
お仕事で2年振りに高松へ。
前回は延泊してかみさんも合流し、高知、松山も回ったけれど、今回は日程が月・火曜日なので素直に帰ります。

(羽田のANA便。)
今回も社長の随行なので羽田空港のANAのラウンジで待ち合わせ、プレミアムクラスでの移動。
プライベートじゃ無理だからこのような機会じゃないと乗れませんよ。


(高松空港はここ。)
高松空港からタクシーで瓦町にある宿泊先のホテルに向う。
車中から見る景色が香川に来た感を盛り上げてくれる。


(山近い。)
お昼にうどんをいただいてから取引先の視察、夜には懇親会でお仕事は終了。
翌日社長はゴルフがセッティングされているものの、自分はやらないのでお見送りしたら後は自由行動だ。
前回行けなかった栗林公園に行ってみる。

(「栗林」と書いて「りつりん」と読む。)
天気は生憎の小雨模様。
時折雨は止むもののジメジメと湿度が高くて蒸し暑い。
歩いていると汗が噴き出して来る。
荷物をコインロッカーに預けて扇子で扇ぎながら公園内を見て回る。


(広いね。)
栗林公園はかつては高松藩主松平家の別邸だったそうで、国の特別名勝に指定されている。
文化財庭園の中では日本最大で、平庭部だけでも東京ドーム3.5個分の広さだそうだ。
確かに広いよ。

(花菖蒲園。)
敷地の右下から反時計回りにぐるっと1周するよう見て回る。

(芙蓉沼。)
綺麗に整備されていて緑が目に鮮やか。
日本庭園は心が安らぐな。
平日の午前中なんで人は疎らだけど歩いているのは外国人観光客が多い。

(商工奨励館。)
1/3も歩かずに既に汗まみれ。
涼みがてら商工奨励館に入ってみる。
すると、壁に「讃岐うどんの発展と歴史」というパネル展示がされている。
興味深く見て歩く。



(なるほど。)
香川でうどんが発展した背景には、良質な小麦が採れ、日本屈指の塩の生産地であり、瀬戸内海で'いりこ'の材料であるカタクチイワシが豊富に捕れ、醤油の生産適地であったことが挙げられるそうだ。


(なるほど、なるほど。)
「うどんの歴史」では、806年にうどんの祖型とされる索餅(さくべい)を空海が唐から持ち帰り讃岐に広めたと言われているとある。
諸説あるのだろうけれど、かの弘法大師が讃岐うどんの祖とは知らなんだ。


(ためになりました。)
香川がうどん生産量日本一になったのが1988年。
セルフ型讃岐うどん店が首都圏へ進出し、讃岐うどんブームになったのが2002年。
香川県が「うどん県」宣言をしたのが2011年。
讃岐うどんの歴史は古いものの、全国区で認知されたのは2000年以降なんだな。




(見どころ色々。)




(見どころ色々。)
商工奨励館を出て扇子で扇ぎつつ見て回る。
庭園内には松だけで千本を超える数が植えられているそうだ。
手入れが大変だろうな。



(掬月亭。)
次の目的は掬月亭。
数寄屋風書院造りのこちらにあがって抹茶をいただける。
折角だから一息入れようか。


(抹茶とお菓子のセット。)
抹茶は氷入りの冷たい抹茶をいただく。
座敷に座って一服しながら庭園を眺めると何とも趣きがあるな。

(落ち着きます。)
人の手が入っているのにそれを感じさせない自然な調和が安らぎを与えてくれる。
日本庭園はいいね。

(殿様気分よ。)
お茶をいただいたら奥の間を見学。
南湖に面した奥座敷では3面を見渡せて殿様気分を味わえる。

(贅沢な景色だ。)
誰もいなかったから贅沢な景色を独り占め。
吹き抜ける風が心地良い。
ここでのんびり過ごせたらいいなー。



(高台から南湖を眺める。)
掬月亭を出たら南湖周りを巡ると散策も終盤。
1時間半を掛けて見て回った。
高松に来たら見る価値ありね。
栗林公園オススメです。
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