釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アカメフグの刺身、漬け炙り、唐揚げ

2018-12-31 21:00:00 | 釣魚料理
2018年ラストの釣魚料理はかみさんの実家に持ち込んで振る舞うのが恒例。
この時のために熟成させたアカメフグ6匹の封を解いた。

まずは刺身。
そのために買ったフグ引きが活躍しましたゼ。


(大型1.5匹分で。)

アカメの刺身は久し振りだけど、9日間熟成させた天然物はさすがの旨さ。
薄く下ろしても、しっとりしながら歯応えも残す、皆からの評判も上々だ。


(定番ですが。)

そして唐揚げ。
火が入ったアカメは、また違う様相を見せてくれて間違いない旨さ。


(中はブリブリ。)

刺身と唐揚げの中間の身質になるのが漬け炙り。
このためにバーナーを買いましたよ。

いつもは丼でいただく漬け炙りを単品でいく。
厚めに切った身は芳ばしくて単独でも良し、白飯にも合う。


(バーナーはこれ。)

生でも揚げても炙っても良し。
釣って楽しいアカメは食材としても優秀だね。


(集合写真。)

実家の皆さんから、贅沢ぅー、との声があがる。
来年末はもちろん、良ければ新年初釣りの釣果をお持ちしましょう。

さて、今年のネタもこれで最後になりました。
皆様、当ブログにアクセスいただきありがとうございました。
どうぞ良いお年を。


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【釣】2018年釣行総括

2018-12-30 06:38:00 | 釣り
2018年も残すところあと2日。

今年は暖冬のせいか例年に増して年末感が薄かったところ、ここに来て帳尻合わせのように強烈な寒波が襲来してますねー。

さて、毎年恒例、この一年の釣行を振り返ってみましょう。

2つの年間目標は1勝1敗

・ショウサイフグ束釣り(100匹)
  → 未達成(実績49匹)

・健流竿頭シール3枚ゲット
  → 達成!(実績3枚)

ショウサイ束釣りの目標は、6回の釣行でツ抜けが1回じゃお話になりませんな。
アカメ、コモン、トラを加えた嬉しいフグ系で括れば101匹でクリアとなる。
来年は目標の立て方を考えましょう。

◆ 2018年総括 ◆

◆釣行回数 : 21回
 ・船   : 21回
 ・陸   : 0回
 ※リレー船は1回でカウント

今年は月2ペースに3回足らずだった。
週末になると荒天になったり、JOFI神奈川の活動を優先したからだな。

陸っぱり釣行は2年連続でなし。
たまには釣り公園でのんびり釣りも良いかな。
暖かくなったら考えよう。

今年も湾フグ中心の釣行は変わらずだけど、ショウサイフグの釣果が今一つだった。
ショウサイ釣行5回で1回あたりの嬉しフグ系平均釣果が8.2匹に対し、アカメ釣行は4回で14.0匹と、圧倒的にアカメ狙いの方が成績が良かった。

※嬉しフグ系 : ショウサイ、アカメ、トラ、コモンのフグをカウント

◆竿頭数
 ・4回 (19.0%)

野毛屋さんのアカメフグで2回、ショウサイフグで1回。
いずれも同率の頭だったから、単独で取れるようになりたいな。

◆最多釣果
 ・33匹 アジ

半日船でのんびりの釣果。
捌きを考えると、このくらいで満足かな。


(アカメフグ。)


(ショウサイフグ。)

◆最少釣果
 ・1匹 (オデコ除く)

◆ツ抜け数
 ・9回 (42.9%)

◆ボウズ数
 ・4回 (19.0%)

◆オデコ数
 ・1回 (4.8%)

◆初釣りもの
 ・LTヒラメ
 ・テンヤスミイカ

今年の初挑戦はLTヒラメとテンヤスミイカ。
どちらも毎年乗ろうと決意するに足る愉しさと美味しさだった。


(お世話になりました。)

◆乗船船宿
 1位 野毛屋さん  16回
 2位 一俊丸さん   2回
 3位 弁天屋さん、
    萬司郎丸さん、
    三喜丸さん  各1回

◆魚種別釣果   ( )内は前年数
 ・アジ      51匹 (18)
 ・ショウサイフグ 49匹 (47)
 ・アカメフグ   42匹 (29)
 ・スミイカ    17杯 ( 1)
 ・タチウオ    11匹 (15)
 ・コモンフグ   10匹 ( 7) 
 ・カワハギ     8匹 (36)
 ・シロギス     6匹 ( 6)
 ・サバフグ     5匹 (13)
 ・イイダコ     4匹 ( 4)
 ・サバ       3匹 ( - )
 ・ヒラメ     2匹 ( - )
 ・マゴチ      2匹 ( - )
 ・カサゴ      2匹 ( - )
 ・ギマ       2匹 (12)
 ・トラフグ     1匹 ( 1)
 ・オニカサゴ    1匹 ( 1)
 ・アマダイ     1匹 ( 5)
 ・ホウボウ     1匹 ( - )
 ・キダイ      1匹 ( 2)
 ・ヒメジ      1匹 ( - )

※小物ゲストは除外

◆初魚種
 ・なし

今年はリベンジでことごとく返り討ちに会った。
マダイ、トラフグ、オニカサゴと、いずれもおチビなら揚げているもののキープサイズが出ない。
来年の楽しみにしましょう。

< 今年を彩った魚たち > 












自然と海と魚たちに感謝。
来年も愉しく釣りが出来ますように。
(⌒∇⌒)ノ


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【食】ショウサイフグとマゴチのブイヤベース、ショウサイフグの塩昆布あえ

2018-12-28 06:13:00 | 釣魚料理
2018年の竿納めは、野毛屋さんで本命のアカメを始め、ショウサイ、コモンにマゴチまで揃った満足の釣果。

アカメは大晦日まで熟成させるから、釣行当日はショウサイをいただく。
特に八景沖のは味が良いから楽しみなんだよね。

捌きの時に健船長からも、

「4日連続で刺身で食べなよ。絶対旨いよ。」

と勧められた。


(半身を刺身で。)

何はさておき、刺身。
フグ引きを使っての下ろしは以前より薄くイケてるぞ。

少々水分があるショウサイフグの身だけど、八景沖のはプリッとしてハリを保ってるし、旨味も濃い。
やっぱり、大貫、富津、竹岡のと比べると八景産はワンランク上だよ。


(お初のメニュー。)

半身分はぶつ切りにして塩昆布あえに。
これは健船長のブログでも紹介されてるし、勧められたもの。

ショウサイと塩昆布の旨味の相乗効果でイケますな。
船長がハマるのも納得の旨さ。
自分としては、ゴマ油抜きの方が好みかな。


(集合写真。)

今年の最後に、嬉しい八景沖のショウサイフグをいただけて満足でした。

そして翌日はクリスマスイブ。
残念ながら長男が夕方からバイトなんで、3人のディナーは1点豪華でいくことにした。


(大量に仕込んだよ。)

メインを張るのはブイヤベース。
ショウサイとコモン、イイダコも入れ、マゴチに至っては頭からアラまで丸々1匹を投入し、気合いを入れて仕込みましたよ。

普段から湾フグ釣りのエサとして馴れ親しんでるアルゼンチン赤エビも入ってますぜ。
残念ながら予算の関係で、サフラン抜きですがね。


(味良し。見た目も良し。)

アイオリソースも忘れずに添えて、一口啜ると濃厚な魚介の旨味が口内に広がりまくる。
何と豊か、何と贅沢なんでしょう。


(刺身と塩昆布あえも連投。刺身の手前はマゴチの胃袋。)

前日に続いて、ショウサイの刺身と塩昆布あえも並べる。

ゴマ油抜きで仕立てた塩昆布あえは、淡白なもののフグの旨味が引き立つよ。
旨いなー。


(集合写真。)

ブイヤベースは手間も掛からずに仕込めて満足度も高い。
魚介類をブチ込んで煮込めば良いから、釣果を料るのに持ってこいだね。


(〆はリゾットで。)

最後は濃厚スープでリゾットにして〆ました。

2018年の竿納めは料理でも大満足でした。

・ショウサイフグの刺身
・ショウサイフグの塩昆布あえ
・ショウサイフグとマゴチのブイヤベース
・同リゾット


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【釣】2018ガツン・ザ・ラスト (2018/12/22 アカメフグ 野毛屋)

2018-12-26 06:15:00 | 釣り
2018年の竿納めは、やっぱり野毛屋さんでアカメフグ。
恒例の、大晦日にかみさんの実家にフグ刺をお届けするために頑張りますよ。


(今年もお世話になりました。)

寒くなると早起きが辛いなー、と野毛屋さんに5:20着で11番目。
先客はマダイの方が多かったからフグ船の左舷舳をゲット。
潮汐から上げ潮の後半勝負だな。

宿に健船長が出て来たので、アタリが遠退いた時の釣り方を聞いてみた。
すると、何も変えずに普段通りの釣り方で良いとのこと。
特にアカメは流し釣りだから、あちこちキャストせず船下を狙う方が良いと言う。

「あとオモリは重たい方が良いよ。」

とのこと。
潮が流れてないからと軽いオモリに変えると、ないようでもある底潮で仕掛けが落ち着かず、釣れないそうだ。

渋い中で獲るために特別な策はなく、基本をしっかり実践すると言うことなんだな。
どんな状況下でも同じように基本を貫けることが腕なんだろう。


(潮はこんな感じ。)

暗い中船に乗り込んで準備。
左舷側には、隣からお子さんを含むフグ釣りは初めてだろう団体さん6名が入って8名、右舷はちょい少なく5名で、総勢13名。


(暗いね。)

出船して釣り開始。
仕掛けは自作のカットウオンリーで、雨予報の曇り空だからオモリはグリーンの蛍光色をチョイス。

舳だから上下の揺れをいなしつつ誘うものの、自分でもイマイチな感触。
いつもスロースタートなんですよ。


(八景沖から。)

艫側で型を見始めるけど、こちらは音沙汰なし。
後半勝負の想定だけど、朝のサービスタイムにおこぼれは欲しいな。

暫く誘い続けるも、アタリなし。
隣の方が数匹アカメを揚げても、こちらには何も起こらず。

船中それなりに揚がってるから活性は悪くないはず。
なのに、開始から1時間もエサを噛られもせずアタリもないのは、何かがおかしい。
いつもの誘いが出来てないのか?

悶々とし始めたところで、気分転換のために信頼と実績の金オモリに変える。

するとどうでしょう、


(サクッとショウサイをゲット。)

いきなり結果が出ましたよ。
もうこれからオモリは金メッキ一択だな。

1匹出ると気持ちが楽になる。
その後、ゲストのイイダコとカウント外のコモンフグを揚げるものの愛しのアカメは顔を見せない。
なぜ?


(こちらはコモン。)

アカメが出たのは開始から2時間後。
ようやくですよ。

中型が揚がったけど、なるべく良型を狙うため誘い下げをゆっくり、ゼロテンも長めに取る。


(アカメ1匹目は9:30。)

やっとアカメと手が合ってきたか、その数分後にチョンと揺れた竿先にアワセを入れると、ガツン!と来た。

グングンと竿先が突っ込んで重量感ある引きにゴンゴンと来る釣り味は間違いなく大型アカメだ。

お隣さんにタモ入れをお願いして揚がったのは40cm級。
久しぶりにデカアカメの引きを堪能したよ。


(満足の大型。)

この大型で食は一安心。
大晦日に振る舞うことが出来るぞ。

ポツポツと中小型も追釣する中、再びガツン!が来ましたよ。
お隣さんにタモ入れいただき、またもや大型をゲット。

やっぱアカメの引きはいいですわ。


(40cm級再び。)

小雨が降り始め、午後の上げ潮が効き始めたところでここからが勝負だぞ、と思ったところ、気がついた。
潮当たりは右舷舳の方が良かったようだ。
またもや釣り座を見誤ったわ。


(釣り座の読みをよく外すのよ。)

愚直に基本を貫くまでよ、と誘う中、サクッと掛かったのは、またまた大型の引き。

ゴンゴン引きせず、活性も低いからエイかな、と思ったとこに揚がって来たのは良型のスミイカ。

冷凍庫のストックが切れたところに嬉しい一杯だぞ、と慎重に取り込み、右手で首根っこを掴んでカットウを外したところ、掴んだ手からツルンと滑ってボチャンと海へ。
海面に墨を残して去っていきましたよ。

「グローブしてるとイカは滑って取れないよ。」

と、操舵室から健船長。

逃がして残念だったけど、冬用のグローブをしてるとスミイカは取り込めないことが判った。
勉強になったけど、冬場のスミイカ釣りの時はどうすりゃいいの?
素手は辛いよな。

気を取り直した流しで、誘いがハマって良型ショウサイを3連発で揚げる。
チョンと沈んだ竿先にアワセ一発、小気味良く走るショウサイの引きも楽しいよ。
今日のハイライトだね。

3匹目を揚げた打ち返しで仕掛けを落とし、底を取った瞬間にガツ!と来た、これまた大型の手応え。

ゆらゆらと揚がって来たのは、


(嬉しいマゴチ。)

沖あがりまで1時間を切ったところで嬉しいゲストだ。
直ぐさま絞めて血抜きしますよ。


(またもや大型。)

更に最後の最後で三度目のガツン!
3匹目の40cm級を揚げた。
都度タモ入れいただいたお隣さんに感謝です。


(満足の釣果です。)

結果は10匹。
何とかツ抜けを達成出来た。

数は伸びなかったけど、大アカメにショウサイとコモンも獲れ、ゲストのマゴチもゲット、色んな釣り味も堪能出来たし、竿納めに相応しい楽しい釣りとなった。


(沖あがり。)

大アカメを3つ揃えたのは、4年前に初めてショウサイフグ釣りをした時と同じだ。
湾フグ釣りにハマるきっかけとなった釣り味を思い出したよ。

来年も精進しますよ。

・アカメフグ   : 6
・ショウサイフグ : 4
・コモンフグ   : 3 (リリース1)
・マゴチ     : 1
・イイダコ    : 2
船中0~16
大潮


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【釣】釣行前記 (2018/12/22 野毛屋)

2018-12-22 06:30:00 | 釣り
2018年の年の瀬が押し迫って来ました。
竿納めはもちろん、野毛屋さんでアカメフグ。


(今年もお世話になりました。)

大晦日にかみさんの実家でアカメの刺身を振る舞うため、そのためにフグ引きも買ったし、あわよくば今年最後のしゃぶしゃぶも出来るくらい揚げたいな。

例年竿納めは苦戦してるものの、今年こそ良い形で終えたい。


(舳ゲット。)

と、いうことで野毛屋さん第一忠丸ナウ。


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