に泳ぎ回る小サバくんを感じるよ。

すると隣の船酔い3人組が舳側から順に掛けるではないか。
それぞれ魚とのやり取りは覚束ないものの良い型のヒラメを揚げた。
多分ヒラメ釣りは初、下手したら船釣りすら初かもしれないけど、型を見れて良かったね。


(富士山を見ながら。)

この流しは期待できるぞ。と待ち構えていると、来ましたよ、ツンツンというアタリが。
ツツン、ツツンと来る引き込みにテンションを維持しつつ手首を柔らかくして送り込み、強い食い込みのアタリを待つ。
グンと突っ込んだところでアワセ一発!
しっかりと魚の重さをバットに乗せきった、我ながら上出来のアワセだ。

高く掲げた竿が弧を描いてブルブル震える。掛けたぞ。

「船長!乗ったー!」

巻き揚げながら、操舵室で気付いてない船長に声を掛けると、横でタモをスタンバってくれる。
久しぶりに重量感ある引きは良いなー。


(獲ったぞー、の46cm。)


(純白は天然の証だよ。)

オデコが消えてひと安心。
エラを切って血抜きしてから打ち返す。

暫く誘っていると突然、ガクン!と一発竿先が突っ込んで止まった。
慌ててアワセをくれるけど音沙汰なし。
海底から飛び上がって食い付いたところで違和感を覚えて離したのだろう。
先調子が災いしたか。


(このとおり。)

朝のサービスタイム中だろうから、めげずに打ち返す。
エサは元気な小サバをチョイス。
結局1日通して小サバしか使わなかった。
その後時間を置かずにアタリが出るけど途中で離され、食い込みまで至らず。

活きエサの泳がせ釣りは全てを獲れる訳じゃないから、気にせずに次の小サバくんに期待を寄せる。


(2匹目は33cm。)

次のアタリはじっくり食わせて、またもや会心のアワセが炸裂。
2匹目をゲットした。

ここまでで9時。
いい調子だったのが潮止まりに合わせてアタリも止まり、その後は沈黙が続く。


(凪いでます。)

アタリが遠退くとタナを探って色々と工夫をするものの、頼みの綱は小サバくんの頑張りだ。
でも、ベイトとなる小魚の群れがいないとヒラメの存在も期待出来ないから、群れを求めて移動する釣りでもある。
茅ヶ崎沖から平塚沖にかけて群れを探索する。

船中アタリが出ないと、サビキで小魚たちに癒してもらいたい衝動に駆られるものの、グッと我慢。
更に船長から、中層に何か反応が出てるよ。ともアナウンスがあり狙いたくなるものの、それにもグッと堪える。


(江ノ島とえぼし岩。)

すると、久しぶりにアタリが来ましたよ。
ここは大事に獲りたい。
ツンツンを待ち続け、グンと来たところでキレイにアワセが決まる。
やるじゃない。と自分に感心しちゃうよ。

船長が隣で控えてくれて、中層?と聞かれ、底。と答える。
巻き揚げの途中で少し走るし、突っ込みも見せたからヒラメじゃないかも、と思うところに揚がったのは、


(お久しぶりの45cm。)

マゴチ!
昨シーズンは一度も乗れなかったから嬉しいゲストだ。

その後は巻き揚げ途中に食ってきた50cm近い大マサバを獲った。
この日の最大がマサバとはちょっと切ないな。
でも、小サバに大サバは共食いじゃね?

以上で終了。


(あがり。)

結果はヒラメ2のマゴチ1。
これらと思われるアタリが6回あったから6打数3安打で勝率5割だった。
一応12号船では竿頭のようだけど、もっと獲れる感触はあった。

その日の一俊丸さんのホームページには、

「8:2の竿は固すぎて、せっかくくわえたエサを離してしまうこともあるので、気をつけてください。」

との船長コメントが。
これ、自分のことか?

確かに竿が柔かければあと2匹は獲れた感触だったよ。
マダイへのリベンジもあるし、ムーチング竿を買おうかな。

LTヒラメ、愉しかった。
また乗ろう。

・ヒラメ : 2
・マゴチ : 1
・マサバ : 1
・カタクチイワシ : 多数
・ウルメイワシ : 多数
・小サバ : 多数
船中0~2
中潮


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