先の10月10日の釣行はカワハギでは過去最低の釣果になった。
その顛末はこちらに。
船はほぼ満席だったので、総勢30人程でポイントにいるカワハギを取り合う展開だったんだろうな。
(さみしいオケ。)
基本的に流し釣りだったので潮先、潮後で有利、不利はあるのだろうけれど、必ずしも潮先の人だけがカワハギをあげていた訳じゃない。
ピンポイントに魚影が固まっておらず船下にまばらにいたとか、泳いでいたのがたまたま船下を通りかかったとか、色々なケースがあるだろうけど、隣り合う釣り座で考えた場合、船下に落とした仕掛け同士は1mも離れていない。
その時カワハギがどっちを選ぶか、何が彼または彼女をその気にさせるのか考えてみる。
以前放送された「釣り百景」の水中映像で、カワハギが落ちてきた仕掛けのエサじゃなく、真っ先に派手なオモリを追うのを見た。
上下するオモリを追いかけるうちにエサに気付いて食いに行くように見えた。
その映像はこちら「#051エサ取り名人・カワハギを攻略する!」
魚を寄せる要素として、派手なオモリや集魚版等は視覚に訴えるのだろうし、ラトル等は他の魚の捕食やエサが動く時の音で聴覚、撒き餌やエサは嗅覚や味覚。
魚が側線で感じる振動も要素になってるのかもしれない。
エサの匂いや味といっても水中での話しなので、魚は水に溶けた物質を感じ取る。同じ物質を鼻で感じれば「匂い」で、口で感じれば「味」になる。
魚は唇にも味蕾があり、中には体表にまであるのもいるそうだけど、魚が一番敏感に反応する物質がアミノ酸らしい。
だから、カワハギ釣りのエサのアサリを締めるのに「アミノソルト」等、アミノ酸が添加された製品が売られているんだろうね。
魚が水に溶けたアミノ酸を匂いとして感じるとしても、海を漂う小さなアサリの粒では微々たる量だろうし、そう遠くまでは届くまい。潮流もあるので漂う方向も限られるだろうし。
視力も0.台でエサやオモリの視認も遠くからは出来ないだろうから、距離があって視覚に訴えるなら色じやなくて光の反射の方が有効じゃないかな。
海中で一番遠くまで届くのは音だから、カワハギを離れた場所から寄せて釣るなら、
聴覚 > 視覚 > 嗅覚 > 味覚
の順番で誘いを効かせるべきだろうと考える。
前回の釣行では、ラトル(ボーンラトラー)を付けていたけど音を出すタタキはそこそこに、ゆらゆらの誘いに移行しちゃっていた。カワハギの気配がないのなら寄って来るまで「音」の誘いを続けるべきだったか。
それぞれの感覚に訴える集器を付けていたけど、その使い方が中途半端だったのだろうな。反省。😰
寄って来たカワハギを隣と奪いあうなら、中距離で効く視覚の誘いで相手の上をいく必要があるのだろう。より反射する、より目立つ物や色とか。
(魚の色彩の認識は人とは違うから、魚から見てって意味だけど。)
この距離だと仕掛けの操作での誘いも重要な要素になるのだろうと思う。
更に寄ったらエサのアミノ酸の量とか大きさになるのかな。
前回2種類のエサを使ったけど、上物の小さいエサより質は落ちても大きいアサリに食ってきていた。3本針のうち1本だけ大きいアサリを付けたら、どの位置でもその針に食ってきた。
質より量を優先していたみたいだ。
結論として、カワハギの全感覚に訴える集器を付け、周りの人より目立つもの、大きいアサリで挑む。これだ。
今度試してみよう。
ただ、これは誘ってカワハギを寄せることを第一に考えたので、アタリを取って掛けることは別問題。
集器を付けると、アタリが取りづらくなるしね。
自分の腕と仕掛けとのバランスが大事なんだろうな。
その顛末はこちらに。
船はほぼ満席だったので、総勢30人程でポイントにいるカワハギを取り合う展開だったんだろうな。
(さみしいオケ。)
基本的に流し釣りだったので潮先、潮後で有利、不利はあるのだろうけれど、必ずしも潮先の人だけがカワハギをあげていた訳じゃない。
ピンポイントに魚影が固まっておらず船下にまばらにいたとか、泳いでいたのがたまたま船下を通りかかったとか、色々なケースがあるだろうけど、隣り合う釣り座で考えた場合、船下に落とした仕掛け同士は1mも離れていない。
その時カワハギがどっちを選ぶか、何が彼または彼女をその気にさせるのか考えてみる。
以前放送された「釣り百景」の水中映像で、カワハギが落ちてきた仕掛けのエサじゃなく、真っ先に派手なオモリを追うのを見た。
上下するオモリを追いかけるうちにエサに気付いて食いに行くように見えた。
その映像はこちら「#051エサ取り名人・カワハギを攻略する!」
魚を寄せる要素として、派手なオモリや集魚版等は視覚に訴えるのだろうし、ラトル等は他の魚の捕食やエサが動く時の音で聴覚、撒き餌やエサは嗅覚や味覚。
魚が側線で感じる振動も要素になってるのかもしれない。
エサの匂いや味といっても水中での話しなので、魚は水に溶けた物質を感じ取る。同じ物質を鼻で感じれば「匂い」で、口で感じれば「味」になる。
魚は唇にも味蕾があり、中には体表にまであるのもいるそうだけど、魚が一番敏感に反応する物質がアミノ酸らしい。
だから、カワハギ釣りのエサのアサリを締めるのに「アミノソルト」等、アミノ酸が添加された製品が売られているんだろうね。
魚が水に溶けたアミノ酸を匂いとして感じるとしても、海を漂う小さなアサリの粒では微々たる量だろうし、そう遠くまでは届くまい。潮流もあるので漂う方向も限られるだろうし。
視力も0.台でエサやオモリの視認も遠くからは出来ないだろうから、距離があって視覚に訴えるなら色じやなくて光の反射の方が有効じゃないかな。
海中で一番遠くまで届くのは音だから、カワハギを離れた場所から寄せて釣るなら、
聴覚 > 視覚 > 嗅覚 > 味覚
の順番で誘いを効かせるべきだろうと考える。
前回の釣行では、ラトル(ボーンラトラー)を付けていたけど音を出すタタキはそこそこに、ゆらゆらの誘いに移行しちゃっていた。カワハギの気配がないのなら寄って来るまで「音」の誘いを続けるべきだったか。
それぞれの感覚に訴える集器を付けていたけど、その使い方が中途半端だったのだろうな。反省。😰
寄って来たカワハギを隣と奪いあうなら、中距離で効く視覚の誘いで相手の上をいく必要があるのだろう。より反射する、より目立つ物や色とか。
(魚の色彩の認識は人とは違うから、魚から見てって意味だけど。)
この距離だと仕掛けの操作での誘いも重要な要素になるのだろうと思う。
更に寄ったらエサのアミノ酸の量とか大きさになるのかな。
前回2種類のエサを使ったけど、上物の小さいエサより質は落ちても大きいアサリに食ってきていた。3本針のうち1本だけ大きいアサリを付けたら、どの位置でもその針に食ってきた。
質より量を優先していたみたいだ。
結論として、カワハギの全感覚に訴える集器を付け、周りの人より目立つもの、大きいアサリで挑む。これだ。
今度試してみよう。
ただ、これは誘ってカワハギを寄せることを第一に考えたので、アタリを取って掛けることは別問題。
集器を付けると、アタリが取りづらくなるしね。
自分の腕と仕掛けとのバランスが大事なんだろうな。
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