釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】ミッション・In・会津2023 Part1 2日目 (2023/06/15〜16 会津若松)

2023-06-30 05:52:00 | 日記
ミッションを帯びて会津若松での2日目の朝。
前日の疲れがあるはずが、いつもどおり5時には目覚めてしまい、折角ならと朝風呂にいく。
朝イチの貸し切り状態で浸かる温泉は何とも贅沢ね。

前日に続いて天気は雨。
朝食の前にゴミ出しのため6時に義母の実家に行き、一仕事終えて宿に戻る。



戻ったら、ブュッフェスタイルでガッツリ朝食。
蕎麦に、ご飯に、締めには杏仁豆腐とアイスまでいっちゃいました。

膨満感を抱えたまま千代滝をチェックアウトして実家で最後の仕事をこなし、10:30に後にする。

スーパー(ヨークベニマル)に寄って新聞紙やダンボールを捨てがてらお買い物。
店先に回収ボックスがあっていつでも廃棄できるのは良いね。


(まんまーじゃ。)

そこからは、正月に実家でいただくために魚屋で身欠きニシンを仕入れ、毎度お決まりのまんまーじゃで野菜を買い、花春酒造の直売所で限定販売の大吟醸を買って、鶴ヶ城会館へ。


(鶴ヶ城会館。)

鶴ヶ城会館では千代滝で一緒だっただろう修学旅行生でごった返してる中、小学生をかき分けて会社へのお土産を買う。

ぐるっと市内を回って買い物を終えたら会津若松最後の食事へ。


(2年振りかな。)

選んだのは、お秀茶屋。

創業から変わらず囲炉裏の炭火で焼いてくれる、ここの田楽が好きなんですよ。


(ここが焼き場。)

週末は待ちが出る人気店だけど、平日の昼だから空いてる。

座敷にあがって焼き上がりを待つ。
焼き場からの煙で店内が燻されてくるのも味のうちね。


(これです。)

田楽は6本。
具材は、餅、厚揚げ、コンニャク、ニシン。
秋にはコンニャクが里芋に変わる。

甘めの田楽味噌が炭火で炙られ香ばしい。
創業350年を超えて、当時から変わらぬホッとする味ね。

満足して、14時頃に会津若松を後にして帰り着いたのは20時頃。

翌日からお土産を楽しむ。


何種類も買ってきたお気に入り。
乾麺だけど、まるでお店の蕎麦を家で味わう感じね。
蕎麦湯までいただきます。



きゅうり。

パリッとした張りとみずみずしさで、きゅうりの味がしっかりとする。
マヨ味噌でいくと最高。



枝豆。

シーズン前だから期待値には至らずだけど、こっちで買うものよりも旨い。
ハイシーズンのを食べたいよ。



トマト。

赤々としてジューシーでフレッシュ。
青臭さなど一切なし。
皆で思わず唸る。



こちらで買うより安い値段で数倍も旨い地場野菜は何よりのお土産ね。
数百円でこの満足度はコスパ最強だぞ。

ミッションPart2が楽しみだけど行けるのは夏か、秋かな。


🐡

【感】ミッション・In・会津2023 Part1 1日目 (2023/06/15〜16 会津若松)

2023-06-26 06:11:00 | 日記
ミッションを帯びて義母の実家の会津若松へ。
6:30に義母をピックアップして都内を抜けて東北道を北上する。

あいにくの雨模様なものの、渋滞らしい渋滞もなく順調に西那須野塩原インターで降りて、ここから先は一般道で。

目的の一つは会津田島の道の駅「会津西街道たじま」に寄ること。


(ここです。)

ここでお気に入りの蕎麦と露天で売ってる地元食材を買うのよ。
毎度寄っては季節の食材を仕入れるのだけど、切干大根と打ち豆は外しませんぜ。

目的の2つめはラーメン。


(本店です。)

丁度昼頃になるのを計算し、「うえんで」本店で昼飯にラーメンをいただく。

会津に来たら極太手打ち麺を食べずにはいられないのよ。

平日とあって待たずに入れたけれど、満席に近かった。



(これよこれ。)

メニューには辛味噌ラーメンなど新しい品が増えてたものの、このところ自分は会津山塩ラーメン一辺倒ね。

あっさりの中に円やかな塩味と出汁の旨味、ブリブリの極太手打ち麺が食べ応えを約束してくれる。

やっぱ旨いなー。


(間違いなし。)

今回は久し振りに焼き鳥も注文。

うえんでを訪れる人のほとんどが注文する名物メニューだ。
塩とタレがあるところ今回は塩で。

会津地鶏は柔らかくジューシーで旨味たっぷり。
これでビールをイケたら最高だろうな。


実家で1日目のミッションを終えたら宿へ。


(ここも恒例。)

東山温泉の千代滝。

内装をリニューアルして以前にも増して居心地が良くなった。


(エントランス。)

(ロビー。)

(客室もリニューアル。)

この日は修学旅行で3校の小学生が泊まるそうで、風呂の時間が限定される。

コロナ禍が明け、晴れて修学旅行に来れて良かったね。
こんな宿に泊まれるとは今の小学生が羨ましいな。

貸し切り時間になる前に温泉に入り、お楽しみの夕食へ。



(ビュッフェ形式で。)

こずゆを始め、鰊の山椒漬け、イカにんじん、馬刺しなど郷土料理を味わう。
地場の野菜も新鮮で美味しくて唸っちゃう。

派手さや豪華さはないけれど、ホッとするしみじみと美味しい料理が嬉しいのよ。


(ラウンジもリニューアル。)

満腹したらラウンジに寄ってチョコレートとコーヒーをテイクアウト。

明日のミッションもあるんで早めに休みましょう。


🐡

【釣】初心者鮎釣り教室 (2023/06/18 中津川)

2023-06-23 05:54:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主催する初心者鮎釣り教室内水面の釣りの中でも難しく初心者にはハードルが高いだろう鮎の友釣りを、JOFI神奈川のインストラクターが指導して体験して貰いましょうというイベントです。

2週間前に友釣りの指南を受けて私も初参加します。



開催場所は宮ヶ瀬湖の下流、中津川に架かる八菅橋下の河原です。

河川敷にはテントやタープがたくさん立っていて、テント泊やデイキャンプを楽しんでいる方々が数多くいます。

ここは鮎釣りだけでなく、お手軽なアウトドアに持って来いの場所ですね。



教室は9:00集合。

タープにノボリを立てて参加者を待ちます。
本日は5組8名が参加。
小学生のお子さんが2名います。

川の状況は数日前の雨により上流の宮ヶ瀬ダムで放水されているため、水量が多く流れが早いです。
初心者には難しいコンディションですね。

しかも、同時刻にがまかつの「G杯争奪鮎釣り選手権」の地区予選が開催されていて、多くのベテラン鮎釣り師が川に入っています。



私は小学生のお子さんの親子を担当することになりました。

アジとタチウオの親子釣り教室には参加いただいたことがあるそうですが、鮎釣りは初とのこと。

竿と仕掛けのセッティングをして、いざ、川に向かいますが、大会中のため限られた範囲にしか入れません。

流れが急なため油断すると大人でも足を取られるくらいなので、岸よりに立つしかありません。


(実釣風景。JOFI神奈川のホームページから。)

基本操作をレクチャー後、仕掛けにオトリ鮎を着けて実際に竿を持って釣って貰います。

ですが、狭い範囲に固まって5組が10m近い竿で釣っているのですから、狙う場所も限られます。

流れが早く、小学生では川の中央辺りのポイントまで依ることができず、その手前でオトリ鮎を泳がせるしかできません。
それでも油断をすると強い流れに鮎が流されて川面に浮いてしまいます。

初心者には厳しすぎるコンディションですが頑張るしかありません。



お父さんと小学生のお子さんで交互に竿を持って友釣りを体験して貰います。

流れのたるみにオトリを導きますが音沙汰なしです。

見ている限り、G杯の釣り師にも釣れていないようです。

オトリを替え、掛けバリを替え、動ける範囲でポイントを変えても反応はなし。
中央から対岸寄りのポイントを攻めたいところですが、流れに足を取られて危険で近付けません。

状況が厳しいことは伝えていますが、この状態を打破する術がありません。



G杯の釣り師がポツポツと鮎を抜き揚げる姿を見ると気合いが入りますが、状況は変わらず。

釣り師が移動して空いたスペースに広がって違うポイントを狙ってみますが反応はありません。

鮎釣り教室とはいかず、友釣り体験教室という様相ですね。

開始から川の中で立ちっぱなしなので、11:00に休憩を入れます。



G杯地区予選は12:00までなので、それまで腹拵えと休憩です。

これまで教室で釣れたのは、揚げたら掛かってたという1匹のみ。

何とか釣っていただきたいところですが、船頭がいる船釣りと違ってポイントは自分たちで探さねばなりません。



G杯の釣り師が陸に上った12:00から釣りを再開。

これまでより下流を狙ってみましたが反応なし。

上流側の参加者に数匹釣れたとの情報を耳にして、お父さんに伝えます。
13:00にあがるとのことで、最後は上流を狙いたいというお子さんの意向に沿って移動します。

ここで元気なオトリ鮎を投入。
最後の期待を寄せます。

しかし、川幅が狭くなっている上流側は流れが更に早く、ハの字に広がる流れで中央に固まっている岩のポイントからオトリ鮎が戻されてしまいます。

これ以上近付けないところから竿を構えて誘導しますが、オトリがポイントに入れませんでした。

これでタイムアップ。
13:00であがりとなりました。


(釣れたのとオトリ鮎。)

全体では3組が鮎を釣ることができましたが、残念ながら2組が型を見れませんでした。

サポートしたご家族にはオトリ鮎を持ち帰っていただき、お礼もいただきましたが、どうすることもできず申し訳なかったです。

自らも経験を積んでしっかりサポートできるように頑張ります。

鮎釣り教室は6月から9月末まで毎月開催する予定です。
申し込みをお待ちしています。


🐟

【食】鮎の唐揚げ

2023-06-19 06:00:00 | 釣魚料理
鮎の友釣りを教わった時の初釣果は持ち帰らせて貰いました。

自分で釣った1匹と講師がレクチャー時に釣った1匹、オトリで働いてくれた2匹、計4匹を味わいましょう。


(上2匹がオトリ、下2匹が釣果。)

鮎と言えは塩焼きかな、と思っていたところが小振りなんで丸ごといくために唐揚げに。

オトリ2匹は内臓を抜いて、小型の天然2匹は肛門からフンを絞り出したのみでそのまま。
塩して、片栗粉を纏わせてカラッと2度揚げにする。


(味見程度ね。)

鮎の唐揚げ。

天然物を頭からイクとほんのり遠くで香る鮎の風味に、腹わたの苦味がアクセントになる。
小さいから、味わうと言うよりも味見と言う程度にしかならんね。

いずれは食べごたえがある鮎を手にしたいもんだ。


🐟

【釣】鮎友釣りの指南を受ける

2023-06-16 07:07:00 | JOFI神奈川
私が所属しているJOFI(ジャパン・オフィシャル・フィッシング・インストラクター)神奈川は、海面部会、渓流部会、鮎部会に分かれて活動しています。

人数も多く活動が活発なのが海面部会で、親子釣り教室で船釣りのレクチャーをしています。

他の部会でも釣り教室を開催しているものの、インストラクターの人数が少なくて回数が回せないのが鮎部会。
高齢化により活動できる方が4名に減っては釣り教室の運営がままなりません。

ならば、海面部会のインストラクターに鮎釣りをレクチャーして支援体制を構築してはいかが?
ハードルが高い印象がある鮎釣りを教えて貰えるとあれば同じ釣り好き、手を挙げる人がいるでしょう。
と、JOFI役員会で発言したところ、それで行こう!となりました。

言い出しっぺの手前、私は当然の参加となり、海面部会から3名がベテランインストラクターから鮎の友釣りを教わることになりました。


(集合地点にノボリを立ててました。)

6月11日(日)。
中津川の八菅橋下の河川敷に集合。

あいにくの雨の中、カッパを着込んで教わる友釣りデビューです。

まずは、橋の下でセッティングから。
竿は9mのをお借りして、仕掛けは市販のもの。
この仕掛けが良く出来ていて、道糸部分と鼻環部分が長さ調節のため遊動式になっています。

海釣りの人間からすると繊細な仕掛けに目を見張ります。
フロロやナイロンの0.8号なんて普段使いませんからね。
フグのカットウ仕掛けのフロロは8〜10号なんで10分の1の細さですよ。

その仕掛けを竿先に着け、竿尻プラス15cmくらいの位置に鼻環が来るように長さを調整、ヒレ針の先にある自動ハリス止めに掛け針を着けます。
掛け針のハリスの長さは指4本ほどとのこと。
オトリ鮎の大きさに依って尻尾からプラス1〜2cmのところに掛け針が来るように調整します。

9mの竿を持ったままのセッティングに一苦労。
この長竿の取り回しが肝ですね。


(パラパラ降ってます。)

いよいよ川に入って友釣りを教わります。

最初の難関はオトリ鮎への鼻環着け。
手に水を着けてから優しく目を隠すように鮎の頭を握り、胴は支える程度、胴を握ると暴れるとのことです。
鼻環は鮎の鼻に対して真っ直ぐ通します。

オトリ鮎に負担を掛けないように水の中でここまでを10秒、できれば7〜8秒でこなすのが理想とのこと。

無理です。
何度も掴み損なって有に20秒は超えましたよ。


(竿が長いです。)

川に立ち込み、オトリ鮎をポイントに誘導します。

竿の構えは、川の流れに対して垂直に立って上流側に45度、高さも45度が理想のとのこと。

ラインは多少たるみが出るくらいで張らず緩めずをキープ。
その状態が鮎が自然に泳いでる目安になるそうです。

鮎は底にいるそうなので、オトリ鮎が浮いていては釣れません。
竿を上げるとオトリが底に潜るそうなので、構えを調節して上手く底をキープさせます。

ポイントを攻めて反応がなければ次のポイントへオトリを誘導します。


(オトリが入ってます。)

「あの辺りが良いポイントだよ」

と底の岩が黒っぽく見えている辺に誘導し、張らず緩めずの45度で竿を構えると、オトリ鮎が自分からポイントに泳いで行ってくれます。

「雰囲気あるよ。釣れそうだよ。」

と講師の言葉を聞き終わると同時にオトリではない活性が手元に伝わります。

「来た!」

竿を起こすと水面から2匹の鮎が飛び出し、引き寄せる間もなく掛け針の鮎はポチャンと川に落ちました。
サイズはオトリよりも一回り小さい10cmほどでした。

よもや抜き上げを教わる前に掛かるとは。

ここで前後したものの抜き上げを教わります。

鮎が掛かったら腰からタモを取り、タモを持ったまま竿を起こして、川から鮎を出さないように引き寄せて来ます。
近付いたところで竿を立て、更に竿を上げて鮎を抜き上げ、タモでキャッチ。

この時、竿と鮎が体の正面で一直線になるように操作しないと抜き上げた鮎は明後日の方向に飛んで行っちゃいます。

タモでキャッチしたら水中で釣れた鮎を外し、オトリと入れ替えます。


(自力でチャレンジ。)

一通り教わったので自力で釣ってみます。

先に釣り場に入っていて休憩中の釣り師に挨拶し、初心者のレクチャーである旨を話して貰っています。

その方々の前で釣ることになったのですが、「今日が鮎デビューか」と後から色々と教えていただき、竿を取ってオトリ鮎の誘導の仕方も指南いただきました。

オトリを休ませないように、浮かせずに底でしっかり泳がせることが大切だとのこと。
勉強になります。

ポイントを次々に探る方が良いですが、オトリ鮎がへばらないように優しく誘導する必要があります。

鮎の友釣りは仕掛けも操作もとても繊細な釣りなんですね。


(諸先輩方。)

良さげなポイントと思しき岩裏へ誘導し、底でオトリが落ち着くだろう位置で竿を構えると、ラインが収まります。
オトリ鮎が自ら居心地が良い位置へ泳いでくれる感じです。

雰囲気あるぞ。
頑張れ。

オトリ鮎を励まし、集中してラインの目印を眺め状態をキープすると、ククンと竿先が引っ張られます。
根掛かりか?アタリか?

更に集中するとブルブルと手に来ると同時に竿先が引き込まれます。

「掛かった!」

揚げ方を教わっているし、2度目とあって今度は落ち着いて対応できます。

体の正面で竿を構え、抜き揚げて宙を舞った2匹の鮎をタモでキャッチ、見事に納まりました。


(天然鮎ゲット。)

獲れたのは10cmちょいの小鮎。

小さいですが初の友釣りで記念すべき初釣果です。

「おおっ!釣れたかー!」

ギャラリーの方からもお声掛けいただきました。


(雨の中、皆さん頑張られます。)

釣りでこの充実感は久し振りの感覚です。

船釣りでは生き餌の釣りでマゴチやヒラメ、マダイも釣ったことがありますが、タナを取るくらいで鮎の友釣りほど生き餌をコントロールはしません。

川の流れと岩を読み、繊細な仕掛けで繊細にオトリ鮎を操って、狙ったポイントでオトリを働かせて掛ける。
オトリ鮎はエサではありませんから、パートナーのような感覚すら覚えます。

「沼」に例えられるほどハマるという友釣りですが、その理由が分かった気がします。

雨もあり、これで私は終了。

残念ながら他2人は型を見られずでした。今日は数日前の豪雨で宮ヶ瀬ダムの放水が続いていて水量が多く、流れが早かったとのことでした。
良コンディションの時に再挑戦したいです。

基礎の基礎を教わっただけの状態で次週には鮎釣りの支援をせねばなりません。

習うより慣れろなのでしょうが、さてどうなることか、ドキドキです。


🐡