11月21日(土)の野毛屋さんへのアカメフグ釣行は、厳しい戦いで4匹の釣果。
(アカメだけだとこの量。)
(東京湾天然マダコですぜ。)
(こちらが金目とシロギス。)
(これよ。水菜で中が見えないがね。)
(しゃぶ待ちのタコ・キン。)
(そのダックスのCとラブラドールのV。この他にあと2匹もいるのよ。)
親父の墓参りの後に我が家に来る母親と妹夫婦に鍋を振る舞うのだけど、食べ応えあるブツ切りにするとアカメ4匹じゃ足らん。
(アカメだけだとこの量。)
そこで増量を考えた。
今シーズン釣って冷凍保存しておいたマダコを解凍、軽く茹で、下ろして平皿に盛る。
刺身でもタコしゃぶでもイケちゃう我ながらグッドアイデアだな。
(東京湾天然マダコですぜ。)
それでも足らんか、と買い物で寄った魚屋で生食可の金目鯛を姿で購入。
身はしゃぶしゃぶ用に下ろして、アラは出汁取りして鍋に、頭も入れちゃう。
ゲストで釣れたシロギスも添えましたよ。
(こちらが金目とシロギス。)
ストックしてたショウサイフグの中骨と金目鯛のアラで取った出汁に、ブツ切りしたアカメフグの中骨の髄からも濃い出汁が出る。
煮込むことで野菜やキノコの旨味も追加されたそのスープで、マダコと金目鯛をしゃぶしゃぶして食べちゃうなんて、何という贅沢。
こんな鍋はお店でも食べられないぞ。
(これよ。水菜で中が見えないがね。)
アカメはさすがの旨さでブリブリの身。
マダコは柔らかで咬むほどにタコの旨味が湧いてくる。
金目は半生程度にしゃぶすると、程良い脂にしっとりした身が活性化してホロッと絶妙。
食べ進めると、水炊きなのにポン酢に浸けなくて良いくらい凄い濃厚な旨味のスープに仕上がって驚きだ。
(しゃぶ待ちのタコ・キン。)
妹たちは飼ってる犬を連れてくるのだけど、普段は吠えないミニチュアダックスのCが毎度食事中にワンワンと吠える。
どうやらそれが「フグを食べさせろー」と訴えてることが今回判明した。
聞くと真鱈が好物だそうで、そら同じ白身でも鱈よりもフグを欲しがるだろうよ。
思い返すと、確かに過去にフグの仕込みをする頃から吠え出し、度々台所に様子を見に来てたものな。
謎は解けた。
今回初めてフグをあげてみたら狂喜してた。
「フグを食べてる犬なんてそうはいないぞ」
と当人に申し伝えておいたよ。
(そのダックスのCとラブラドールのV。この他にあと2匹もいるのよ。)
アカメが少なくてマダコと金目鯛で増量したことで過去最高に旨味炸裂の激うま鍋になった。
このスープで仕立てた〆のラーメンも堪らんかったよ。
人も犬も大満足の鍋でした。
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