釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】手強いアジで楽しみながらレベルアップ (2022/05/20 午前アジ 野毛屋)

2022-05-30 05:38:00 | 釣り
「安心とリスク」の野毛屋さんでのアジ・フグのリレー船は、午前は出船確定してるけど、午後は予約時点で自分1人だけとのこと。

お客が1人じゃ出船しないから、その場合は休船になる。
その時はその時、仕方ないから午前で帰りましょう。

野毛屋さんに4:50着で8番目。
久々に宿並びの駐車場に停められた。

朝の時点でも午後は予約が入ってないそうだけど、席札は取っておく。
午後が休船になったら返金いただく段取りね。

釣り座は午前は左舷大艫、午後は右舷大艫をチョイス。
午後までに予約が入ってちょうだいよ。


(毎度。)

花王迷人劇場さんがいらしたんで、ご挨拶。
本日はマダイ船だそうだ。

こっちはリレーで、twitterで見た中華浜が旨そうなんで昼に行くつもりとお伝えする。

花王迷人さんのtwitterがリレーする理由の一つになってるのですよ。


(本日は第3忠丸。)

午前アジはお客が4名なんで余裕の釣り座。
左舷大艫を広く使わせて貰いますよ。

お客の4名と俊船長を加えて5名全員が左舷で竿を出すことになった。
それでも余裕ね。


(潮はこんな感じ。)

タックルはライトゲーム8:2にフォースマスター400。
水深は20mくらいだけど、落とし上げが多いから電動リールが楽だ。
1度使うと離れられないよ。


(本日のタックル。)

仕掛けはLT用1.8m2本バリの市販仕掛けが1組余ってたのでそれで。

お客が少ないから、出船前に俊船長にコツを聞いたところ色々と丁寧に教えてくれた。

道具立てとしては、

・仕掛けは1.8mのLT用が良い。
 2mなら切り詰めて短くするべき。

・クッションゴムは不要。

とのこと。

仕掛けが長いことでハリが漂い、掛かりどころが悪くなるから結果バレるとのこと。
短い仕掛けで食えば、そうはバレないそうだ。

クッションゴムがいらないのも同じ理由。
2mの仕掛けにクッションゴムを着けると更に全長が長くなる。
短い仕掛けはバレないだけでなく、食いも良いとのこと。
ここはコマセとの同調もあるのだろう。

釣り方の要点は、

・コマセは強く振り過ぎず優しく撒く。

・仕掛けを弛ませない。

深場のビシアジのように強くコマセを振ると、反ってアジを散らしちゃうとのこと。

また、強く振った反動で仕掛けが弛むとアタリが取れないし、掛かりどころが悪くなるからバラシに繋がる。

この他にもコツを教えて貰ったけど、ここには書きませんよ。
野毛屋さんに行って俊船長に教わってくださいな。


(出船。)

俊船長は自分の隣で竿を出す模様。
教わったテクを横で見れるのはありがたいな。

出船して暫し探索の後、釣り開始。


(釣り開始。)

まずはコマセ撒き。
振り過ぎないで優しくね。

数回打ち返したところでアタリが出て、船中ファーストヒットをいただく。

幸先いいぞ。


(開始10分で1匹目。)

教わったことを実践すると、コンスタントにアジが獲れる。

でも、アジは入れ食いでガツガツ食うほどじゃなく手強い印象。
丁寧なコマセワークで、食うタナで仕掛けと同調させないとアタリが出ない。

魚探に反応があって、自分と俊船長がコンスタントに釣れてるから、アンカーを投入、掛かり釣りでこの場所に腰を据える。


(型良し。)

30cmクラスの良型が掛かっても、上顎に掛かるからバラシはない。

短い仕掛けを弛ませずに食わせるだけで、教わった通り本当にバレずに獲れるぞ。
とは言え、俊船長が数回バラしてたのを横で見逃さなかったですぜ。

釣ったその場でエラを切って血抜きする。
次が掛かったら電動で巻き揚げ中にクーラーへ。
手返しが落ちようが、食優先ですよ。


(バケツで血抜き中。)

食わせるのに時間がいるものの、空振りなく順調に数を重ねる。
やっぱ俊船長の方がペースは上だ。

他のお客さんはポツリしか獲れてない模様。
コマセの振りが強いように見えるけど、その差が顕著に釣果に出てる。

釣り方を教わっといて良かった。
アジはお手軽で初心者でも釣れるけど、極めようとすると奥が深いね。

どの釣りもそうですな。
謙虚に修練あるのみですな。


(イシモチもゲット。)

時間の経過と共に手強さが増してペースが落ちて空振りも増えてくる。

タナを20cmごと変えて探ったり、コマセの撒き方を変えたり、色々と試しポツリと獲れるもののヒットパターンにたどり着けない。

横の俊船長1人がポンポンと釣り続ける。
さすがだ。

船長は竿を変えていて、更に短い仕掛けを使ってるようだ。


(曇り空です。)

何も考えずに入れ食いの爆釣も楽しいけど、考えて、試して、答えが合った時に獲れる釣りも楽しい。

タナは2m、コマセはポロポロとこぼす程度に抑えて撒くのが正解と分かった時にはドーパミンが放出しましたよ。


(30匹目。)

沖あがりが近づくにつれて更に手強くなり、空振りとともにアジが食うまで時間が掛かるようになる。

朝から同じ場所で釣り続けてるからスレたのかな。


(場所変え。)

あがり前に場所変えして、ここで1匹獲ったところで沖あがり。

結果は33匹。
他のお客さんは10匹台だそうだから、上出来かな。
コツを教わっていなければ、もっと苦戦したでしょう。

俊船長は47匹。
他のお客さんに配ってたね。


(沖あがり。)

船着き場に帰ると、旦那さんが午後の予約が入らなかったと、申し訳なさそうに教えてくれた。

アジ釣りで満足したんで大丈夫ですよ、と答えて、俊船長にお礼を言って引き揚げる。

車に荷物を積んだら、徒歩でもう一つの目的の「中華浜」へ。

予定通り、支那ソバと半チャーハンのセットを注文。


(これですよ。ナルトが泣かせるね。)

懐かしい昭和を思い出させる支那ソバにスタンダードなチャーハンは、子供の頃に親しんだ黄金のセットだ。

最近じゃこの昔ながらは、食べたくても食べられないよね。
一気に平らげて感動、満たされましたよ。

今後リレー船の楽しみが出来ました。


・アジ : 33
・イシモチ : 1
・カタクチイワシ : 3 (リリース)
船中:10~47
中潮


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【釣】釣行前記 (2022/05/20 野毛屋)

2022-05-27 07:01:00 | 釣り
GWにフグとアマダイを釣りに行き、さて次は何にしようかと考える。

ショウサイフグがターゲットのフグ船は白子シーズンなものの、いつもの大貫沖はまだ海苔網が揚がってないため、現在は富津沖が主戦場。

場所が限定されてるためか、数が伸びず、異次元の常連さんでも1桁釣果という厳しい戦いになっている。

ならば、野毛屋さんで午前アジ、午後フグの通しで乗って、アジでお土産を確保し、フグが厳しかろうがダメージを減らすのはどうだ、と考えた。

堅実と挑戦、安心とリスク、の組み合わせは良いバランスでしょう。

しかも、平日釣行ならば割り当ても増えるはず。

更に裏目的は、花王迷人劇場さんがtwitterにアップした、「中華浜」での支那ソバ+半チャーハンセットの写真があまりにも旨そうだったんで、お昼に食べること。

中華浜

金沢区の中華料理店

(船着き場から近いのね。)

こちらも楽しみですよ。


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【食】アマダイの昆布〆・潮汁・キダイの酢締め・ムシガレイの刺身・唐揚げ

2022-05-23 05:42:00 | 釣魚料理
一俊丸さんへのシーズンラストのアマダイ釣行の釣果は本命3匹に、キダイ、ムシガレイ、ガンゾウビラメのゲストも揃う。

アマダイはどれも30cm以下なんで、全て昆布〆にしちゃう。

型の良いキダイは恒例の酢〆に。

30cmクラスのムシガレイは下ろしてから塩を振り、水分を抜いた上で刺身に。

3種を切りつけ合い盛りにする。


(左からムッシー、キダイ、アマダイね。)

アマダイの昆布締めは水分が抜けて飴色で、ねっとりと絡み付くような食感。
昆布とアマダイの旨味が湧いて来る。
お上品ね。

キダイの酢〆は、塩で締まった身がさっぱり爽やか。
皮目が旨いね。

「これいいね」

かみさんはキダイの酢〆が好みなのよ。

ムシガレイの刺身は強く塩を当てすぎてちょっと辛いものの、もちっとして淡白だけど味わい深い。

3種3様の合い盛りに満足ね。


(ムシガレイの唐揚げ。)

ムシガレイとガンゾウビラメを1人1匹姿揚げに。

2度揚げしてるからカラッとしてますよ。
ヒレ周りがパリパリ、身はふっくらで、家族の評判良し。

ムッシーとガンゾウはリリースせずに干物にしても良かったかな。

アマダイのゲストたちは主役も張れる旨さね。


(さすがの逸品。)

アマダイの潮汁。

アラからコトコト煮出したお上品な椀。
出汁を取るとアマダイの実力が良く分かる。
料亭のような味わいだね。


(集合写真。)

アマダイを始め、ゲストも美味しくいただいて満足、満足。

アマダイは秋のシーズンインまで暫くお預け。


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【釣】のんびりとアマダイとゲストに癒され思い出にも浸る (2022/05/04 アマダイ 一俊丸)

2022-05-20 05:09:00 | 釣り
ゴールデンウィーク2回目の釣行は一俊丸さんでアマダイ。
本日のテーマはのんびりと楽しむことね。

4:50に現着して茅ヶ崎西駐車場に停めて、車中で5:30の釣り座抽選まで待つ。

なお、これまでの無料から5月からは200円の駐車料金を支払うことになった。
それでも安いけどね。


(1ヶ月振り。)

釣り座抽選では7人出てきたうち、59番を引いてやっぱりスソ。

「クジは60番までなんだよ」

と一俊船長に引きの弱さを笑われる。
ある意味持ってるのかもね。

釣り座は左舷舳2番目。
のんびりがテーマだから釣り座は気にしませんよ。


(気持ちの良い朝だ。)

GWとあって宿は盛況だ。
恒例のコーヒーとカップ麺をいただいてから、空いた頃を見計らって受付を済ます。

駐車場の車に戻って装備を整えて港へ。
駐車場を突っ切って港に行けるから楽になったよ。


(本日は7号船。)

タックルはミッドゲームにフォースマスター400。
PE1.5号だとオモリは60号の指定だ。

仕掛けは自作のストックがあるものの、以前巳之助丸さんでいただいた市販のを使う。
今日はのんびりだからね。


(えぼし岩と朝日。)

左舷6名、右舷も同じくらいを乗せて出船。

富士山を眺めながら釣り開始。
水深は60m前後だったか。

潮は下げ始めなのでトロい。
着底したらオモリでトントンしてから1m切る。


(潮はこんな感じ。)

こまめに底取りをしつつ、アマダイのタナを探ると、微かな反応をキャッチ。

様子を伺うと、舳の方の誘いと連動してるからオマツリだね。

揚げるとぐちゃぐちゃで再起不能なんで切り刻む。
このところ1投目から仕掛けを刻んでばかりだな。

市販仕掛けは2本組だから痛くはないよ。


(富士山を眺めながら。)

晴れた空、そよぐ風。
お日様ぽかぽかの下、船で揺られてるのは気持ちがいい。

釣りの方はオマツリ以降反応なし。

投入から5分経過したら回収、エサをチェックして打ち返すものの、何の音沙汰なし。

まあ、潮が動けばそのうち来るでしょう。


(富士山を寄りで。)

初の活性反応はクククンと竿先を揺らすアタリ。
アワセ入れて巻きに入ると、元気に引くよ。

引きはゲストだろうけど、それなりに型が良さげだぞ。

揚がったのは、


(型良し。)

キダイ。

25cmクラスは過去最大サイズだ。

小型はいつも酢〆にしていただく。
食が楽しみなお土産だ。

続いて来たのは、


(定番ね。)

ムシガレイ。

ガンゾウビラメと共にタナ下げると食ってくる定番ゲスト。

ガンゾウともども姿揚げにすると家族の評判が良いから有難い。

潮が動くと底取りのタイミングで活発に食ってくるようになり、家族の人数分を揃えた以降はリリースしましたよ。

ムッシーとガンゾウは裏切らないね。


(一面が青。)

飽きない間隔でムッシーとガンゾウに癒して貰ってるところに、おしとやかなアタリが出る。

巻き上げ途中の引き込みは本命ぽいぞ。
期待する視線の先にゆらゆらとピンクの魚体が揚がってくる。

獲れたのは、


(8:58に本命来ましたよ。)

本命アマダイ。

25cmくらいで型はイマイチだけど、贅沢は言いません。
本命の型を見てホッとするよ。


(釣りやすいコンディションだけどね。)

型を見て、ここから続くか?と思いきや、そうはいかず、粘って獲るとムッシーかガンゾウという展開。

のんびりがテーマだから苦にはならんけどね。


(10:33に2匹目。)

本命の追加は1時間半後。

そのうちムッシー&ガンゾウのアタリの間隔すら長くなり、まったり時間が続くと西に移動。


(西湘ね。)

大磯まで西進して探るも、状況は変わらず。
一発、大アマや白アマが出ないかな。

船上から大磯の髙麗山公園のテレビ塔が見える。
懐かしい。
小学1年の時に遠足でテレビ塔を写生したな、と遥か昔の記憶が呼び起こされましたよ。


(更に西へ。)

更に二宮沖まで足を伸ばしても、状況は変わらず。

沖から酒匂川まで見えると、髙麗山公園の帰りに二宮尊徳の生家も見学したなあ、とやはり遠足のことを思い出す。

小学時代を小田原で過ごしたので、西湘は懐かしいのよ。


(沖あがり。)

結局、あがり間際に本命を1匹追加して、沖あがり。

結果は3匹。

のんびりと釣りをしつつ、懐かしい思い出も蘇り、のびのび出来たんで満足だな。

キダイにムッシー&ガンゾウもいて、食はそれなりに楽しめそうだ。

アマダイはこれにてシーズンラスト。
また来季に乗りましょう。


・アマダイ : 3
・キダイ  : 1
・ムシガレイ: 8 (リリース4)
・ガンゾウビラメ: 3 (リリース2)
・マサバ  : 1 (リリース)
船中0~6
中潮


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【釣】釣行前記 (2022/05/04 一俊丸)

2022-05-16 07:10:00 | 釣り
ゴールデンウィークの前半3連休は野毛屋さんでショウサイフグ釣り。
2年振りに竿頭をいただきました。

気分を良くして、後半3連休にも釣りに行こうと計画。
のんびりできる釣りものがいいな、と思い立ったのはアマダイ。

シーズン末期なんで数は望めないだろうけど、いろんなゲストが顔を見せてくれるはずだ。

忙しい釣りじゃないし、電動リールで楽ができるし、天気も良いから船上で癒されることでしょう。

楽しんで来ます。


🐡