4月2日(土)の一俊丸さんでの泳がせ釣りは、時合いを逃して釣果は1匹のみ。
(天然ね。)
その代わりに、沖あがり時に出番待ちで桶に残ってたエサのマイワシくんを持ち帰って来たから、食卓に刺身で登場して貰おう。
(ツヤツヤだよ。)
(皿もヒラメね。)
(寄りで。大葉の上がえんがわね。)
(ふわふわよ。)
(頭入り。)
(ご飯少な目で分かりにくいですが。)
ヒラメの出汁茶漬け。
でも、それなりの型だから食は楽しみですよ。
(天然ね。)
50cm近い天然ヒラメだと、市場価格4~5,000円くらいだろうか。
どういただこうかと思案しながら、釣行当日は5枚下ろしに捌いて、キッチンペーパーにくるんで身を寝かせる。
その代わりに、沖あがり時に出番待ちで桶に残ってたエサのマイワシくんを持ち帰って来たから、食卓に刺身で登場して貰おう。
(ツヤツヤだよ。)
マイワシの刺身。
不漁のためか、今やマイワシは大衆魚から高級魚に昇格しつつある。
沖あがりまで生きてたから皮目がピカピカで身に張りがあるぞ。
プリッとした新鮮で爽やかなイワシの旨味にショウガの辛味がベストマッチ。
「旨っ!」
家族皆、箸が進んで評判が良い。
新鮮なマイワシの刺身は贅沢だね。
その翌日、満を持してヒラメをいただく。
やはり刺身は外せないな。
有眼側と無眼側の半身を下ろした。
(皿もヒラメね。)
ヒラメの刺身。
身は上品な旨味を味わえるものの、もう1日、2日寝かせた方が本領発揮だろうな。
平日に調理は厳しいから仕方ないけどね。
えんがわは脂ノリノリで旨味たっぷり。
家でこれをいただくのは贅沢だ。
(寄りで。大葉の上がえんがわね。)
生の他にも火を入れた料理でも味わおうと、残る半身で仕立てたのは王道のメニュー。
(ふわふわよ。)
ヒラメのムニエル。
バターを効かせて焼き上げると、身はふっくら、皮はパリパリ。
我が家がフレンチレストランと化す。
セボン。
(頭入り。)
ヒラメの潮汁。
ヒラメのアラからコトコト出汁取りした潮汁は、ほんのりと脂の輪が浮いた上品な味。
料亭のようだね。
頭から大きな頰肉をほじくり出して、口周りのプルプルに吸い付く。
ヒラメは歯が鋭いから注意ね。
そして、余った潮汁と刺身で、
(ご飯少な目で分かりにくいですが。)
ヒラメの出汁茶漬け。
釣魚を余さず味わい尽くすには出汁茶漬けが最適だ。
熱々の出汁で白くなったヒラメの身は旨味が活性化、出汁こもごもズルズルとかっ込んで完璧な〆だね。
ヒラメは1匹だけだったけど、久し振りに味わえて満足でした。
🐡