1都3県に緊急事態宣言が発出された1月7日(木)。
会社をダッシュであがり、帰宅したら急ぎ着替えてかみさんと会津若松へ向かう。
翌8日(金)にかみさんの叔母さんに付き添って11:00に郡山で予定されている会合に立ち会うのが今回のミッション。
諸事情で郡山で落ち合う訳にはいかず、叔母さんを家まで迎えに行くので会津若松に前日入りだ。
緊急事態宣言下、更に全国的に強烈な寒波が襲来するけれど、数ヶ月前からの相手がある約束事なので行くしかない。
(磐越西線。ホームにも雪が。)
東京駅19:16発の新幹線に乗り、郡山駅で磐越西線に乗り換えて会津若松駅着が22時過ぎ。
会津若松駅を降りると辺り一面雪景色だ。
(会津若松駅。)
駅前には人っ子一人もいない。
粉雪舞う中をザクザクと路面の雪を踏みしめて、かみさんと歩き出し、数百メートル離れたホテルを目指す。
(「ワ」が消えてるワシントンホテル。)
チェックインのついでにフロントで翌朝のタクシー予約をお願いすると、市内5つのタクシー会社、更に隣の喜多方の会社のどれも一杯。
マジか!?
出鼻を挫かれて、部屋でクグってバスを探す。
11:00前に郡山駅に着く磐越西線は9:09が最後で、その後1時間電車がない。
もし、電車を逃した場合には9:20に会津若松駅から郡山駅行きの高速バスがあるから、それをバックアッププランにする。
更に遅れた場合のシミュレーションをして、いざとなったらタクシー、最悪の場合はレンタカーを借りて雪道を走る覚悟を決めて就寝。
(街中はこんなですよ。)
で、翌朝。
昨日同様にハラハラと粉雪が舞ってる。
一番乗りした朝食後早々にチェックアウトして、7:25の始発バスに乗るべく駅前へ。
客待ちしてるタクシーが3台いたものの、目の前で乗って行かれてしまう。
タクシーを待つか迷ったものの、発車時間が迫った予定のバスに乗ることにする。
これが失敗。
幹線道路の神明通りが大渋滞して目的地に20分で着くはずが50分掛かるハメに。
降り際に運転手さんに尋ねると、いつもはこんなに混まず、大雪の影響だそうだ。
降りたところで試しにタクシー会社に電話してみてもやっぱり空きはない。
大慌てで叔母さんの家まで歩き、30分遅れでお迎えしてバス停まで引き返す。
当然後続のバスも遅れてるから、様子を見つつ次の停留所まで歩く雪中行軍を繰り返し、別路線のバスを捕まえて会津若松駅に着いたのが9:10。
電車は間に合わなかったから高速バスの窓口に行くと、9:20以降の午前便が全て運休になったと言う。
マジか!?
踵を返し、駅前にタクシーがいるのを見て向かう途中で、もしやと思い、駅に入って確認すると出発が遅れてる9:09発がまだホームにいる!
かみさんと叔母さんを呼んで、改札で電車を見ながら切符を買うよう指示。
慌てふためくかみさんの声が聞こえる中、アナウンスとともに発車する磐越西線の音が。
行ってしまったー。
高速バスに寄らず駅に直行していれば間に合ったのに、と後悔先に立たず。
買った切符の払い戻しをかみさんに指示して、一人ダッシュでタクシー乗り場に急ぎ、運転手さんに郡山駅まで行けるか聞き、大丈夫と返事を貰ってホッと一息。
連れを連れて来ると伝えて、ちょっと待っててもらい、かみさんと叔母さんを呼びに行く。
(道すがらの景色。)
結局、会津若松から郡山までタクシーで、猪苗代を越える下道で、途中ノロノロ運転のトラックに前を塞がれてイライラしつつ1時間30分掛かり、お代は18,000円也。
11:00数分前に場所に着き、会合は無事に終えたけど高く着いてしまった。
(途中はこんなでしたよ。)
ケチの着き始めは駅前のタクシーを逃したことだな。
バスに乗らずそのまま駅でタクシー待ちをしていた方が万事予定通りに運んだに違いない。
冬の会津若松が初めてだったから、この雪が当たり前だと思ってたのが誤りで、この積雪は異常事態だったのね。
分かってたらバスの遅れや運休を予想したろうに。
(こちらのお店で。)
お昼は会合でお会いした方々から教えて貰った地元で評判の中華料理屋「珍満」へ。
確かに評判どおり美味しかった。
この日初めてのんびり出来たね。
郡山駅で叔母さんと別れてそのまま帰路に着き、家に到着が17:30。
家を出てから丁度24時間。
ドタバタのミッションコンプリート劇でした。
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